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私立中高進学通信

2024年9月号

注目! News and Topics

東京家政大学附属女子中学校

生徒のニーズに応えた新カリキュラムを導入し
制服も全面的にリニューアル

それぞれ異なる制服4名の生徒が並んでる写真です

2025年度からのカリキュラム改革と併せて、制服も全面的にリニューアル。
デザインや素材選びには、生徒の声も反映されています。

国公立志望の生徒に対応した
新カリキュラムを導入
高校教頭 針生貞子先生の写真です高校教頭/針生貞子先生

「自主自律」を建学の精神に、生活信条「愛情・勤勉・聡明」の実践によって未来を創造し、世界で輝く女性を育む東京家政大学附属女子。そんな同校では多様化する生徒のニーズに対応するため、カリキュラム改革に取り組んでいます。

「国公立大学への進学を希望する生徒が増えてきたことが、カリキュラム改革に着手するきっかけでした」

 そう話すのは、同校の教頭・針生貞子先生です。

 高校の新カリキュラムでは、国公立大学への進学をめざす『Super Advancedコース』と、東京家政大学や難関私立大学への進学をめざす『Creative Learningコース』の2コースが設定され、Creative Learningコースには、難関私立大学をめざす「CAクラス」と、東京家政大学への進学を視野に入れた「TKUクラス」が用意されています。

 来年度からは東京家政大学への進学枠が大幅に拡大し、TKUクラス以外の生徒には、東京家政大学への合格資格を保持したまま他大学を受験できる併願制度が適用されます。

「もちろん100%ではないですが、どんな形であれ東京家政大学への進学を担保できる体制を用意できたのではないかと思います」(針生先生)

中3にも門戸を開いた
“中高大”連携プログラム
中学教頭 荒籾和成先生の写真です中学教頭/荒籾和成先生

 高校のカリキュラム改革に伴い、中学のカリキュラムも「Advanced(特進クラス)」と「Standard(進学クラス)」に名称が変更されます。そんな中学においても、中高大連携のプログラムが始動しています。

「これまで高校生を対象に行っていた大学教授による模擬授業を、昨年度から中学生も参加できるようにしました。希望する学部や学科の授業を、中学生のうちから体験できる取り組みはなかなかないと思います」

 そう話すのは、教頭の荒籾和成先生です。さらには、AIも積極的に活用したいと荒籾先生は語ります。

「進化が著しいAIですが、これを使いこなすためには“正しく質問する力”が必要です。そこで昨年、質問を入力するとAIがその質問の明確さなどを評価・アドバイスしてくれるプログラムを導入しました。それを探究の授業で生徒に使ってもらったところ好評で、繰り返し挑戦するうちに入力する問いが明確で深いものになっていきました。手応えを感じたので、今年は英文添削にもAIを導入しました。AIが相手なら生徒はいつでも好きな時間に英語のトレーニングができますし、間違いをあまり気にせずに、前向きに取り組めているようです。こうした新しい試みをどんどん取り入れて、生徒たちもそれを前向きに楽しんでくれるのも、本校の特徴だと思います」(荒籾先生)

多様性を意識した新しい
デザインの制服を採用

 さらに同校では、来年度から制服もリニューアルされます。

「来年度の高1入学者が80期となることに合わせてリニューアルの準備を進めてきました。この全面的なリニューアルとは別に、近年の多様性重視の流れを受けて制服にスラックスを導入したところ、想定以上の需要がありました。そこで制服の全面リニューアルにあたっては、当初から選択肢の一つとしてスラックスを含めたデザインを考えています」(荒籾先生)

 新しい制服ではスカートとスラックスが選べることに加えて、リボンとネクタイの選択も可能になります。こうした制服については、デザインの段階から生徒の声を反映しつつ進めてきたそうです。

「生徒会役員を中心にプロジェクトチームを組んで意見を交換し、時には全校生徒の投票も行いました。プロジェクトチームのメンバーには高3生もいるのですが、自分たちは卒業して新しい制服を着ないにもかかわらず、後輩たちのために献身的に意見を取りまとめる姿に、生徒の成長を感じて印象深かったですね」(荒籾先生)

 社会や技術の変化を読み取り生徒のニーズに応える同校の、来年度からの変化と進化に注目です。

「中高大連携」により、中3のうちから大学授業の体験の様子の写真です「中高大連携」により、中3のうちから大学の授業を体験できる取り組みが進んでいます。
大学教授による授業の様子の写真です大学教授による授業を体験することで視野が広がり、自分が将来本当にやりたいことを見つける可能性を高めることができます。
生徒会役員を中心にプロジェクトチームを組み、制服のデザイン・素材・着心地などについてデザイナーと意見交換の様子の写真です生徒会役員を中心にプロジェクトチームを組み、制服のデザイン・素材・着心地などについてデザイナーと意見交換。時には全校生徒による投票も行って新しい制服が決定しました。
「理科×美術」のコラボ授業の写真です
「理科×美術」のコラボ授業の写真です

教科横断型学習にも積極的に取り組む同校。「理科×美術」のコラボ授業では、自分で選んだ元素記号について調べ学習を行い、そこで得た知識からイメージを膨らませて、元素記号をアートに仕上げることにチャレンジしました。

進学通信 2024年9月号
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