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私立中高進学通信

2024年9月号

注目! News and Topics

跡見学園中学校

部活動で自律&自立の力を育み
個人競技でも団体演技でも成果を残す

季節を問わず練習できる室内温水プールの写真です

季節を問わず練習できる室内温水プール。文化祭のアーティスティックスイミングの演技もここで行われます。

部員が主体性をもって
練習に取り組む水泳部

「自らの美意識のもとに新たな価値を生み出し、周りを幸せにする女性」の育成をめざす跡見学園。

「すこやかな身体と合理的精神」「共生する心」「自律し自立する女性」を育てるという教育理念は、部活動や行事のなかにも色濃く現れています。

 同校には運動系12と文化系17、計29のクラブ・同好会があり、8割以上の生徒がクラブに所属しています。

 水泳部の活動は、週に5日。1日2~5㎞の泳ぎ込みと週2日の筋トレというハードな内容に加えて、夏休みには3泊4日の合宿を行っています。そうした厳しい練習が実を結び、今年度も全国中学校水泳競技大会への出場選手を出しました。

 その一方、水泳部は毎年文化祭でアーティスティックスイミングを披露しており、来場者の投票で決まる“Best of Atomi”に昨年を合わせて7回選出されています。文化祭で観たその演技をきっかけに、水泳部への入部を決めた部員も多いそうです。

 自己ベストを更新するべく自らに向き合う個人競技と、文化祭での華やかな団体演技という2つの顔をもつ水泳部。部員たちは合宿や日々の練習を通じて、互いに協力し合ったり励まし合ったりしながら、結束を強めていきます。

「全くの水泳初心者から、全国大会に出場する実力派まで、さまざまな部員が自己ベストの更新をめざして練習に励んでいます。練習メニューやトレーニングといった専門的な部分は教員が管理しますが、それ以外の運営は部員に任せています。自分たちで考えて行動するのが水泳部の方針です。特に上級生がしっかり動いてくれるので、教員が指示を出すことは少ないですね。私が日頃生徒に言っているのは、相手やそこに繋がる人、物事まで考えて行動しようということ。彼女たちなら、それができると信じています」(顧問・前田敏宏先生)

 同校の温水プールでは、部の伝統だという「はいヨーイ! Go!!」のかけ声がよく響きます。真剣に、されど和やかな雰囲気のなかで、部員たちは練習に励んでいました。

水泳部の活動の様子の写真です活動日は月・火・木・金・土の週5日。部員は50人。温水プールには、世界水泳連盟の規定に適合した可動式踏切付きのスタート台も完備されています。
水泳部の活動の様子の写真です「いろいろなレベルの人がいるからこそ、刺激がもらえます。互いを高め合っていけるのが水泳部の魅力です」(Kさん)
水泳部の活動の様子の写真です「25m×6レーンの室内温水プールに魅力を感じて入部する生徒も多いです」(前田先生)
水泳部部長 K・Yさんの写真です水泳部部長 K・Yさん(高2)

「私の水泳部入部の決め手は、雰囲気の良さです。合宿中は練習がかなりハードなので、なかには泣き出してしまう人もいますが、『あと2日だよ』『あと1日!』と励まし合いながら乗り切っています。文化祭のアーティスティックスイミングは、開催時期が大会の日程と重なるので、部員を振り分けたりもします。毎年演目が違うので練習は大変ですが、工夫のしがいがあります。部長としてうれしいのは、後輩が結果を出してくれた時。やりがいを感じます」


水泳部 T・Nさん(中3)の写真です水泳部 T・Nさん(中3)

「設備が整っているところは水泳部の魅力だと思います。私は0歳の頃から水泳を続けており、外部のスイミングスクールと並行して活動しているため全ての練習には参加できないのですが、部活動では先輩・後輩との関係性を学ばせてもらっていて、そういうところが何よりの魅力だと思います。水泳は100分の1秒を競い合う競技なので、泳ぐたびにさまざまな感情が芽生えます。自分がそうした感情をもっていると知ることができるのも、水泳の魅力だと思います」

水泳部顧問/前田敏宏先生インタビュー
「水泳の練習で得た経験が、将来役に立つことを願っています」
水泳部顧問・体育科/前田敏宏先生の写真です水泳部顧問・体育科/
前田敏宏先生

――水泳部は大会での実績ももちろんですが、文化祭でのアーティスティックスイミングも人気のようですね。

「私が担当した学年の生徒にシンクロナイズドスイミングの経験者がいて、入部当初から文化祭で披露したいと要望し、その生徒が部長へ就任した年に実現しました。ただ、文化祭は大会の時期と日程が近いので、練習時間は削らないという条件のもとで始まりました。最初はその生徒の先導でしたが、その後に、アーティスティックスイミングの経験者が在籍した年もあり、お手本を見せたりいろいろ教えたりして内容が充実し、今はそれを後輩たちが引き継いでいます」

――部の目標や部員たちに期待することは?

「個人スポーツなので、自己記録の向上に対する向き合い方や、それに費やすエネルギーの注ぎ方というものが、将来社会へ出た際に役立ってくれたらいいと思います。たとえすぐに結果が出なくても、そうした経験が生徒たちそれぞれの糧となり、いずれ花開いてくれたらうれしいですね」

――これから入部を考えている人に向けてメッセージをお願いします。

「今年は全く泳げないという生徒も入部しました。息継ぎもバタ足もできないところからのスタートでしたが、今では25m以上を泳げます。初心者でもやる気があれば大丈夫です。もちろん全国大会で成績を残せるような生徒もいて、幅広いレベルの部員たちが高いモチベーションで日々練習に取り組んでいます。設備も整っているので、興味のある人はぜひ見学にいらしてください」

(この記事は『私立中高進学通信2024年9月号』に掲載しました。)

跡見学園中学校  

〒112-8629 東京都文京区大塚1-5-9
TEL:03-3941-8167

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