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上級者向け 受験マニアックス

2019年3月号 2019年首都圏入試を振り返る(公立高校編)

2019年の高校入試が終了しました。今回の受験マニアックスでは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の公立高校の入試状況の振り返りをご紹介します。
各校の詳しい応募者数や受験者数、応募倍率等については、添付のPDFをご覧ください。
なお、私立高校の入試状況の振り返りは、次号(4月号)で行う予定です。

首都圏全体の状況

昨年に続き、各都県で共通して公立高校離れが進み、私立高校人気が高まっています。昨年は中堅までの学力レベルの受験生が面倒見の良い私立を選ぶ傾向が強かったのですが、今年は学力上位層の受験生の公立離れが目立ちました。

しかしこれには地域差があり、例えば東京の城東地区(足立区、葛飾区、江戸川区、荒川区、台東区、墨田区、江東区)では、依然として都立人気が根付いています。一方、東急沿線の23区外縁地域では、学力上位層の受験生たちも積極的に私立を選択している様子が見られます。多摩地区や神奈川、千葉、埼玉県でも地域によって、私立志向の高まりに違いが見られます。総じて東京寄りの地域では私立志向が上がっている傾向が見られます。

また、今年は特に女子で「入りやすい公立離れ」が顕著に見られました。何年か前までは「絶対公立派」が入りやすい公立高校に集まっていましたが、それが減ってきたのです。この背景の1つには、最近イメージが変わって人気が出てきた通信制高校が、この学力層の受験生の受け入れ先として台頭してきたことがあるのかもしれません。

東京都・都立高校:全体の状況

公立中卒業予定者数は76,441名で、昨年よりも334名だけ減りました。公立中卒業予定者数は微減というか、昨年並みと言っても差し支えないほどの生徒数ですが、高専も含む全日制都立高校への進学希望者数は男子が447名減、女子は770名減で、こちらは昨年に続く大幅減です。

都立と都立以外の希望率を調べると、都立の希望率は昨年に続いて大幅に下がっていて、67%以下となっています。これは、2005年以来の低水準です。反対に、都立以外の希望率は昨年、今年と急上昇し、24%以上になりました。都立離れと私立志向の高まりが顕著に見られる結果となりました。

東京都・都立高校:推薦入試

1.概況

推薦の募集定員は9,024名で昨年より3名減、応募者数は23,547名で昨年より1,545名減でした。応募者数は5年連続の減少です。応募倍率は2.61倍で、昨年より0.17ポイント下がりました。

2.学年制普通科の人気校

学年制普通科の応募倍率上位10校をご紹介します。推薦入試は一般入試と比べて志望校選びに妥協が少ないため、実際に受験生が行きたいと思う人気校を反映しているといえるでしょう。

推薦入試の応募倍率が高かった都立高校(学年制普通科、2017〜2019年)

順位 19年男子 18年男子 17年男子 19年女子 18年女子 17年女子
校名 応募
倍率
校名 応募
倍率
校名 応募
倍率
校名 応募
倍率
校名 応募
倍率
校名 応募
倍率
1 青山 5.86 小岩 4.97 片倉 5.08 青山 7.08 三田 6 青山 8.15
2 小岩 5.59 広尾 4.65 東大和南 4.91 本所 6.05 竹早 5.86 竹早 6.43
3 城東 5.48 城東 4.59 本所 4.83 鷺宮 5.46 青山 5.67 高島 5.9
4 南葛飾 5.45 葛飾野 4.58 葛飾野 4.61 城東 5.37 国立 5.67 小岩 5.71
5 東大和南 4.36 東大和南 4.5 東大和 4.5 日本橋 5 小岩 5.5 松原 5.5
6 鷺宮 4.29 戸山 4.22 高島 4.48 小岩 4.91 足立 5.12 本所 5.44
7 高島 4.27 足立 4.21 松が谷 4.46 小山台 4.83 向丘 5.1 広尾 5.39
8 足立 4.18 青山 4.06 竹早 4.43 足立西 4.83 広尾 5 向丘 5.15
9 石神井 4.14 南葛飾 4.05 足立西 4.3 松が谷 4.59 鷺宮 4.96 小平西 5.15
10 片倉 4.04 松が谷 4.04 紅葉川 4.29 小平 4.56 北園 4.67 江戸川 5.03

男子のトップはおしゃれな雰囲気がある青山で、昨年、一昨年はランキング外でしたが、今年は人気が復活しています。2位の小岩、3位の城東、4位の南葛飾、5位の東大和南、8位の足立は昨年に続く登場で、男子は人気校の固定化傾向が強くなっています。

女子のトップも青山です。男子に比べると昨年や一昨年にも登場している学校は少なく、人気校の固定化傾向はあまり見られません。

ところで、今年は旧第6学区(墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区)の学校が、男子で3校、女子で4校ランクインしました。この地域は都立人気が根強いため、その他の地域の都立の応募倍率が下がる中で、相対的に上位に登場するようになっています。

3.単位制他の人気校

単位制他(単位制、コース制、専門学科、昼夜間定時制)の応募倍率上位10校をご紹介します。

推薦入試の応募倍率が高かった都立高校(単位制他、2017〜2019年)

順位 19年応募倍率 18年応募倍率 17年応募倍率
校名 課程 応募
倍率
校名 課程 応募
倍率
校名 課程 応募
倍率
1 総合芸術 舞台表現 7.17 総合芸術 舞台表現 6.67 新宿 普通 7.56
2 園芸 動物 6.20 新宿 普通 6.16 総合芸術 舞台表現 7.50
3 総合芸術 美術 5.71 総合芸術 美術 5.75 園芸 動物 6.90
4 工芸 デザイン 5.20 国際 一般生徒 4.95 総合芸術 美術 5.21
5 新宿 普通 5.03 駒場 保健体育 4.83 大泉桜 普通 4.65
6 工芸 グラフィックアーツ 5.00 園芸 動物 4.60 農業 服飾 4.60
7 農業 食物 4.90 農業 食物 4.40 農業 食物 4.50
8 駒場 保健体育 4.42 工芸 アートクラフト 4.00 飛鳥 普通 4.35
9 国際 一般生徒 4.31 瑞穂農芸 畜産科学 4.00 駒場 保健体育 4.25
10 総合芸術 音楽 4.00 第五商業 ビジネス 3.94 六郷工科 デザイン工学 4.20

1位は昨年に続いて総合芸術・舞台表現、2位は昨年の6位から上がった園芸・動物です。都内に1~2校程度しか設置されていない、独自色の強い学科の人気が高くなっています。

昨年、今年と目立つのは、新宿以外の単位制都立高校の人気低下です。一昨年は新宿、大泉桜、飛鳥が登場しましたが、昨年と今年は新宿のみです。単位制が姿を消したことで食物や音楽など専門色の強い高校・課程がランキングに入るようになりましたが、相対的な話ですから、一部を除いてこれらの人気が上がったというわけではありません。

東京都・都立高校:一般入試

1.概況

一般入試の募集定員は、海外帰国生等も含め31,619名で、昨年より129名増えています。志願変更後の応募者総数は44,160名で、昨年よりも1,000名以上減りました。実質倍率は1.35倍で、昨年より0.03ポイント下がりました。

2.応募者が多かった高校

学年制普通科と単位制他(単位制、コース制、専門学科、昼夜間定時制)の、応募者数上位10校をご紹介します。

応募者が多かった都立高校(2018年・2019年)

  2019年男子 2018年男子 2019年女子 2018年女子 2019年
単位制他
2018年
単位制他
1 戸山 331 戸山 316 小岩 285 文京 289 新宿 606 新宿 655
2 日比谷 329 日比谷 313 日比谷 259 北園 284 国分寺 451 国分寺 404
3 青山 285 青山 304 青山 250 小岩 258 墨田川 357 芦花 360
4 豊多摩 278 北園 291 豊多摩 246 青山 251 稔ヶ丘 341 稔ヶ丘 351
5 小岩 260 文京 283 戸山(同数5位) 244 向丘 247 芦花 320 墨田川 328
6 江戸川 256 豊多摩 275 文京(同数5位) 244 日比谷 243 国際一般 286 六本木 295
7 江北(同数7位) 252 西 272 北園 241 武蔵丘 233 六本木 277 国際一般 293
8 狛江(同数7位) 252 立川 264 上野 231 雪谷 230 上水 247 世田谷泉 291
9 文京 239 狛江 257 小山台 227 三田 228 杉並総合 247 大江戸 282
10 南平 234 城東 243 鷺宮 224 豊多摩 227 多摩科技 245 多摩科技 275
国立 227

※多摩科技→多摩科学技術

地域的な目で見ると、旧第2学区(新宿区、目黒区、世田谷区、渋谷区)の公立高校の人気低下が目立ち、私立を選ぶ受験生が増えていることがうかがえます。一方、城東地区と呼ばれる旧第5学区(中央区、台東区、荒川区、足立区)・第6学区(墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区)では依然として都立人気が高く、相対的に上位に登場するケースが増えています。

学年制普通科の男子は、1位が戸山、2位が日比谷、3位が青山で、ここまでは昨年と同じです。5位の小岩、6位の江戸川、7位の江北は、都立人気が根強い城東地区の学校です。3位以下は同順位の応募者数が昨年より減っていて、受験生が私立に流れていることがうかがえます。

続いて学年制普通科の女子です、1位は昨年3位の小岩、2位は昨年6位の日比谷、3位は昨年4位の青山です。昨年1位の文京と昨年2位の北園は、今年は5位と7位に入っていて、応募者は少し減りましたが人気は維持しています。また、男子とは異なり、今年と昨年の同順位の応募者数はほぼ同じです。女子は、表には登場しない学校で公立離れが起こっています。

単位制他は、1位が新宿、2位が国分寺で、2016年以来同じ組み合わせです。10校中8校が昨年も登場していて、残る2校の上水と杉並総合は昨年の11位と12位でしたから、人気校は固定化しています。7位以降は昨年の同順位よりも応募者数が減っていて、私立志向の高まりの影響が見られます。

3.応募倍率が高かった高校

学年制普通科と単位制他(単位制、コース制、専門学科、昼夜間定時制)の、応募倍率上位10校をご紹介します。

応募倍率が高かった都立高校(2018年・2019年)

  2019年男子 2018年男子 2019年女子 2018年女子 2019年単位制他 2018年単位制他
1 戸山 2.51 戸山 2.39 日比谷 2.14 広尾 2.43 国際一般 2.92 国際一般 2.99
2 日比谷 2.47 日比谷 2.37 鷺宮 2.11 北園 2.33 園芸・動物 2.72 芸術・舞台 2.75
3 青山 2.18 北園 2.2 青山 2.1 三田 2.3 芸術・舞台 2.43 園芸・動物 2.44
4 豊多摩 2.11 広尾 2.15 小岩 2.096 目黒 2.152 桑志・シス 2.36 新宿 2.31
5 田園調布 2.01 三田 2.09 本所 2.09 雪谷 2.15 府中工・情 2.2 芸術・美術 2.07
6 白鷗 1.97 豊多摩 2.08 2.07 足立東 2.13 芸術・美術 2.16 拓真一般枠 2
7 石神井 1.931 秋留台 2.06 豊多摩 2.03 文京 2.11 新宿 2.134 農業・食物 1.92
8 江戸川 1.925 西 2.06 戸山 2.02 東村山 2.05 小平・外語 2.125 工芸・デザ 1.92
9 本所 1.91 足立東 2.05 三田 2.01 小平南 2.028 工芸・デザ 2.04 芸術・音楽 1.89
10 江北 1.909 青山 2.04 北園 1.99 向丘 2.025 農業・食物 2 瑞穂・畜産 1.88

※ 拓真一般枠→八王子拓真一般枠、瑞穂・畜産→瑞穂農芸・畜産科学、工芸・デザ→工芸・デザイン、府中工・情→府中工業・情報技術、小平・外語→小平・外国語、桑志・シス→八王子桑志・システム情報、芸術・舞台→総合芸術・舞台表現、芸術・音楽→総合芸術・音楽、芸術・美術→総合芸術・美術

応募者数と同様に、旧第2学区の公立学校の倍率が低下気味で、都立人気が根強い城東地区の学校が多く登場するようになっています。ただし、トップレベル校の倍率はあまり変わらず、高い水準を維持しています。

学年制普通科男子は、1位が戸山、2位が日比谷で昨年と同じです。3位は昨年10位の青山、4位は昨年6位の豊多摩です。6位の白鷗、8位の江戸川、9位の本所、10位の江北はいずれも城東地区の学校で、昨年はランキングに登場していません。

学年制普通科女子は男子以上に入れ替わりが激しく、昨年に続いて登場したのは9位の三田と10位の北園だけです。2014年から昨年までトップを続けていた広尾も、ランク外となりました。なお、4位の小岩、5位の本所、6位の東は全て旧第6学区の学校で、これまで応募倍率トップ10に登場したことはありません。

単位制その他の1位は昨年と同じ国際・一般で、例年高い人気です。また、独自色が強いところの人気が高くなっているのは、推薦入試と同様です。このグループは募集定員が少なく、ちょっとした応募者数の増減で順位が変わりやすいのですが、10校中7校は昨年も登場していて、人気の固定化傾向が見られます。一方、この表外の専門系の学校・課程は定員割れが非常に多くなっており、特に工業系の人気低下が目立ちました。

4.トピックス:日比谷の二次募集

今年の入試では、全都的なトップレベル校である日比谷が定員割れして二次募集を行うという、前代未聞の事態が起こりました。応募者は例年通りたくさん集まったのですが、日比谷と難関私国立高校を併願していた受験生が、両方に合格したのちに後者への進学を選んだケースが多かったのです。

日比谷は例年、辞退者が出ることを見込んで定員よりも多めに合格者を出します。今年は余剰分を16名にしたのですが、「読み」が外れてそれ以上の辞退者が出たのです。人気を過信し、足元を救われたと言えるでしょう。

地方の受験関係者の中には、「公立トップ校での二次募集実施なんて信じられない」と思う方が多くいらっしゃることでしょう。日比谷の二次募集は、都立のトップ校でさえ、私立・国立進学校と天秤にかけられている現状を表した出来事でしょう。

神奈川県・公立高校

1.全体の状況

公立中卒業予定者数は68,702名で、昨年より410名減少しました。全日制公立高校の希望率はこの5年ほど連続して下がっており、今年は79.0%と、2007年以来の80%割れになりました。一方、県内私立・県外私立の希望率は、昨年に続いて上がっています。県外私立の数字の大半は東京の私立です。

神奈川県の私立高校授業料補助制度の対象は県内私立に通う生徒で、県外の私立に行く場合は補助がありません。県外私立の希望率上昇は、教育の質を重視し、お金をかけて東京の私立を選ぶご家庭が増えていることを示しています。

全日制公立高校の募集定員は42,810名で昨年より233名減、志願変更後の最終応募者数は50,887名で昨年より893名減、応募倍率は1.19倍で昨年より0.01ポイント下がりました。

2.トップレベル校で共通の自己表現問題がスタート

今年から、横浜翠嵐、柏陽、湘南、厚木、希望ヶ丘、横須賀、平塚江南の7校で、共通の自己表現問題が実施されました。「論理的思考力・判断力・表現力・情報活用能力を見る」内容で、共通問題と共通選択問題から構成されます。共通問題は7校全てで共通して出題されるもの、共通選択問題は、あらかじめ複数用意された大問から各校が選んで出題するものです。

出題の内容としては、従来実施されていた自己表現問題よりも記述式が減り、記号選択式が増えています。しかし、教科横断色が非常に強く、想定外のテーマが扱われる問題もあって、苦戦した受験生も多かったようです。湘南や横浜翠嵐の受験生からすると「従来の自己表現より易しくなった」と感じたかもしれませんが、その他の学校の受験生にとっては「難しくなった」のではないでしょうか。

2020年度は、横浜緑ヶ丘、川和、多摩、光陵、横浜平沼、茅ヶ崎北陵、小田原、大和、相模原、鎌倉の各校も共通の自己表現問題を採用する予定です。なお、難度や対策が落ち着くまでには、あと数年かかりそうです。

3.普通科の応募者数ランキング

普通科の応募者数上位10校は以下の通りです。

応募者が多かった神奈川県公立高校(普通科、2017〜2019年)

 年度 応募者数トップ10 普通科
2019年度 2018年度 2017年度
1 横浜翠嵐 758 横浜翠嵐 777 横浜翠嵐 719
2 湘南 617 湘南 548 市ヶ尾 570
3 市ヶ尾 550 新羽 521 元石川 553
4 生田 537 荏田 512 海老名 544
5 住吉 530 多摩 502 住吉 534
6 希望ヶ丘 528 希望ヶ丘 499 大船 520
7 七里ガ浜 515 港北 491 川和 511
8 海老名 510 七里ガ浜 487 七里ガ浜 498
9 市立桜丘 498 市ヶ尾 485 荏田 496
10 横浜緑ヶ丘 492 川和 483 霧が丘 495

※ 単位制や昼間部定時制(定時制の場合は共通選抜)を含み、クリエイティブスクールを除く。

応募者数の1位は今年も横浜翠嵐で、入試が現行制度になった2013年からトップの座を守り続けています。2位も昨年と同じ湘南、3位は応募者が大きく増えて昨年の9位から上がった市ヶ尾です。その他の順位にも、例年の人気校が名を連ねています。

4.普通科の応募倍率ランキング

続いて、応募倍率上位10校をご紹介します。

応募倍率が高かった神奈川県公立高校(普通科、2017〜2019年)

年度 応募倍率トップ10 普通科(2017・18年は同順位あり)
2019年度 2018年度 2017年度
1 横浜翠嵐 2.12 横浜翠嵐 2.17 横浜翠嵐 2.01
2 横浜緑ヶ丘 1.77 多摩 1.81 新城 1.78
3 湘南 1.72 横浜緑ヶ丘 1.64 多摩 1.63
4 多摩 1.7 新城 1.56 横浜緑ヶ丘 1.612
5 光陵 1.62 湘南 1.53 川和 1.607
6 市立桜丘 1.57 光陵 1.53 元石川 1.54
7 横浜平沼 1.503 川和 1.52 柏陽 1.53
8 市立東 1.5 大和 1.47 大和 1.5
9 市立金沢 1.497 市立高津 1.46 市立桜丘 1.497
10 住吉 1.48 市立戸塚 1.45 市立金沢 1.497

今年も横浜翠嵐が1位で、応募者数同様、現行の入試制度になった2013年以降トップを維持しています。2位の横浜緑ヶ丘は毎年1つずつ順位を上げています。3位の湘南は昨年5位、4位の多摩は昨年2位、5位の光陵は昨年6位で、このあたりの学校は人気が続いています。

今年特に人気が上がったのは、7位の横浜平沼で、2013年に現行の制度になってから初の登場です。横浜駅西口に近い便利でおしゃれな立地条件が、受験生に支持されたのでしょう。

5.コース制他の応募倍率ランキング

次に、コース制や専門学科、総合学科などの応募倍率上位10校をご紹介します。(少定員の学科が多く、応募者数でランキングを作ると登場校が固定化するため、倍率のみの紹介とします)

応募倍率が高かった神奈川県公立高校(コース制他、2017〜2019年)

年度 応募倍率トップ10 コース制・専門学科・総合学科・クリエイティブ(2018・17年は同順位あり)
2019年度 2018年度 2017年度
1 市立横浜商業 国際学 2.09 市立橘 国際 1.85 市立橘 国際 1.92
2 神奈川総合 個性化 1.9 上矢部 美術 1.79 市立橘 スポーツ 1.67
3 市立横浜商  Sマネジメント 1.872 市立横浜商業 Sマネジメント 1.74 市立戸塚 音楽 1.64
4 神奈川総合 国際文化 1.865 川崎総合科学 情報工学 1.67 サイエンスフロンティア 理数 1.55
5 弥栄 美術 1.72 神奈川総合 国際文化 1.62 中央農業 畜産科学 1.513
6 川崎総合科学 デザイン 1.56 サイエンスフロンティア 理数 1.6 白山 美術 1.436
7 川崎総合科学 電子機械 1.54 川崎総合科学 建設工学 1.59 鶴見総合 総合 1.427
8 市立戸塚 音楽 1.46 横浜国際 国際 1.53 みなと総合 総合 1.42
9 みなと総合 総合 1.44 相原 畜産科学 1.51 川崎総合科学 科学 1.41
10 川崎総合科学 情報工学 1.41 川崎総合科学 電子機械 1.51 弥栄 スポーツ科学 1.41

※ 応募定員が極小の帰国生枠は含まない。
※ サイエンスフロンティア→市立横浜サイエンスフロンティア、市立横浜商業・Sマネジメント→市立横浜商業・スポーツマネジメント

このグループは募集定員が小規模なことが多く、倍率や順位の変動は大きくなっています。3年連続で登場している学校・課程はありません。

昨年と今年のランキングには、建設工学や電気機械といった職業系専門学科が登場するようになっています。しかしよく見ると、登場しているのは川崎総合科学1校のみです。同校は15階建てのビルが校舎になっていて、食堂からはスカイツリーも見えるといった充実した設備を誇っていて、しかも川崎市立なのに全県から出願できますから、遠くからも同校を希望する受験生が珍しくないのですが、だからこそ人気になったという面はあり、神奈川県の受験生の間で全般的に職業系専門学科人気が上がっているというわけではありません。

なお、表には登場しませんが、今年注目されたのは横浜国際が新設した国際バカロレアコースです。定員は20名と小規模で、25名が応募しました。難度面は同校の一般よりも少し高くなったようです。国際バカロレア教育は従来の日本の英語教育とは一線を画する特徴的な内容であるため、従来コースの上位コースという位置付けにはなりません。よって、同校のこれまでの受験生層とは少し異なった、独創性や個性を重視する受験生が集まった様子です。

6.応募の取り消し・欠席・定員割れについて

全日制公立高校の、応募先変更後の取り消し・欠席は410名、受検後取り消しは328名で、いずれも昨年より減っています。志願変更後の取り消し・欠席の割合も0.8%で昨年の0.9%より下がっています。私立志向が高くなって、公立か私立か迷いながら受検するケースが減ったのでしょう。応募の取り消し・欠席・受検後取り消しが目立ったのは、旧学区トップ校や東京隣接地域の学校です。第一志望の有名私立に先に合格し、公立受検の取り消しや欠席をしたのでしょう。

今年は定員割れした学校が昨年よりも多く、34校43学科・コースで計615名でした(帰国枠、連携枠を除く)。昨年よりもさらに「入りやすい普通科系の公立高校」の人気が下がっているだけでなく、専門学科でも定員割れが目立っています。

千葉県・公立高校:全体の状況

県内公立中卒業予定者数は50,348名で、昨年より1,229名減りました(県立千葉・市立稲毛の内部進学者を除く)。県内全日制公立高校の希望者(隣接県協定の対象となる埼玉・茨城県からの希望者も含む)は38,021名で、昨年より1,530名減りました。全日制公立高校を希望する割合は昨年に続いて大きく下がり、今年は75%以下となりました。全日制公立高校の平均希望倍率は1.16倍で、編集部に記録が残る2003年度以降で最低です。公立離れと私立志向上昇の影響がはっきり見られます。

千葉県・公立高校:前期選抜

1.概況

前期選抜の募集定員は22,026名で昨年より456名減、応募倍率は昨年より0.03ポイント下がった1.71倍でした。

2.全日制普通科の人気校

全日制普通科の応募者数と応募倍率の上位10校は以下の通りです。

千葉県公立高校・前期選抜の応募者数・応募倍率ランキング(全日制普通科、2018・2019年)

順位 応募者数トップ10
2019年前期 2018年前期
校名 応募者数 校名 応募者数
1 県船橋 631 幕張総合 990
2 千葉東 612 千葉東 701
3 柏南 546 県船橋 672
4 市川東 531 東葛飾 590
5 市立松戸 528 柏南 564
6 国分 521 鎌ヶ谷 559
7 鎌ヶ谷 516 検見川 543
8 佐倉 490 国分 508
9 市立千葉 476 市川東 500
10 県千葉 458 千葉西 492
津田沼 492
順位 応募者倍率トップ10
2019年前期 2018年前期
校名 応募倍率 校名 応募倍率
1 県船橋 3.29 県船橋 3.5
2 千葉東 3.19 千葉東 3.25
3 県千葉 3.18 東葛飾 3.07
4 市立松戸 3.14 県千葉 3
5 成田国際 3.03 鎌ヶ谷 2.91
6 東葛飾 3 柏の葉 2.833
7 佐倉 2.92 成田国際 2.825
8 柏の葉 2.85 佐倉 2.7
9 市立千葉 2.83 国分 2.65
10 国分 2.71 柏南 2.61

応募者数は、学校の規模が大きい幕張総合が例年トップを続けてきましたが、今年から総合学科に転換したため、この表から外れています。代わってトップになったのは昨年3位の県船橋、2位は昨年も2位の千葉東、3位は昨年5位の柏南です。1〜3位の各校は昨年より応募者が減っていて、公立離れの影響が見られます。全体的に、例年の上位校がランキングに登場していて、人気校の固定化傾向が見られます。

応募倍率を見ると、1位の県船橋は5年連続のトップで高い人気が続いています。2位は昨年も2位の千葉東、3位は昨年4位の県千葉です。市立松戸は人気が急上昇して今年4位に登場しましたが、その他の学校は例年も上位にきているところで、倍率面でも人気校は固定化しています。

3.専門学科などの人気ランキング

専門学科、コース、総合学科や昼間定時制などの応募倍率上位校です。(少定員の学科が多く、応募者数でランキングを作ると登場校が固定化するため、倍率のみの紹介とします)

千葉県公立高校・前期選抜の応募倍率ランキング(専門系他、2018・2019年)

順位 応募者倍率トップ10
2019年前期 2018年前期
校名 課程 応募倍率 校名 課程 応募倍率
1 県船橋 理数 4.46 県船橋 理数 3
2 小金 総合 2.92 小金 総合 2.83
3 県柏 理数 2.68 生浜 午前部 2.74
4 松戸南 午前部 2.58 市立稲毛 国際教養 2.73
5 市立松戸 国際人文 2.53 市立千葉 理数 2.63
6 市立千葉 理数 2.47 幕張総合 看護 2.48
7 幕張総合 総合 2.46 佐倉 理数 2.23
8 松戸南 午後部 2.37 県柏 理数 2.2
9 佐倉 理数 2.23 市立松戸 国際人文 2.15
10 市立稲毛 国際教養 2.07 松戸国際 国際教養 2.146

 この2年のランキングに登場するのは理数や国際など普通科系専門学科や総合学科ばかりで、職業系専門学科はほとんど見られなくなりました。

 1位の県船橋・理数と2位の小金はここ3年連続で同じ組み合わせです。県船橋・理数は今年応募者が増加し、倍率4倍を超える厳しい選抜となりました。小金は2016年に普通科から総合学科に転換した学校で、従来の総合学科のイメージとは一線を画する進学指導に重点を置いた教育内容で、高い人気が続いています。7位に登場した幕張総合は、小金のようなスタイルを目指し、今年から総合学科に転換した学校です。同校は昨年より募集定員が減ったのに応募者は増え、受験生の期待が寄せられています。10校中7校は昨年も登場していて、人気校には固定化傾向が見られます。

千葉県・公立高校:後期選抜

1.概況

後期選抜の募集定員は11,360名と、昨年より239名減っています。志願変更後の確定応募者数は15,405名で昨年より876名減、応募倍率は昨年の1.40倍から1.36倍に下がりました。

また、学校間の人気格差が目立ち、幕張総合、佐倉、小金、県船橋、柏南などの難関・上位校では大量の不合格者が出る厳しい入試になりましたが、35校48学科870名は定員割れの二次募集になりました。

2.全日制普通科の人気校

全日制普通科の応募者数と応募倍率の上位10校は以下の通りです。

千葉県公立高校・後期選抜の応募者数・応募倍率ランキング(全日制普通科、2018・2019年)

順位 応募者数トップ10 同順位あり
2019年後期 2018年後期
校名 応募者数 校名 応募者数
1 県船橋 283 幕張総合 469
2 柏南 281 東葛飾 333
3 佐倉 276 県船橋 311
4 市川東 271 千葉東 305
5 千葉東 260 柏南 292
6 国分 246 鎌ヶ谷 272
7 津田沼 244 市川東 269
8 鎌ヶ谷 238 柏中央 258
9 八千代 234 検見川 251
10 船橋東 232 津田沼 247
柏中央 232 船橋芝山 247
順位 応募者倍率トップ10
2019年後期 2018年後期
校名 応募倍率 校名 応募倍率
1 成田国際 2.51 東葛飾 2.6
2 佐倉 2.46 県船橋 2.43
3 県千葉 2.27 八千代 2.143
4 県船橋 2.21 成田国際 2.138
5 東葛飾 2.092 鎌ヶ谷 2.13
6 八千代 2.089 千葉東 2.1
7 市立千葉 2.04 柏南 2.03
8 千葉東 2.03 県千葉 1.95
9 柏の葉 1.98 松戸国際 1.93
10 柏南 1.95 県柏 1.92

応募者数では、前期と同じく長い間トップを続けてきた幕張総合が今年から総合学科に転換したため、表から姿を消しました。代わってトップになったのは昨年3位の県船橋です。2位は昨年5位の柏南、3位は一昨年9位で隔年的に応募者が増減している佐倉です。他の順位も、概ね例年の人気校が登場しています。なお、昨年2位の東葛飾がランキング外になったのは、中高一貫化第1期生が内部進学するために、高校の募集定員を減らしたためです。

応募倍率では、昨年4位だった成田国際がトップになりました。2011年に現行制度になってからは県千葉、県船橋、東葛飾といった学区トップ校が倍率1位でしたが、今年は様子が異なります。2位は昨年12位だった佐倉で、隔年的に倍率が上下しています。3位は昨年8位の県千葉でした。10校中7校は昨年も登場していて、人気校は固定化していると言えるでしょう。東葛飾は応募者数の表からは姿を消しましたが、応募倍率は2倍以上をキープし5位に入っています。

3.専門学科などの人気ランキング

続いて、専門学科、総合学科、コース制や昼間定時制の応募倍率上位校です。やはり倍率のみの紹介とします。

後期選抜の応募倍率が高かった千葉県公立高校(専門系他、2018・2019年)

順位 応募者倍率トップ10
2019年後期 同順位あり 2018年後期 同順位あり
校名 課程 応募倍率 校名 課程 応募倍率
1 市立船橋 商業 5 市立稲毛 国際教養 3.3
2 県船橋 理数 2.63 松戸国際 国際教養 2.63
3 市立千葉 理数 2.6 千葉工業 電気 2.5
4 小金 総合 2.23 市立習志野 商業 2.38
5 佐倉 理数 2 佐倉 理数 2.3
6 市立稲毛 国際教養 2 市立千葉 理数 2.3
7 長生 理数 1.75 千葉工業 電子機械 2
8 松戸国際 国際教養 1.75 小金 総合 1.91
9 幕張総合 総合 1.66 県船橋 理数 1.69
10 市立習志野 商業 1.63 生浜 午前部 1.63

この2年間のランキングに登場するのは理数や国際など普通科系専門学科や総合学科ばかりで、職業系専門学科はあまり多くありません。また、第5・6・7・8・9学区では人口減少で高校受験が沈静化していることもあり、専門学科や総合学科には受験生が集まらなくなっています。

このグループは定員が少ないところが多く、ちょっとした応募者数の増減で倍率もランキングも変わります。1位の市立船橋・商業は定員1名で応募5名だったために倍率1位となっただけで、人気が上がったわけではありません。その他の学校も概ね小定員なために倍率や順位の動きが激しく見えますが、人気に大きな変化はありません。

なお、9位の幕張総合は、今年から総合学科に転換したため初登場です。後期だけで400名を超える応募者を集め、人気の高さを見せつけました。2016年に総合学科に転換した小金も人気は高く、昨年8位、今年は4位になっています。この2校は千葉県の総合学科の中では特別な存在で、他の県内公立総合学科はいずれも定員割れを起こしています。

また、今年はめずらしく10位に市立習志野の商業がランクインしましたが、これは同校が2019年春の選抜高校野球に10年ぶりに出場が決定するなど、スポーツでの人気が上がったためで、商業科としての人気が上がったわけではないでしょう。

4.トピックス:2021年度入試から前後期一本化

千葉県は1都3県の中では前期と後期に分けた選抜を実施していますが、再来年、2021年度入試からは前後期を一本化することになりました。詳細はこれから詰めるとのことですが、英語の試験時間が10分延長されて60分になること、5教科の学力検査が2日間に分けて行われるようになること(現状は1日目に5教科をまとめて行い、2日目は面接など)は決定しています。

前期で不合格だった場合に後期で志望校を変えることができなくなるため、これまでよりも慎重に志望校を選ぶ必要が出てきます。また、英語力を重視する方針が打ち出されましたので、2021年度以降に高校受験を迎える生徒には、英語力強化が求められていくでしょう。

埼玉県・公立高校

1.全体の状況

卒業予定者数(特別支援学校を含む)は64,014名と、前年より981名減少しています。

全日制高校希望者のうちの、公立、県内私立、県外私国立それぞれの希望率を見ると、公立希望率は2016年度以降下がり、昨年は特に大幅に低下、今年も低下が続いています。県内私立の希望率は、公立とは逆の動きを見せ、2016年度以降は上昇、受験生の数が減っているにも関わらず、昨年も今年も上昇しています。県外私国立の多くは東京都内の私立ですが、こちらも昨年、今年と連続して上昇しています。

埼玉県の私立高校授業料補助制度の対象は県内私立に通う生徒で、県外の私立に行く場合は補助がありません。県外私国立の希望率上昇は、教育の質を重視し、お金と時間をかけてでも東京の私立に通いたいと考えるご家庭が増えていることを示しています。

なお、入試の内容の変更として、今年は春日部女子が新しく学校選択問題を実施しました。高難度ですから受検生には敬遠されたようで、応募者は減っています。

2.応募者数ランキング

普通科、総合学科・専門学科・コース制等の応募者数上位10校をご紹介します。

応募者が多かった埼玉県公立高校(2018年・2019年)

順位 2019年応募者数トップ10
普通科 総合・専門学科、コース
学校名 応募者数 学校名 課程 応募者数
コース
1 伊奈学園 830 久喜北陽 総合 333
2 浦和西 592 滑川総合 総合 330
3 川越女子 535 川越総合 総合 244
4 所沢 528 寄居城北 総合 230
5 川越南 515 進修館 総合 219
6 浦和 514 大宮商業 商業 215
7 川越 500 狭山緑陽 Ⅰ部 192
8 川口市立 496 深谷商業 商業 182
9 与野 494 川口市立 文理スポーツ 181
10 浦和一女 483 幸手桜 総合 169
順位 2018年応募者数トップ10
普通科 総合・専門学科、コース
学校名 応募者数 学校名 課程 応募者数
コース
1 伊奈学園 975 久喜北陽 総合 328
2 浦和西 573 滑川総合 総合 303
3 川越女子 549 川越総合 総合 282
4 越ケ谷 545 川口市立 文理スポーツ 259
5 川越南 537 寄居城北 総合 234
6 所沢 536 大宮商業 商業 221
7 川口北 516 幸手桜 総合 205
8 南稜 513 浦和商業 商業 202
9 川越 508 上尾 商業 175
10 川口市立 507 深谷商業 商業 174

普通科では、規模が大きい伊奈学園が例年通りのトップです。2位の浦和西、3位の川越女子は昨年と同順位です。4位は昨年6位の所沢、5位は昨年も5位の川越南です。以降の順位も例年の人気校に占められ、人気校は固定化している傾向です。

総合学科・専門学科・コース制等では、1位の久喜北陽、2位の滑川総合、3位の川越総合の3校の人気は根強く、2016年から同順位となっています。4位は昨年5位の寄居城北、5位の進修館は昨年12位でした。以降の順位も例年の人気校で、普通科同様に人気校は固定化しています。また、表には総合学科がたくさん登場しますが、これは他の専門学科等と比べて募集規模が大きいためです。

こちらの表で今年と昨年の同順位の応募者数を比較すると、受験生人口の減少幅以上に応募者の数が減っていることがわかります。埼玉県では、応募者数トップ10の人気校でも公立離れが起こっていることの表れです。

3.応募倍率ランキング

普通科、総合学科・専門学科・コース制等の応募倍率上位10校をご紹介します。

応募倍率が高かった埼玉県公立高校(2018年・2019年)

順位 2019年応募倍率トップ10 同順位あり
普通科 総合・専門学科、コース
学校名 倍率 学校名 課程 倍率
コース
1 市立浦和 1.87 大宮 理数 2.18
2 浦和西 1.65 市立大宮北 理数 2.13
3 川口市立 1.55 松山 理数 2.05
4 所沢北 1.51 川口市立 理数 2.05
5 川越女子 1.494 所沢北 理数 1.73
6 1.487 春日部女子 外国語 1.73
7 越ヶ谷 1.487 市立川越 国際経済 1.64
8 所沢 1.47 不動岡 外国語 1.63
9 越谷南 1.46 草加南 外国語 1.63
10 川越南 1.439 坂戸 外国語 1.6
順位 2018年応募倍率トップ10
普通科 総合・専門学科、コース
学校名 倍率 学校名 課程 倍率
コース
1 越ヶ谷 1.714 川口市立 理数 2.28
2 市立浦和 1.707 大宮 理数 2.23
3 南稜 1.61 川口市立 文理スポーツ 2.16
4 浦和西 1.6 松山 理数 2.08
5 川口市立 1.58 市立大宮北 理数 1.83
6 所沢北 1.56 春日部女子 外国語 1.8
7 鳩ヶ谷 1.53 所沢北 理数 1.65
8 大宮 1.503 和光国際 外国語 1.59
9 川越南 1.5 不動岡 外国語 1.55
10 所沢 1.497 南稜 外国語 1.5

普通科の1位は、2014年から2017年までトップが続いていて昨年は僅差で2位となった市立浦和です。2位は昨年4位の浦和西、3位は昨年5位の川口市立です。川口市立は昨年新規開校して大人気になりましたが、今年も敬遠傾向は見られず受験生が集まりました。その他の順位も例年の上位校となり、人気校は固定化しています。

総合学科・専門学科・コース制等では、理数や外国語といった普通科系の学科・コースがほとんどを占めていて、職業系専門学科は登場しなくなっています。千葉県と同じ状況です。募集定員が少ないところが多く、応募者のわずかな増減で倍率が大きく変わるのですが、全体的に人気校は固定化傾向です。



[筆者紹介]

首都圏中学受験・高校受験に関わるようになって○十年。現在でも多くの私立学校説明会やイベント、研究会などに顔を出し、日々私立学校の情報を収集・発信している。

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