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私立中高進学通信

2024年9月号

Students' Chat Spot

啓明学園中学校

ここは世界と未来につながっている

世界40カ国以上の国と地域から帰国生や外国籍生、留学生が集まる啓明学園。国内生は国際生とともに多文化共生社会を生きていく力と心を養っています。そんな環境で6年目の学校生活を送る高3生にお話をうかがいました。

吉田将人さん(高3/生徒会長)
吉田将人さん(高3/生徒会長)

「モノづくりが好きなので、卒業後は建築系か工業系の学部に進み、居心地の良い空間をつくることが目標です」

松本晃毅さん(高3)
松本晃毅さん(高3)

「リベラルアーツ教育を学べる国立大学で、幅広い知識を身につけ、将来は起業したいと考えています」

木村希望さん(高3)
木村希望さん(高3)

「大学で異文化コミュニケーションについて学び、グローバル社会に貢献できる仕事に就くことが目標です」

高橋ひかりさん(高3/生徒会副会長)
高橋ひかりさん(高3/生徒会副会長)

「友人たちから人間関係について相談を受けることが多く、大学では心理学を学びたいです」

啓明学園に入学したきっかけや理由は?

高橋さん
父が併設の啓明学園初等学校を卒業し、姉も併設の幼稚園から高校まで通っていました。そんな父や姉の影響もあって私も入学しました。

木村さん
私は小6から中3までマレーシアにあるインターナショナルスクールに通っていました。啓明なら、同じような環境で学べると思ったことが理由です。インターナショナルスクールでは、授業はもちろん英語で行われていました。クラスには中華系やインド系のマレーシア人の生徒が多く在籍していて、数カ国語を話せました。私は父が韓国人なので、日本語と韓国語を話せます。さらに英語も堪能になれるように一生懸命勉強しています。

松本さん
僕は英語教育に力を入れている幼稚園に通っていたため、英語に自信がありました。グローバル教育を実践するこの学校に魅力を感じ、入学しました。帰国生に向けた英語の抜き出しクラスがあり、僕は中2からこのクラスで学び、中3に進級する前に英検準1級を取得しました。

吉田さん
僕は併設の幼稚園出身で、小学校は公立に通いました。姉が啓明で学んでいたこともあり、再び中学受験をしてこの学校に戻ってきました。

これまでに学校で力を注いできていることは?
「沖縄の修学旅行では平和について考えることができたね」「沖縄の修学旅行では平和について考えることができたね」

高橋さん
私は3歳から始めたモダンバレエを今も続けています。レッスンと勉強を両立させ、中3の時に友人とデュエットで踊り、全日本舞踊コンクールで1位になれました。

高1の時に、生徒会の副会長に立候補して、今もその職に就いています。中学の時から先生に生徒会の役員になることを勧められていたのですが、勇気が出なくて。でも、高校生になって決心がつきました。啓明は学年の壁を越えて、みんなの仲の良さが特色です。この校風を活かして「上級生と下級生が楽しく交流できるイベントを開催する」ことを公約に掲げました。この公約を果たすために実行したのが、高2の『啓明祭(文化祭)』の後夜祭です。高1の時はコロナ禍で後夜祭にも制限が設けられたのですが、高2では体育館でコンサートやダンスパフォーマンスなどを行うことができました。松本さんはロンダートバク転というアクロバティックな離れ業を披露して、みんなを驚かせてくれました。

松本さん
僕は小6まで器械体操を習っていたので、その経験を活かして挑戦しました。

吉田さん
あの技は反響が大きく、みんなの心に残る思い出になりました。

木村さん
私はボランティアに関心があり、JRC(青少年赤十字)の会長を務めていました。JRCが『啓明祭』でバザーを行い、売上の全額を寄付しました。

また、男子バスケットボール部のマネージャーとして活動していました。

高2の終わりから高3にかけては、ラウンドスクエア(※)が実施する交換留学でオーストラリアを訪れ、ホームステイをしながら現地校に通いました。期間は6週間です。ホストファミリーは広大な農場を持っていて、そこには長い川も流れています。その川でカヌーを楽しむなど、雄大な自然に触れることができました。

松本さん
多くの知識を吸収して視野を広げるとともに、英語のプレゼンテーション能力を磨くことに取り組んでいます。そこで、高2の時に啓明の先輩2人と「ワールド・スカラーズ・カップ」にチャレンジしました。これは高校生が総合的な教養を、英語を使って競う大会です。50以上の国で国内大会が開かれ、世界中から2万人近くが参加します。競う種目にはディベートやエッセイなどがあります。エッセイなら「3000年前にタイムスリップできるなら、あなたは誰に話しかけたいですか?」といった質問に英文で答えます。僕とともに参加した先輩の一人は、「ソクラテスやプラトン、アリストテレスと会って、哲学の話をしたい」と書いていました。国内大会の結果、僕たちは上位に入賞して、ロンドンで開かれた世界大会にも出場したのです。この大会でも勝ち進み、アメリカのイェール大学で開催された決勝大会にも出場できました。

吉田さん
僕は昨年から生徒会長を務め、生徒会活動に力を入れています。立候補した際の公約は「コロナで閉鎖されたカフェテリアをリニューアルすること」でした。僕は体を鍛えることに強い関心があり、食べることも大好きなため、この公約を掲げました。部活動は陸上部に所属して、トレーニングに励んでいます。クロスバイクで自転車旅行をしたり、松本くんと富士山に登ったりもしました。

また啓明には年に1回、「私のメッセージ」というスピーチコンテストがあります。僕は「睡眠」をテーマにした探究活動の成果を発表しました。筋トレをした後の疲労回復に、睡眠がどんな役割を果たすかを調べたのです。

高橋さん
私は、「好きなことを、好きだと言うことの大切さ」について発表しました。自分の気持ちを素直に表現したほうが、多くの人と深い関係を築けると思ったからです。

木村さん
私はスマホの使い方を見直す重要性について発表しました。スマホは何かを調べるのに便利ですが、目的もなしに見続けると時間をムダにしてしまうことにつながると考えたためです。

※ラウンドスクエア…世界50カ国の私立学校が加盟する私立学校連盟。加盟校間の交流を図る。

啓明学園の魅力は?
「純粋な心を持った生徒が多いことも啓明の良さだと思うな」「純粋な心を持った生徒が多いことも啓明の良さだと思うな」

高橋さん
校内には英語やフランス語や韓国語など、たくさんの言語が飛び交い、異文化理解ができる点です。

木村さん
生徒と先生の心の距離が近く、気軽に質問できるところです。

松本さん
多くの生徒が自分の意見や考えを持っていて、自分の言葉で語ることができる点です。また、互いを認め合い、尊敬し合う雰囲気も啓明の魅力だと思います。

吉田さん
生徒の約35%が国際生なので、日本にいながら海外の文化や習慣に触れられることです。国際生と交流することで、これまで気づけなかった日本の素晴らしさに目を向けられるようになると思います。

(この記事は『私立中高進学通信2024年9月号』に掲載しました。)

啓明学園中学校  

〒196-0002 東京都昭島市拝島町5-11-15
TEL:042-541-1003

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