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上級者向け 受験マニアックス

2022年7月号 2023年度首都圏高校入試の変更点(公立・私立)(第1弾:2022年4月〜6月発表分)

この記事は2022年度の情報です。最新の情報は2023年7月号および2023年11月号をご覧ください。

今号では、来年度の首都圏公立・私立高校入試について、現時点で発表されている変更点を紹介します。大勢が判明する秋頃に、第2弾を紹介する予定です。

公立高校の選抜日程

首都圏各都県の選抜日程が発表されましたので、まとめて紹介します。

東京都

★推薦による選抜

項目 日程
願書受付日 2023年1月12日(木)~18日(水)郵送必着
実施日 2023年1月26日(木)・27日(金)※
合格者の発表 2023年2月2日(木)

★学力検査等による選抜(一般入試)

第一次募集および分割前期募集 分割後期募集および第二次募集
項目 日程 日程
願書受付日 2023年2月1日(水)~2月7日(火)郵送必着 2023年3月6日(月)窓口
実施日 2023年2月21日(火) 2023年3月9日(木)
合格者の発表 2023年3月1日(水) 2023年3月15日(水)
★分割後期募集は、あらかじめ定員の一部を割り振って必ず実施されるのに対して、二次募集は、一次募集を終えて定員に満たない場合に実施されます。
  • 2023年度もインターネット出願が試験的に実施されます。この場合の出願日程は今後別途定めます。
  • インフルエンザ等対応の追検査は分割後期募集・第二次募集の日程で、追検査が受検できなかった場合のさらなる追検査は3月22日出願、27日が検査実施、28日合格発表です。
  • 学校によって異なります。
神奈川県
共通選抜 募集期間 2023年1月25日(水)~27日(金)は郵送のみ(必着)
25日(水)~27日(金)・30日(月)~2月1日(水)窓口
志願変更 2023年2月6日(月)~8日(水)
学力検査 2023年2月14日(火)
面接・特色検査 2023年2月14日(火)~16日(木)※
追検査 2023年2月22日(水)
合格者の発表 2023年2月28日(火)
定通
分割選抜
募集期間 2023年3月2日(木)・3日(金)
志願変更 2023年3月6日(月)・7日(火)
学力検査 2023年3月10日(金)
面接・特色検査 2023年3月10日(金)・13日(月)※
合格者の発表 2023年3月17日(金)
二次募集
(全日制)☆追加の検査
募集期間 2023年3月2日(木)・3日(金)
志願変更 2023年3月6日(月)・7日(火)
学力検査 ☆2023年3月9日(木) 面接実施の学校あり
合格者の発表 ☆2023年3月15日(水)
★二次募集は、全日制では共通選抜を終えて定員に満たない場合に実施されます。
  • クリエイティブスクールは学力検査を実施せず、面接・自己表現活動です。
  • 学校によって異なります。

☆ コロナ対応の追加の検査は、出願や志願変更はなく、3月9日の検査と15日の発表のみ

千葉県
入学願書等の提出期間 2023年2月8日(水)・9日(木)・10日(金)
変更受付期間 2023年2月15日(水)・16日(木)
学力検査等の期日 第1日目 2023年2月21日(火) 学力検査国数英
第2日目 2023年2月22日(水) 学力検査理社 各高校で定めた検査実施
《面接・集団討論・自己表現・作文・小論文・適性検査ほか》
追検査受付期間 2023年2月24日(金)・27(月)
追検査の期日 2023年3月1日(水)
入学許可候補者の発表 2023年3月3日(金)

第2次募集(地域連携アクティブスクールを含む、通常の全日制では欠員が出た場合のみ実施)

入学願書等の提出期日 2023年3月8日(水)
変更受付期日 2023年3月9日(木)
学力検査等の期日 2023年3月13日(月) 学力検査、必要に応じて各校が定めた面接等
入学許可候補者の発表 2023年3月15日(水)
埼玉県
出願期間 2023年2月9日(木)・10日(金)・13日(月)
2月9日は郵送のみ受け付け
志願変更 2023年2月15日(水)・16日(木)
学力検査 2023年2月22日(水)
面接・芸術系の実技検査等 2023年2月24日(金) 実施校のみ
入学許可候補者発表 2023年3月3日(金)
追検査 2023年3月6日(月)
追検査入学許可候補者発表 2023年3月8日(水)

【公立・私立高校】大きく変わる学校

共学化、コース制の改編など、大きく変わる学校を紹介します。その他の学校の変更点については付録の「2022年4月〜6月に発表された変更点一覧」をご覧ください。

公立高校
東京都

白鷗高校が完全中高一貫化で募集停止予定です。
また、都立の工業高校15校は校名を「工科高校」に変更する予定です。対象校は蔵前、墨田、中野、杉並、荒川、北豊島、練馬、足立、本所、葛西、府中、町田、小金井、多摩、田無の各工業高校を、蔵前工業高校→蔵前工科高校のように変更する方針です。

  • 東京都立高校入試で英語スピーキングテストを活用
    今年度から「東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)」が新設されます。これは、都内公立中3生対象のスピーキングの検定試験で、この成績結果を、2023年度から東京都立高校の一般入試で活用していきます。

実施予定

11月27日(日)に正規実施、病欠等の欠席者は12月18日(日)に、追試験の実施を予定しています。

成績評価

検定試験の成績結果はA~Fの6段階で評価され、1月中旬に中学校と受験生個人にスコアレポートが届きます。

都立高校入試での活用

東京都立高校の一般入試(第一次募集・分割前期)で活用される予定です。中学校発行の調査書にスコアが記載され、高校入試の総合点算出時にAは20点、Bは16点、Cは12点、Dは8点、Eは4点、Fは0点として、学力検査点や従来からの調査書点(内申点)の別枠で加算されます。

原則として、学力検査5教科500点満点を700点満点に、調査書の評定は300点満点に換算して合計し、さらに2023年度からは英語スピーキングテスト(ESAT-J)の結果20点満点を合計し、上位から合格します。3教科では学力検査を600点満点に、評定は400点満点に換算して合計しますが、例外も多くあります。面接や実技がある場合は1020点にさらにプラスして1220点満点などとなります。

神奈川県

城山高校は2023年度から相模原総合と統合し単位制普通科の新高校になる予定です。ただし、相模原総合は2021年度からすでに募集停止のため、実質的には大きな変化はありません。
また、逗葉高校と瀬谷高校も、それぞれ逗子高校、瀬谷西高校と統合しますが、やはり実質的には大きな変化はありません。
なお、2024年度は厚木商業と厚木東が統合予定です。

千葉県

2023年度は特に再編予定はありませんが、市立稲毛高校は段階的に中等教育学校へ移行中で、2025年度から高校募集停止予定です。

埼玉県

2023年度から児玉高校と児玉白楊を統合、普通科・機械科・電子機械科・生物資源科・環境デザイン科の併設校になる予定です。また、飯能高校と飯能南高校も2023年度から統合予定です。

私立高校
共学化・校名変更
  • 芝国際高校
    東京都港区の東京女子学園高校は共学募集に変更して、校名を「芝国際高校」とします。高校募集は最難関選抜・難関選抜・特別進学コースと国際生コースADVANCED・BASICクラスの4コース5課程になります。STEAM教育やPBL(問題解決型学習)、グローバル化対応など、いわゆる21世紀型教育の実践校ですが、大学入試対策にも力を入れ、難関大学進学もめざします。

  • 聖ヨゼフ学園高校
    2019年度に中学募集を女子校から共学化した横浜市鶴見区の聖ヨゼフ学園は、学年進行で高校募集を共学化します。校名変更はありません。現在はCEFR B2レベル(英検準1級相当)の英語力習得を目指すアドバンスト・イングリッシュと、少人数制のきめ細かい指導を中心とした総合進学の2コース制ですが、探究学習を前面に打ち出したIL(Inquiry Based Learning)コースが新設されるため、3コース制になります。

  • 品川学藝高校
    東京都品川区の日本音楽高校は、音楽科のみの女子校でしたが、2023年度から普通科を新設、共学化して校名を「品川学藝高校」に変更します。普通科はeスポーツエデュケーションとリベラルアーツの2コース制、音楽科はパフォーミングアーツ(バレエ・ミュージカル専攻)とミュージック(声楽・ピアノ・管・弦・打楽器専攻)の2コース制になります。特にeスポーツエデュケーションコースは、全日制高校としては全国でもほとんど例がない「eスポーツ」に重点を置いたカリキュラムになります。

  • 自由ヶ丘学園高校
    東京都目黒区の自由ヶ丘学園高校は、男子校から共学化します。校名の変更はありません。大学や企業と連携した教育やSEL(社会性と情動の学習)プログラムを前面に打ち出しており、共学化で「共創」を深めます。PGプログレス、ILA国際教養、STEAM理数、GIグローバル、SRサイエンスリサーチ、ASアスリート、HS文理の7コース制(難易度ではプログレス/アドバンスILA・STEAM/アカデミックGI・SR・AS・HSの3つのコア)に変更はありません。
    なお、東京都世田谷区の男子校である日本学園高校は、2026年度から明治大学の系列化、共学化して校名を「明治大学付属世田谷高校」に変更することが公表されていますが、2023年度の高校入学生は日本学園高校として卒業します。2023年度から総合進学コースを進学コースに改称しますが、現在と大きな変更はありません。

国立高校
  • 東京工業大学附属科学技術高校
    2025年度末に大学のキャンパスがある大岡山への移転が予定されています。この結果、来春の入学生は3年間現在の田町キャンパスで過ごし、2024年度の入学生(現中2)は高3に進級する段階で田町から大岡山に移転、現中1は高2に進級する時点での移転になります。

2022年4月〜6月に発表された変更点一覧

現段階(2022年7月時点)で判明している2023年度首都圏高校入試の変更点一覧を紹介します。



[筆者紹介]

首都圏中学受験・高校受験に関わるようになって○十年。現在でも多くの私立学校説明会やイベント、研究会などに顔を出し、日々私立学校の情報を収集・発信している。

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