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私立中高進学通信

2022年1月号

学校ってどんなところ?生徒の一日

跡見学園中学校

「本物」に触れ、豊かな心を育み
『しなやかで凜とした女性』へ

1875年に跡見花蹊先生によって創立された跡見学園。書道や茶道、日本画・伝統工芸など日本の文化を学びながら、自分の美意識をもとに創造的に問題を解決でき、他者と協力して社会に貢献できる、自立し・自律した女性を育成します。今回は中3生に密着しました。

私が紹介します!
H・Hさん(中3)
H・Hさん(中3)

ホームルーム委員長を務めています。跡見の魅力は150年近い歴史があり、先生方や先輩方もやさしいこと。この制服も私のお気に入りです。

08:00 登校

「『ごきげんよう』
この挨拶から一日が始まります」

 東京メトロ丸ノ内線の「茗荷谷駅」から歩いて2分。有楽町線「護国寺駅」からは歩いて8分です。創立者・跡見花蹊先生が宮中の女官に書画や漢詩を教えていた功績で明治天皇のお后・昭憲皇太后より桜の御印を拝領したことから、「桜」が同校の象徴になっており、校章や制服のリボンのイメージとして用いられています。


08:10 朝のHR

 

「『ごきげんよう』は、開校以来の挨拶で、(学校で用いる挨拶としては)跡見が発祥です。ホームルームや授業の始まりや終わりにも、この挨拶をします」(H・Hさん)


08:30 1時間目:数学

「数学の新しい問題を目にしたときは、一瞬とまどいます。でも、考えているうちに先生から教えていただいた解き方を思い出し、答えを導き出せると、自信がつきます」(H・Hさん)

 
「iPadにタッチペンで式を書いて解きます」

09:30 2時間目:美術

 

 跡見学園の美術の授業では、工芸も習います。今日、制作したのはペーパーナイフです。さまざまな種類の木材を組み合わせて模様を描く寄木細工の技法で作りました。重ねたときに、どのような断面になるかを考えて制作することが重要です。

「跡見生たちが美術の授業で制作した作品です!」

10:30 3時間目:英語

 

「中3になって、たくさんの単語や文法を身につけ、難しい長文も読めるようになりました。そうした上達を、ネイティブの先生の授業やオンライン英会話で実際に確認できます。海外研修プログラムに参加して、英語が伝わる喜びをもっともっと実感したいです」(H・Hさん)

「英語が伝わるたびに笑顔があふれます」

11:30 4時間目:体育

 今日はプールで水泳です。温水なので、一年中泳ぐことができます。25m6コースの広さがあり、スタート台は最新仕様です。文化祭では水泳部がここでアーティスティックスイミングを披露します。


12:20 昼休み

 

 感染防止対策のため、机を透明なボードで囲っています。お弁当を食べながら、クラスメートと距離を保ってコミュニケーションを楽しみます。

「今日もおいしくいただきます!」

13:00 5時間目:理科

 

 毎日の生活のなかで常に「なぜ?」という疑問をもつことの大切さを、豊富な実験を通して学ぶことができます。


14:00 6時間目:習字

「一文字一文字に心を込めて!」

 変体仮名を練習しました。変体仮名とは、現代の平仮名としてはもう用いられていない古い仮名のことです。「先生に見せたところ『上手に書けましたね』とほめていただきました。書き終えるたびに達成感が味わえる、このお習字の時間が大好きです」(H・Hさん)


15:20 放課後プログラム・クラブ活動

 
「心がきりりと引き締まります」

「体を動かすことが大好きな私は、中学生になったら、これまでに経験したことのない運動をしてみたいと思っていました。跡見の剣道部に入ったのは、部活動を見学したとき、稽古をする先輩方の凜々しい姿に感動したからです」(H・Hさん)

生徒の個性と才能を伸ばす『放課後プログラム』も用意。
茶道・華道・箏曲や英語の講座などから選べます。
「私は茶道を習っています。茶道からは礼儀作法も学べます」(H・Hさん)


17:30 下校

 

 満ち足りた一日が終わりました。明日もまた、学校に来るのが楽しみです。「ごきげんよう」の挨拶で下校します。

先生メッセージ
「自分にとっての美とは何か」を
言語化するプレゼンテーション

 本校の学祖である跡見花蹊が日本画家であり、自著のなかで芸術が女子教育に必要であると説いています。この精神を受け継ぎ、本校は芸術教育に力を注いでいます。中学の美術の授業では全員が美術と工芸を学びます。高校になると音楽、美術、書道、工芸からいずれか1つを選択します。本人が希望すれば、高1から高3まで3年間、美術や工芸を学び続けられることが特色です。美術では、鉛筆デッサン・油絵・日本画・アニメーション・銅版画に、工芸では、木工や染色・織物・陶芸・プラスチック造形・革工芸・ガラス工芸などに取り組み、さまざまな技術と素材に触れることができます。これも「本物に触れる教育」の一環です。美術では高3になると卒業制作を行います。また、高1の美術では探究学習も実践しています。アーティストから写真家、建築家まで、その人の作品やスタンス、メッセージのなかから自分が共感できるものを選び、「自分にとっての美とは何か」を言語化してプレゼンテーションするのです。(芸術科/成清美朝先生)

創部70年の歴史を誇る繊維工芸部の先輩方による日本刺繍作品。
同部は、文部科学大臣賞など数々の賞を受賞しています。

(この記事は『私立中高進学通信2022年1月号』に掲載しました。)

跡見学園中学校  

〒112-8629 東京都文京区大塚1-5-9
TEL:03-3941-8167

進学通信掲載情報

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