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私立中高進学通信

2024年9月号

保護者の私学ライフ

八雲学園中学校

ホスピタリティーの高さと
雰囲気の良さに驚かされる学校です

「良いところを挙げたらキリがありません!」お子さんがきょうだいで入学している保護者の皆さん。

「良いところを挙げたらキリがありません!」
お子さんがきょうだいで入学している保護者の皆さん。

次世代のグローバルリーダーの育成をめざす八雲学園。きょうだい入学・親子入学が多い点も特徴です。お子さんが、きょうだいで同校に通っている保護者の皆さんにお話を伺いました。

佐々木愛さん。高3の長男、中2の次女が在籍。

佐々木愛さん。高3の長男、中2の次女が在籍。

中村美幸さん。高1の長女、中1の長男が在籍。

中村美幸さん。高1の長女、中1の長男が在籍。

土屋麻衣子さん。高2の次男、中3の次女が在籍。

土屋麻衣子さん。高2の次男、中3の次女が在籍。

周囲にも多い
きょうだい入学者

――お子さんが、きょうだいで八雲学園に通われているそうですね。

佐々木さん
長男の中学受験の時、グローバル教育に重きをおいて、世界で通用するレベルの英語教育を実践している学校を探していました。子どもには、英語を単なる知識としてではなく、ツールとして使いこなせるようになってほしいと考えたのです。

八雲学園を訪れたきっかけは、模擬試験の会場になっていたことでした。そこで驚いたのが、そのホスピタリティーの高さです。寒い日だったのですが、保護者の控え室に温かいお茶が用意されていたのです。そんな学校は初めてでした。待ち時間に動画による学校紹介があり、中3でアメリカ海外研修に全員が参加できること、ラウンドスクエア(国際私立学校連盟)の加盟校で、世界中のさまざまな国・地域の生徒と交流がもてることを知りました。そこで子どもに受験を勧めたところ、本人も興味をもって受験しました。兄が楽しそうに学校生活を送る姿を見て、妹の志望校も自ずと八雲学園になりました。同じケースのご家庭も多いようです。

土屋さん
ていねいな挨拶やボランティア活動の推奨など、ホスピタリティー教育を大切にしている学校ですよね。子どもたちが幼稚園に通っていた時、運動会で八雲学園の校庭を使わせていただいていたのですが、生徒の皆さんが横断幕や飾りを用意して歓迎してくれたのです。休憩時間になると、吹奏楽部の演奏やドリル部のチアダンスでもてなしてもらい、子どもたちも保護者も大感激でした。子どもたちは「この学校に通いたい!」と乗り気だったのですが、当時は女子校だったため、息子はがっかりしていました。共学化すると聞いた時は、家族で大喜びしました。そして、息子も娘も受験勉強を頑張り、合格の知らせをいただいた時はとてもうれしかったです。

中村さん
夫と私は幼稚園から高校まで同じ学校に通っていたので、子どもたちにも共学校に通ってほしいと考えていました。受験する学校を検討するなか、娘が小3の時に八雲学園の文化祭を見学したのです。後援会(保護者会)の方々が、屋上で子どもたちに餅つきを体験させてくださったのですが、保護者の皆さんが娘に優しく話しかけてくださり、素敵な学校だと感じました。生徒の皆さんによる英語劇にも感激して、八雲学園をめざすことにしました。弟は姉の行事の参観にいつも同行していたので、自分も当然この学校に通うと思っていたようです。塾の成績が伸び悩んだ時は、親のほうがハラハラしたように思います。今では元気いっぱいに、楽しそうに登校する姿を見てホッとしています。

なかなかできない体験が
できる学校行事

――受験を考えている方に学校の特徴を教えてください。

佐々木さん
先生方が生徒一人ひとりをよく見てくださっていて、生徒の「ここだ!」という良さを見つけ、引き出してくださっているように思います。息子は自分から前に出るタイプではないのですが、気づけばいつも積極的に行事に関わっています。文化祭で模擬店を出した時は、会計システムを友人たちと開発したそうです。中1のプログラミングの授業でアイデアが湧いて、高1で実用化までこぎつけました。物販の会計から発注、在庫管理を一度に行えるシステムで、先生方に何度も試作品を持ち込み、完成後は後輩たちにも使ってもらえるようにマニュアルを作成しました。クラスメートにも評判で、達成感を感じた息子は、進路の一つとしてシステム開発を考えるようになりました。そうした経験を積み重ねたからか、積極性も増して、高1でアメリカに留学する9カ月プログラムにも参加しました。

また、娘は女子バスケットボール部に所属しているのですが、名門チームであるにも関わらず、未経験の娘に先生が声をかけてくださったそうです。親は驚きましたが、娘は挑戦すると決め、熱心に活動しています。生徒一人ひとりを大切に見守って、しっかり伸ばしてくださる学校です。

中村さん
先生方の生徒を思う気持ちが温かいですよね。行事が多い学校ですが、忘れられないのはコロナ禍の時期のこと。校長先生が「私たちは簡単に諦めません」とおっしゃり、ほぼ全ての行事を、念入りに対策しながら実施してくださったのです。

合唱コンクールでは、アクリルボードを設置し、学年が変わるごとに専門のスタッフが清掃をしながらの進行でした。学校の「諦めない」姿勢に感激し、生徒も保護者も心強かったです。生徒にとってはその学年での行事は1度きりです。生徒の気持ちと成長を大切にしてくださったのだと思います。

土屋さん
なかなかできない体験ができる学校です。文化体験の日が毎月のようにあり、美術鑑賞、ミュージカル、映画鑑賞をはじめ、さまざまな場所に出かけて文化や歴史を探究します。八雲学園の教育の特色である「グローバルリーダーを育成」するための取り組みの一つですが、親が連れていくことを考えたら大変です。遠足は泊りがけで行われ、テーブルマナーやホテルマナーを学ぶ機会もあります。思春期の子どもに親が体験してほしいと思うことが、学校行事に盛り込まれているのが魅力です。

中村さん
訪れる場所も、体験する内容も、食事も、全て上質なものが選ばれていて驚きますし、ドレスコードが求められる行事もあります。子どもたちは、クラスメートと行くからこそ、楽しく教養が身につくのだと思います。

佐々木さん
合唱コンクールも本格的な音楽ホールで行いますし、体育祭も国際試合が開催可能な体育館で行います。本物志向で養われた教養は、きっと将来役立つ場面があるはずです。

土屋さん
たくさんの行事があり、学年ごとにおおよその内容が決まっています。きょうだいで入学して良かったと思うポイントの一つが、行事の思い出を共有できることです。兄が妹にアドバイスを送る姿は微笑ましいですね。また、行事は中高同時に行われることが多いので、親としては日程の調整がしやすくて助かります。きょうだい入学はお勧めです。

佐々木さん
学校の良いところが多すぎて紹介しきれませんが、「この学校に出合えて幸せ」だと親子共々思っていることをお伝えしたいです。

先生の声
副教頭 近藤嘉彦先生副教頭 近藤嘉彦先生

 本校は伝統的に「きょうだい入学」「親子入学」が多いところが特徴です。共学化して7年目になりましたが、卒業生からは「息子も入学をめざせるようになってうれしい」という声をたくさんいただいています。

 多彩な行事や文化体験、グローバル教育など、本校の良さを知って、きょうだいでご入学くださることは教員にとって光栄ですし、ありがたい限りです。

進学通信 2024年9月号
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