Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

上級者向け 受験マニアックス

2017年12月号 2018年地域別高校入試予測

この記事は2017年度の情報です。最新の情報は2019年12月号をご覧ください。

2018年の東京、神奈川、千葉、埼玉の高校入試の応募者数や難度はどうなるのでしょうか。2017年秋の模試などによる人気動向の分析(㈱エデュケーショナルネットワーク作成)を元に、予測をお伝えします。公立高校普通科上位校を中心に、私立や国立で目立った動きがある学校についてもご紹介します。

2017年地域別公立高校入試予測

東京都

1.旧第1・第2学区
  • 旧第1学区:千代田区・港区・品川区・大田区
  • 旧第2学区:新宿区・渋谷区・目黒区・世田谷区

旧第1学区には、全都トップレベル校の日比谷をはじめ、三田、小山台などの人気校があり、上位校には旧他学区からも受験生が集まります。一方で、中堅レベルまでの学校は地元の受験生が中心となっています。旧第2学区の学校を志望する受験生も多いです。

旧第2学区は、地域的におしゃれな雰囲気があり、上位校はもちろん中堅校にも旧他学区からの受験生が集まります。倍率が高い学校が多いのが特徴です。トップレベル校は戸山と青山です。また、単位制の新宿はとても人気が高い学校です。

高校名 予測
旧第1学区
日比谷 全都トップレベル校。人気は盤石。難度は上限に近く、来年も高倍率の入試が続くと思われる。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
小山台 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
三田 募集定員を1クラス削減し、男女別定員緩和を実施。男子は難化が予想される。女子もやや難化の可能性あり。
田園調布 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
雪谷 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
旧第2学区
戸山 トップレベル校で安定した人気。募集定員が1クラス減る。男子は難化が予想される。女子もやや難化すると思っておいた方がよい。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
青山 トップレベル校で人気が高い。募集定員が1クラス増えるが、期待した受験生が集まりそう。男女とも少なくとも2017年並みの難度となりそう。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
駒場 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
新宿 人気が高い学校。2017年並みの難度が続くと思われる。進学重視型単位制としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
目黒 高い人気が続く学校。募集定員を1クラス減らすため、男女ともに難化しそう。
広尾 男女別定員緩和を実施するため、男子は難化しそう。女子も入りやすくなることはなく、少なくとも2017年並みの難度になると思われる。
芦花 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
2.旧第3・第4学区
  • 旧第3学区:杉並区・練馬区・中野区
  • 旧第4学区:文京区・豊島区・板橋区・北区

旧第3学区は、東西方向の鉄道の便がよく、武蔵野市や三鷹市などの多摩地区からこの地域に流入してくる受験生がいる一方で、地域内から都心部や旧第2学区を目指す受験生の動きもあります。さらに私立志向が高く、私立も含めて学校選びをするため、受験生の動きは活発で複雑です。トップ校の西は、全都立高校の中でも高い医学部進学実績を誇る学校で、地域内外の受験生を集めています。

旧第4学区は、文京区内に人気が高い学校が集まっています。豊島区には平均的な学力の学校、板橋区と北区には中堅レベルまでの学校が多く見られます。地域のトップ校は竹早ですが、学力最上位層の受験生にはややもの足りないので、旧第1学区の日比谷、旧第2学区の戸山などに挑戦する受験生も多くいます。

高校名 予測
旧第3学区
西 トップ校。人気は盤石。難度はほぼ限界で、男女ともあまり変わらないと思われる。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
豊多摩 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
井草 女子は2017年に難度が下がったが、2018年は回復しそう。男子は2017年並みの難度が続くと思われる。
杉並 男子は2017年にやや難化したが、2018年も難度を維持するかも。要注意。女子は2017年並みの難度になりそう。
武蔵丘 女子は2017年に難度が下がったが、2018年は回復しそう。男子は2017年並みの難度が続くと思われる。
鷺宮 男女別定員緩和を取りやめるので、女子はやや難化しそう。男子は2017年並みの難度が続きそう。
石神井 募集定員を削減するため、女子は2017年に下がった難度が回復すると思われる。男子もやや難化する可能性あり。
旧第4学区
竹早 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
北園 男女別定員緩和を取りやめるので、女子はやや難化しそう。男子は2017年並みの難度が続きそう。
文京 女子は2017年にやや入りやすくなったが、2018年は難度が回復しそう。男子は2017年並みの難度が続くと思われる。
豊島 男女別定員緩和を実施。男子は難化するかもしれない。女子は2017年並みの難度だと思われる。
向丘 2017年は男女とも少し難化したが、2018年は募集定員を1クラス増やすので、2016年並みの難度に戻りそう。
3.旧第5・第6学区
  • 旧第5学区:台東区・荒川区・足立区・中央区
  • 旧第6学区:江戸川区・葛飾区・墨田区・江東区

旧第5学区は都立志向が高い地域です。トップ校の白鴎は都立の中高一貫校の第一号として注目されてきましたが、高校募集枠の定員が少ないために敬遠ムードが出ています。

旧第6学区も都立志向が高い地域です。さらに地域内志向も高く、学区制が撤廃された後も旧他学区との受験生の流出入が少なくなっています。しかし、トップ校の両国が中高一貫校で高校募集枠の定員が少ないため、学力最上位層の受験生は旧他学区の学校を選択することが多くなっています。

高校名 予測
旧第5学区
白鴎 中高一貫校で小規模な入試。難度が変化しやすい学校なので、少し難化するくらいの気持ちでいた方がよい。グローバル教育に力を入れる方針を打ち出しているため、人気が上がるかもしれない。中高一貫校のグループ作成問題は続行。
上野 女子は2017年に難度がやや下がったが、2018年は回復しそう。男子は2017年並みの難度が続くと思われる。
江北 男女とも2017年並みの難度だと思われる。
旧第6学区
両国 中高一貫校で小規模な入試。人気に変化は見られないが、少定員のため、少なくとも2017年並みの難度だと考えてほしい。中高一貫校のグループ作成問題は続行。
小松川 男女とも、2017年にやや上がった難度が続きそう。女子はさらにやや難化するかもしれない。
城東 募集定員が1クラス削減されるため、男女ともやや難化するかもしれない。
墨田川 男女とも2017年並みの難度だと思われる。進学重視型単位制としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
江戸川 募集定員が拡大する。男女ともやや入りやすくなる可能性があるが、定員拡大を期待する受験生が集まる面もあり、目立って難度下がることはないと思われる。
深川 男女別定員緩和を取りやめるので、女子は少し難化しそう。男子は今春並みの難度になりそう。
本所 男女とも難度は2017年並みだと思われるが、女子は2017年に少し下がった難度が回復するかもしれない。
男女とも難度は2017年並みだと思われるが、女子は2017年に少し下がった難度が回復するかもしれない。
小岩 男女別定員緩和を取りやめるので、女子は少し難化するかもしれない。男子は今春並みの難度を維持しそう。
4.旧第7・第8学区
  • 旧第7学区:日野市・八王子市・町田市
  • 旧第8学区:立川市・青梅市・昭島市・東大和市・武蔵村山市・福生市・あきる野市・羽村市・瑞穂町・日出町・奥多摩町・檜原村

旧第7学区は、以前は八王子方面の北部と町田方面の南部で受験生の学校選択パターンが異なっていましたが、最近は隣接する相模原市が政令指定都市となって吸引力が増していることもあり、北部・南部の両地域と相模原市の私立高校を含めた全体的な受験生の流動が活発になっています。また、町田市方面の受験生には、世田谷や目黒方面の都立高校を選ぶ動きも見られます。

旧第8学区は都立志向が高い地域です。トップ校の立川は八王子方面からの受験生が増えていますが、中堅校までの各校は地元密着型の入試です。

高校名 予測
旧第7学区
八王子東 トップ校。2017年並みの難度だと思われる。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
町田 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
南平 2017年は男女共にやや入りやすくなったが、2018年は難度が回復するかもしれない。
日野台 2017年は男女共にやや入りやすくなったが、2018年は難度が回復するかもしれない。
成瀬 男女とも2017年並みの難度だと思われる。
富士森 募集定員が1クラス削減される。男女ともやや難化するかもしれない。
日野 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
松が谷 男女とも2017年並みの難度だと思われる。
翔陽 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
旧第8学区
立川 トップ校。男女とも2017年並みの難度だと思われる。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
昭和 2017年は男女ともやや入りやすくなったが、2018年は2016年並みの難度に回復すると思われる。
東大和南 募集定員が1クラス削減される。女子は2017年にやや下がった難度が回復しそう。男子もやや難化する可能性あり。
上水 男女とも2017年並みの難度だと思われる。
東大和 女子は2017年にやや入りやすくなったが、2018年は2016年の難度を回復しそう。男子は2017年並みの難度が続きそう。
5.旧第9・第10学区
  • 旧第9学区:武蔵野市・小金井市・西東京市・東久留米市・小平市・東村山市・国分寺市・清瀬市
  • 旧第10学区:国立市・三鷹市・調布市・狛江市・府中市・多摩市・稲城市

旧第9学区は、中央線、西武新宿線、西武池袋線などの東西方向の鉄道があり、新宿近辺へも行きやすい地域です。よって、旧第3学区の学校を選ぶ受験生も多くいます。従来の地域のトップ校は武蔵でしたが、中高一貫校で高校募集枠の定員が少ないため、学力最上位層の受験生は、旧第10学区の国立、旧第8学区の立川の他、旧第2学区の戸山などにも挑戦しています。

旧第10学区は中央線・京王線が走り、東西方向の交通の便がよい地域です。地域トップ校の国立には、旧他学区からも受験生が集まります。また、周辺には、早実、明治系、中大系、法政大学などの人気大学附属校が多いため、私立も含めて広い視野で学校選択をする受験生が多くなっています。

高校名 予測
旧第9学区
武蔵 トップ校。中高一貫校で高校募集定員が少ないため敬遠ムードが見られる。募集定員が少ないので、今春並みかやや難化するつもりでいた方がよい。中高一貫校のグループ作成問題は続行。
武蔵野北 男子は2017年にやや入りやすくなったが、2018年は2016年並みの難度に戻りそう。女子は2017年並みの難度が続きそう。
小金井北 2017年は男女ともにやや入りやすくなったが、2018年は難度を回復するかもしれない。
清瀬 募集定員が1クラス削減される。男女ともやや難化するかもしれない。
国分寺 2017年は男女ともにやや入りやすくなったが、2018年は難度を回復するかもしれない。進学重視型単位制としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
小平 男女とも2017年並みの難度だと思われる。
小平南 男女とも2017年並みの難度だと思われる。
保谷 男子は2017年にやや入りやすくなったが、2018年は2016年並みの難度に戻りそう。女子は2017年並みの難度が続きそう。
旧第10学区
国立 トップ校。難度は都立として上限で、2017年並みの難度が続くと思われる。進学指導重点校としてグループ作成問題を取り入れていたが、2018年から独自問題に戻る(それによる難度への影響はなし)。
調布北 2017年は男女ともにやや入りやすくなったが、2018年は難度を回復するかもしれない。
調布南 2017年は男女ともにやや入りやすくなったが、2018年は難度を回復するかもしれない。
神代 男子は2017年にやや入りやすくなったが、2018年は2016年並みの難度に戻りそう。女子は2017年並みの難度が続きそう。
狛江 男女別定員緩和を実施するため、男子は難化しそう。女子は2017年並みの難度になりそう

神奈川県

1.川崎・横浜北部(旧学区:川崎南部・川崎北部・横浜東部・横浜北部)

東京とのつながりが非常に強い地域で、都内の難関私国立高校を目指す受験生もたくさんいます。中学受験率が高いのもこの地域の特徴です。慶應義塾、法政第二、法政大学国際(18年度から、現法政女子)、日本大学などの附属校や、桐光学園、桐蔭学園などの有名な進学校があり、東京からも受験生が流れてきます。有名私立を第一志望とする受験生が多いため、地域の公立トップ校で全県でも最難関の1つ、横浜翠嵐は入試出願後や受験後の取り消しも多くなっています。

高校名 予測
川崎(旧川崎南部・川崎北部学区)
多摩 トップ校。人気は非常に安定していて、2017年並みの高難度の入試が続きそう。
新城 2017年は人気が上がって難化した。2018年も難化の可能性があり、要注意。
生田 2017年は応募者が少し減ったが、2018年は反動で増える可能性あり。やや難化するかもしれないと思っておいた方がよさそう。
市立橘:普通 人気が過熱気味だったが、昨年あたりから落ち着いてきた。2017年には応募者が減ったが、2018年は反動で増える可能性あり。やや難化するかもしれないと思っておいた方がよさそう。
市立高津 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
住吉 人気が一時落ち着いていたが復活してきていて、2017年並みの難度が続くと思われる。
川崎北 2017年は応募者が増えてやや難化したが、2018年も難度に変化はなさそう。
百合丘 2017年はやや難化したが、募集定員が1クラス増えるため2016年並みの難度に戻りそう。
横浜北部(旧横浜東部・横浜北部学区)
横浜翠嵐 トップ校で難度は限界に近い。2018年も高倍率・高難度の入試になりそうだが、都内難関校との併願受験生も多いと思われる。
川和 横浜翠嵐に次ぐレベルの高校。高い人気と2017年並みの難度が続きそう。
市ケ尾 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
鶴見 2017年並みの難度だと思われる。
市立東 2017年並みの難度だと思われる。
元石川 2017年並みの難度だと思われる。
荏田 2017年並みの難度だと思われる。
港北 募集定員が1クラス増えるが、人気はやや上がっていて、あまり入りやすくなることは期待できず、2017年並みの難度が続くと思われる。
岸根 2017年並みの難度だと思われる。
2.横浜中部・横浜南部(旧学区:横浜中部・横浜西部・横浜南部・横浜臨海)

公立志向が高い地域。旧学区の横浜中部と横浜西部、旧学区の横浜南部と横浜臨海の間ではそれぞれ受験生の行き来が活発です。学区制廃止後はトップレベル校の人気が変わってきていて、旧横浜中部・横浜西部の地域では希望ヶ丘よりも光陵や横浜平沼を優先に考える受験生も出ています。旧学区横浜南部・横浜臨海の地域では、トップ校は柏陽ですが、立地の点から横浜緑ヶ丘を考える受験生も少なくありません。

高校名 予測
横浜中部(旧横浜西部・横浜中部学区)
希望ヶ丘 トップ校。2017年は少し入りやすくなったが、2018年は反動で応募者が増えると思われる。やや難化すると思っておいた方がよさそう。
横浜平沼 2017年並みの難度だと思われる。
光陵 2017年は応募者がやや減ったが、2018年は反動で難化する可能性もあり注意が必要。
舞岡 募集定員が1クラス減るので、少し難化すると思われる。
松陽 2017年並みの難度だと思われる。
瀬谷 2017年並みの難度だと思われる。
市立戸塚:普通一般 2017年並みの難度だと思われる。
市立桜丘 2017年並みの難度だと思われる。
金井 2017年並みの難度だと思われるが、2017年に入りやすくなった難度が回復する可能性もあり。
横浜南部(旧横浜南部・横浜臨海学区)
柏陽 トップ校。難度・人気ともに変化はなく、2017年並みの高水準の入試になりそう。
横浜緑ヶ丘 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
市立金沢 2017年並みの難度だと思われるが、同校を希望する受験生の学力層が上がってきているため、入りやすくなることは考えられず、やや難化するかもしれない。
横浜栄 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
横浜立野 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
氷取沢 磯子と統合する関係で1クラス募集定員を増やすが、磯子を選んでいた学力層が直接氷取沢へ向かうとは考えられず、難化はしないと思われる。
横浜南陵 募集定員が1クラス増える。2017年並みの難度か、若干入りやすくなる可能性もある。
3.横須賀・三浦〜湘南方面(旧学区:横須賀三浦・鎌倉藤沢・茅ヶ崎)

旧横須賀三浦学区は生徒数が減っていて、地域内の学校に入りやすくなる傾向が見られます。学区制廃止後はかえって横浜市内や鎌倉市内への受験生の流動が少なくなり、併願私立も含めて三浦半島の中で受験を完結させることが多くなっています。

旧鎌倉藤沢学区は、公立志向は高いのですが、一方で評価が高い私立を希望する受験生も多くいます。学校を選択する目が厳しい地域といえるでしょう。旧鎌倉藤沢学区から旧茅ヶ崎学区では、以前は中堅レベル以上の受験生の挑戦志向が高かったのですが、最近は挑戦志向が落ち着いています。

高校名 予測
横須賀三浦(旧横須賀三浦学区)
横須賀 トップ校。募集定員が1クラス増えるが、人気に目立った変化はない。やや入りやすくなる可能性もあるが、トップ校なので2017年並みの難度が続くと思っておいた方がよさそう。
横須賀大津 募集定員が1クラス減るので、少し難化する可能性がある。
逗子 2017年並みの難度だと思われる。
追浜 以前に比べて倍率が下がり気味。若干入りやすくなるかもしれない。
鎌倉藤沢・茅ヶ崎(旧鎌倉藤沢・茅ヶ崎学区)
湘南 トップ校。高難度なので受験生が絞られて応募者が減少している傾向がある。難度は変わらず、かなり高い水準を維持しそう。
鎌倉 募集定員を1クラス増やすが、入りやすくなることを期待する受験生が集まりそうで、難度は2017年並みになりそう。
七里ガ浜 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
深沢 2017年は応募者が増えやや難化した。2018年は募集定員が1クラス削減されるため、さらに難化する可能性がある。注意が必要。
茅ヶ崎 2017年並みの難度だと思われる。
茅ヶ崎北陵 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
大船 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
湘南台 2017年並みの難度だと思われる。
藤沢西 2017年並みの難度だと思われる。
藤沢清流 2017年はやや入りやすくなったが、2018年は2016年並みの難度に回復するかもしれない。
鶴嶺 2017年並みの難度だと思われる。
4.県北・県央(旧学区:相模原南部・相模原北部津久井・厚木愛甲海老名・大和座間綾瀬)

県北の旧相模原南部学区、旧相模原北部津久井学区は、地区外との受験生の流動が活発な地域です。東京都の町田市や八王子と隣接しているため、川崎や横浜北部ほどではないものの、私立志向も比較的高くなっています。地域のトップ校は相模原ですが、学力最上位層の受験生は、旧厚木愛甲海老名学区の厚木や、旧横浜北部学区の川和を選ぶ傾向があります。

旧厚木愛甲海老名学区には、県央のトップ校・厚木があり、学力最上位層の受験生は同校に挑戦します。それ以外の受験生は、政令指定都市になって吸引力が増している相模原市の学校に流れるケースが増えています。

旧大和座間綾瀬学区では、地域のトップ校は大和ですが、学力最上位の受験生は旧厚木愛甲海老名学区の厚木や旧鎌倉藤沢・茅ヶ崎学区の湘南に流れます。最近では、旧横浜北部学区の川和を選ぶ受験生も増えています。

高校名 予測
県北(旧相模原南部・相模原北部津久井学区)
相模原 2017年は応募者が減ったが、2018年は反動で増えそう。難化するほどではなく、2017年度並みの難度が続きそう。
麻溝台 2017年並みの難度だと思われる。
弥栄 在県外国人枠の関係で募集定員が10名減る。わずかな人数だが、人気が高い学校だけに少し難化するかもしれない。
橋本 募集定員が1クラス増えるため、やや入りやすくなるかもしれない。
上溝南 募集定員が1クラス増えるため、やや入りやすくなるかもしれない。
上溝 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
県央(旧厚木愛甲海老名・大和座間綾瀬学区)
厚木 トップ校。2017年並みの難度になりそう。
海老名 2017年並みの難度だと思われる。
大和 2017年にやや上がった難度を維持しそう。
大和西 2017年並みの難度だと思われる。
座間 2017年にやや上がった難度を維持しそう。
厚木東 2017年並みの難度だと思われる。
5.平塚・秦野伊勢原・県西(旧学区:平塚・秦野伊勢原・県西)

旧平塚学区、旧県西学区はともに少子化が進んで生徒数が減っている地域で、入試情勢は静かです。旧平塚学区のトップ校・平塚江南と、旧県西学区のトップ校・小田原はそれぞれ地域の中で突出してレベルが高く、他校との学力差が目立っています。受験生は、トップ校を目指す受験生と、「そこまで頑張らなくても」という受験生に二分化されていて、後者は挑戦志向が少し希薄になってきています。

旧秦野伊勢原学区も生徒数は少し減っていて、各校の人気は固定化して静かな入試情勢が続いています。地域のトップ校は秦野ですが、学力最上位層は、旧県西学区の小田原や旧厚木愛甲海老名学区の厚木、旧平塚学区の平塚江南などに挑戦しています。

高校名 予測
平塚・秦野伊勢原(旧平塚・秦野伊勢原学区)
平塚江南 トップ校。2017年並みの難度になると思われる。
秦野 2017年並みの難度だと思われる。
県西(旧県西学区)
小田原 地域トップ校。自己表現はなくなるが、2017年並みの難度が続きそう。

千葉県

千葉県は、一都三県の中で唯一、公立高校の学区制が残っています。県立の全日制普通科の学区は9つあり、住んでいる学区と隣接する学区の学校を受験することができます。

例外は千葉女子、幕張総合、木更津東で、県内全域から出願できます。専門学科や総合学科も同様です。市立高校はそれぞれで通学区が決められています。

また、第2・3・4・5学区は、埼玉県や茨城県と接しています。これらの学区では、隣接県協定に基づいて受験できる茨城県や埼玉県の公立高校もあります。

千葉県学区の図
1.第1学区(千葉市)

全県トップレベル校・県立千葉をはじめ、千葉東、市立千葉、市立稲毛、千葉女子、幕張総合などの人気上位校があり、公立志向が高くなっています。中堅校や比較的入りやすい学校も充実しています。隣接する第4学区、第9学区などから流れてくる受験生も多くいます。

高校名 予測
県立千葉 全県公立トップ校で別格的存在。中高一貫校になり高校募集定員が少なくなってからは、学力に自信のある受験生による絞られた入試になっている。2018年も、高難度で高倍率の入試になりそう。
千葉西 少なくとも2017年並みの難度になると思われる。
市立千葉:
普通
2017年並みの難度が続きそう。
市立千葉:
理数
定員が少ないため、少なくとも2017年並みの難度になると思われる。
千葉東 近年人気が上がっている学校。2017年は前後期ともにやや難化した。2018年も少なくとも2017年並みの難度になると思われる。
幕張総合:
普通
人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
市立稲毛:
普通
少なくとも2017年並みの難度になると思われる。
市立稲毛:
国際教養
2017年並みの難度が続きそう。
千葉南 2017年並みの難度だと思われる。
検見川 2017年並みの難度だと思われる。
千葉北 2017年並みの難度だと思われる。
磯辺 2017年並みの難度だと思われる。
千葉女子:
普通
2017年並みの難度だと思われる。
2.第2学区(市川市・船橋市・松戸市・習志野市・八千代市・浦安市)

全学区の中で一番公立高校の数が多く、トップレベル校、上位校、中堅校、比較的入りやすい学校が全て豊富に揃っています。中堅校は受験生の学力層がほぼ固まっていて、安定した入試が続いています。比較的入りやすい学校については、人気に陰りが見え始めた傾向があります。学区内西部の浦安市、市川市、松戸市などでは、交通の利便性もあって都心の私立高校を選ぶケースもあります。

高校名 予測
県立船橋:
普通
指導改善などで受験生の評価が上がっている学校。2017年は前後期とも少し難化した。2018年も2017年並みの高難度の入試が続きそう。
県立船橋:
理数
2017年並みの難度だと思われる。
薬園台:
普通
人気校で、2017年は前後期とも難度が上がった。2018年もこの難度が続きそう。
八千代:
普通
2017年並みの難度だと思われる。
船橋東 2017年並みの難度だと思われる。
国府台 2017年は受験生の学力層が上がったようで、応募者が減ったのに難度が上がっていた。2018年は難化を敬遠して受験生が減りそうだが、2017年並みの難度を維持すると考えておいた方がよさそう。
市川東 2017年並みの難度だと思われる。
松戸六実 2017年は応募者が減り、やや入りやすくなったが、2018年は難度を回復しそう。
松戸国際:
普通
2017年は応募者が増えてやや難化した。2018年に向けてもこの難度が続くと思っておいた方がよさそう。
船橋啓明 2017年並みの難度だと思われる。
津田沼 2017年は応募者が増えてやや難化した。2018年に向けてもこの難度が続くと思っておいた方がよさそう。
国分 2017年並みの難度が続きそう。
市立習志野:
普通
2017年並みの難度だと思われる。
船橋芝山 募集定員を1クラス増やすため、難度が緩和する可能性もある。
小金 2017年は応募者がかなり増加して難化した。2018年も人気は続き、少なくとも2017年並みの難度は維持しそう。
3.第3学区(野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ヶ谷市)

常磐線、北総線、つくばエクスプレス線の沿線で、やや生徒数の減少が見られる地域です。トップレベル校、上位校、中堅校、比較的入りやすい学校が揃っています。隣接県協定により茨城県南部の公立高校を越境受験することもできますが、千葉県側から茨城県側を受験する生徒はとても少ないです。一方、学区トップ校の東葛飾には、茨城県からも受験生が流入しています。

高校名 予測
東葛飾 トップ校で、学区外の受験生の人気も高い。2017年は難度が上がったが、2018年もその難度を維持して、ハイレベルの入試になりそう。
県立柏:
普通
2017年並みの難度が続きそう。
県立柏:
理数
2017年並みの難度が続きそう。
柏南 2017年並みの難度だと思われる。
鎌ヶ谷 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
柏中央 2017年並みの難度だと思われる。
柏の葉:
普通
募集定員が1クラス減るので、難化する可能性が高い。
柏の葉:
情報理数
2017年並みの難度だと思われる。
我孫子 2017年並みの難度だと思われる。
4.第4学区(成田市・佐倉市・四街道市・八街市・印西市・白井市・富里市・酒々井町・栄町)、第5学区(銚子市・旭市・匝瑳市・香取市・神崎町・多古町・東庄町)、第6学区(東金市・山武市・大網白里市・九十九里町・芝山町・横芝光町)

第4・5・6学区ともに生徒数が減っていて、入試情勢は沈静化しています。

第4学区のトップ校は佐倉です。これまで同学区の学力最上位層の受験生は、第1学区の千葉や千葉東を選ぶケースが多かったのですが、2016年に同校に理数科がつくられてからは、受験生に歓迎されて、普通科も含めて人気が上がっています。

第5学区のトップ校は佐原ですが、学区内には通いにくい地域があることも影響して、受験生が広範な地域から集まる、といった状況ではありません。

第6学区は一部、千葉市のベッドタウン化が進んでいる東金市のような地域もありますが、その他の地域では少子化が進んで、公立高校に入りやすくなっている傾向が見られます。

高校名 予測
第4学区
佐倉:普通 トップ校。2017年はやや難化したが、2018年もこの難度が続きそう。
佐倉:理数 2017年並みの難度だと思われる。
成田国際:
普通
2017年並みの難度だと思われる。
成田国際:
国際
2017年は応募者の増加が目立ち難化した。2018年は反動で応募者は減るかもしれないが、難度はあまり変わらなさそう。
印旛明誠 募集定員を1クラス増やすが、校舎が新しく人気があり、あまり入りやすくなることはなさそう。
成田北 募集定員が1クラス減るので、難化する可能性がある。
第5学区・第6学区
東金:普通 募集定員が1クラス減るので、やや難化するかもしれない。
佐原白楊 2017年とあまり変わらない難度になりそう。
成東:普通 2017年並みの難度だと思われる。
成東:理数 2017年並みの難度だと思われる。
匝瑳 2017年並みの難度だと思われる。
佐原:普通 2017年並みの難度だと思われる。
市立銚子 2017年並みの難度だと思われる。
5.第7学区(茂原市・勝浦市・いすみ市・一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町・大多喜町・御宿町)、第8学区(館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町)、第9学区(木更津市・市原市・君津市・富津市・袖ヶ浦市)

生徒数の減少が目立つ地域で、入試情勢は落ち着いています。第8学区と第7学区南部は特に人口減少が激しく、倍率も低くなっています。第7学区のトップ校・長生には、第6学区、第8学区からも受験生が集まりますが、やはり倍率は低めです。

第9学区では、全体的に千葉市に向かう人の流れが大きくなっています。その流れは受験生にも浸透していて、学力上位の生徒の中では、学区トップ校の木更津より千葉市の上位校を選ぶケースも増えています。

高校名 予測
第7学区
茂原 地域の人口減少の影響もあり、静かな入試情勢。2017年並みの難度になりそう。
長生 地域の人口減少の影響もあり、静かな入試情勢。2017年並みの難度になりそう。
大多喜 地域の人口減少の影響もあり、静かな入試情勢。2017年並みの難度になりそう。
第8学区
各校とも地域の人口減少の影響もあって静かな入試情勢。2018年も状況に変化はなく、各校とも2017年並みの難度になりそう。
第9学区
木更津 成績上位の受験生が千葉市に流出する影響で静かな入試情勢。2017年は応募者の減少が目立った。2018年も2017年並みの難度になりそう。

埼玉県

1.南部(旧第1通学区南部・北部・岩槻区含む)
さいたま市・蕨市・川口市・上尾市・戸田市、他

旧第1通学区南部は、全県から人が集まってくる地域です。受験生の人気も高く、例年県内の他の旧他通学区から多数の受験生が流れてきます。地域のトップ校である県立浦和、浦和第一女子、大宮は、全県的なトップレベル校でもあり、とても人気が高くなっています。「埼玉県の公立高校に行くならこの地域がいい」と考える受験生が多く、中堅校にも旧他通学区からの受験生が集まってきます。また、この地域の来春の大きなトピックスは、市立川口、市立県陽、川口総合の3校が統合し、川口市立高校が誕生することです。受験生の期待が集まっているようで、人気も高くなっています。また、市立大宮西は中高一貫校に転換し、高校募集を停止します。

旧第1通学区北部には上位校が伊奈学園総合しかないため、学力上位層の受験生は人気の南部の学校を選ぶケースが多くなっています。旧第8通学区北部の岩槻区はさいたま市に合併されているため、一緒にご紹介します。

高校名 予測
浦和 男子のトップ校。学校選択問題2年目。安定した人気が続いていて、2017年並みの難度になりそう。
浦和第一女子 女子のトップ校。学校選択問題2年目。募集定員が1クラス削減されるので、やや難化すると思われる。
大宮:普通 共学のトップ校。学校選択問題2年目。すでにかなりの難度だが、募集定員が減るので、倍率が上がって激戦になることが見込まれる。
上尾:普通 2017年並みの難度だと思われる。
浦和北 2017年並みの難度だと思われる。
大宮光陵:
普通
募集定員を1クラス削減する。さらに、募集停止となる市立大宮西を狙っていた受験生が流れてくることも考えられ、難化が予想される。要注意。
伊奈学園総合 募集規模が大きいこともあり、2017年並みの難度になると思われる。
浦和西 学校選択問題2年目。募集定員が1クラス減るので、やや難化する可能性もある。
与野 2017年並みの難度だと思われる。
市立浦和南 2017年並みの難度だと思われる。
川口市立 市立川口、市立県陽、川口総合の3校が統合して誕生する新しい高校。充実した施設を備えた新しい校舎で、受験生の期待が高くなっている。普通科(特進クラス・文理スポーツコースあり)、理数科の2科となるが、特進クラスと理数科は従来の市立川口よりも少し上の難度、普通科普通コースは市立川口と同じくらいの難度になると思われる。文理スポーツコースも、新しい施設があるため人気が出るかもしれず、市立県陽よりも上、やはり市立川口に近いレベルになると考えておいた方がよさそう。
川口北 学校選択問題2年目。募集定員が削減されるため、難化する可能性がある。
市立浦和 学校選択問題2年目。募集定員が1クラス増えるが、人気が高い学校なので入りやすくなるとは思えず、2017年並みの難度が続きそう。
市立大宮北:
普通
募集定員を1クラス増やすが、人気が上がっていること、学校選択問題を避けて上位校から流れてくる受験生もいるため、あまり入りやすくなることはなさそう。
県立川口 募集定員が1クラス削減されるため、少し難化するかもしれない。
蕨:普通 学校選択問題2年目。2017年は難度がやや緩和したが、定員が少なく人気がある学校なので、2018年は難度を回復しそう。
2.西部(旧第2通学区東部・中部・西部)
和光市・川越市、狭山市・入間市・飯能市、他

人口が頭打ちになっていて生徒数も少し減少していることもあって、入試情勢は沈静化しています。また、地域内の学校よりも、人気の旧第1通学区南部の学校を希望する受験生が少なくありません。東京の私立高校を選ぶ受験生も多く、地域内の公立高校の人気は、難関・上位校を除いて低下気味です。

高校名 予測
川越 男子のトップ校。学校選択問題2年目。募集定員を1クラス増やすが、元々かなり高難度の学校なので入りやすくなることは考えられず、2017年並みの難度が続きそう。
川越女子 女子のトップ校。学校選択問題2年目。募集定員を1クラス増やすが、元々かなり高難度の学校なので入りやすくなることは考えられず、2017年並みの難度が続きそう。
川越南 学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
所沢西 2017年並みの難度だと思われる。
和光国際:
普通
学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
和光国際:
外国語
学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
所沢北:普通 学区選択問題2年目。人気が高く、2017年と同様に高倍率で厳しい入試になりそう。
所沢北:理数 学区選択問題2年目。人気が高く、2017年と同様に高倍率で厳しい入試になりそう。
坂戸:普通 2017年並みの難度だと思われる。
所沢 学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
朝霞 2017年並みの難度だと思われる。
市立川越 2017年並みの難度だと思われる。
入間向陽 定員が減るため、やや難化するかもしれない。
3.北部(旧第3〜7通学区)
東松山市・秩父市・熊谷市・深谷市・羽生市・加須市、他

人口が少なく、最近は生徒数の減少が特に目立っている地域です。私立高校が少なく、受験生の学校選択の幅は小さくなっています。

高校名 予測
熊谷 学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
熊谷女子 学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
不動岡:
普通
学校選択問題2年目。2017年は応募者が増加して難化したが、2018年もその難度が続くと考えておいた方がよさそう。
不動岡:
外国語
学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
熊谷西:
普通
学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
深谷第一 2017年並みの難度だと思われる。
本庄 2017年並みの難度だと思われる。
松山女子 2017年並みの難度だと思われる。
秩父 2017年並みの難度だと思われる。
松山:普通 2017年並みの難度だと思われる。
松山:理数 2017年並みの難度だと思われる。
4.東部(旧第8通学区南部・北部)
草加市・越谷市・春日部市・久喜市、他

この地域も人口が頭打ちで、生徒数が少し減り始めています。地域内の学校よりも、人気が高い旧第1通学区南部の学校を志望する受験生も多く、地域内の入試情勢は難関・上位校を除いて沈静化しています。

旧第8通学部南部には、上位校から比較的入りやすい学校までが揃っています。近年は、越ヶ谷や越ヶ谷北の人気や難度が上がってきています。旧第8通学区北部は従来、トップ校の春日部とそれに続く春日部東が突出していましたが、近年は春日部東の難度が下がり気味です。受験生が旧第1通学区南部に流れていることも影響しているのでしょう。

高校名 予測
春日部 男子のトップ校。学校選択問題2年目。定員を減らすため、やや難化するかもしれない。
越谷北:
普通
学校選択問題2年目。募集定員を1クラス減らす。人気が高い学校なので、難化は確実。要注意。
越谷北:
理数
学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
越ヶ谷 学校選択問題2年目。2017年並みの難度だと思われる。
草加 2017年並みの難度だと思われる。
杉戸 人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
春日部東:
普通
人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
春日部女子:
普通
人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
春日部女子:
外国語
人気に変化は見られず、2017年並みの難度だと思われる。
越谷南:
普通
2017年並みの難度が続きそう。
越谷南:
外国語
2017年並みの難度が続きそう。

私立高校

私立高校については、今春の結果偏差値が上がっていたり、来春の入試に向けて人気が上がっているなどで、難化の可能性があって注意が必要な学校やコースをご紹介します。

1.東京都
明大明治・普通、駒込・国際教養、中大附属・普通、駒込・スーパーアドバンス、明治学院・普通、聖徳学園・文理進学、桐朋女子・普通、東洋大学京北・普通、足立学園・普通、大森学園・国立、瀧野川女子学園・特進選抜、東京家政学院・アドバンスト、日大豊山女子・N進学、昭和第一・特進、京華・進学、麹町学園女子・東洋大グローバル、岩倉・S特、郁文館グローバル・リベラルアーツ、関東国際・普通文理、明星・本科、東京家政大附属・躍進i、和光・普通、駿台学園・特選、新渡戸文化・特進(文系)、貞静学園・特進、武蔵野大附属千代田・LA、大森学園・選抜、東京家政学院・スタンダード、八王子学園・アスリート、岩倉・運輸、岩倉・総合進学、北豊島・普通総合、川村・普通、日本工大駒場・創造工学、日出・芸能、日本女子体育大学二階堂・総合進学、目黒学院男子部・普通体育、日本音楽・舞台芸術
2.神奈川県
日本大学・普通(SG)、聖和学院・英語、横浜商科大学・特進、武相・特進、緑ヶ丘女子・特進、横浜清風・総合進学、横浜学園・特進、緑ヶ丘女子・総合進学、緑ヶ丘女子・幼児教育、白鵬女子・国際β、柏木学園・スタンダード、柏木学園・情報
3.千葉県
市原中央・英語、西武台千葉・特別選抜、千葉経済大附属・特進、千葉明徳・特進、東京学館浦安・国際教養、西武台千葉・進学、千葉明徳・進学HS、千葉明徳・進学S、千葉明徳・アスリート進学、東葉・普通
4.埼玉県
春日部共栄・特進E系、大妻嵐山・スーパーアドバンス、叡明・特進選抜、武蔵越生・S特進、本庄第一・特進、東京成徳大深谷・特進S、国際学院・アドバンス、浦和ルーテル・普通、大妻嵐山・大妻グローバル、昌平・選抜アスリート、浦和麗明・特進Ⅰ類、浦和学院・保健医療、浦和学院・進学類アート、浦和麗明・特選Ⅱ類、東京成徳大深谷・進学、武蔵越生・選抜Ⅱ、本庄第一・進学β

国立高校

東京学芸大附属は、このところ人気が沈静化し、トップレベルだった難度も少し緩和してきました。2018年は面接を廃止するため応募者の増加が見込まれます。もともと高難度ですから、目立ってさらに難化するとは思いませんが、気をつけた方がよいでしょう。その他の国立高校については、人気に目立った動きは見られず、特に都内の筑波大附属、筑波大駒場、お茶の水女子大附属は高難度、東京工業大学附属もそれに続く難度です。2018年はこれらの各校とも2017年並みの難度が続きそうで、いずれも厳しい入試になりそうです。



[筆者紹介]

首都圏中学受験・高校受験に関わるようになって○十年。現在でも多くの私立学校説明会やイベント、研究会などに顔を出し、日々私立学校の情報を収集・発信している。

一覧に戻る

ページトップ