私立中高進学通信
2024年9月号
Students' Chat Spot
専修大学松戸中学校
文武両道が目標!
勉強に部活動に全力で挑む
国際社会を担うリーダーを育てることをめざし、多彩な活動やアプローチを展開する専修大学松戸。中1、高1、高3と学年の異なる生徒に集まってもらい、それぞれの視点から見た学校の魅力や自身が今がんばっていることを聞きました。
楊じんいーさん(高3)
「合唱部で活動して6年目です。部活動を頑張ると同時に、大学受験に向けての勉強もしています。大学で法律を学ぼうか、社会学を学ぼうか検討しています」
市川大翔さん(高1)
「バドミントン部に所属しています。将来は、日本と世界の文化をつなぐような職業に憧れています。これからやりたいこと、得意なことを見つけていきたいです」
岡野花南さん(中1)
「今は、チアリーディング部で高校生になったら野球部の応援をするのが活動の1番の目標です。チアリーディングのように人を元気にできる職業に就きたいと思っています」
この学校を選んだ理由は?
楊さん
私がこの学校を選んだ理由は、まず自分の偏差値に合う学校だったということがあります。それから、男子とのコミュニケーションから学ぶことも多いと思ったので、共学校であることも大切な要素でした。そしてやはり英語教育にとても力を入れていて、中学で海外へ修学旅行に行けるところにも魅力を感じて選びました。
市川さん
僕も楊さんと同じで、英語教育に惹かれました。特に中3で行くネブラスカへの修学旅行は、とてもいい経験になりました。中学の修学旅行で、海外の人とコミュニケーションを取ることはなかなかできないと思うので、そうした経験ができるというのは、この学校ならではの良さだと思います。それから、部活動も盛んで、昨年は高校の野球部が甲子園にも出場しました。他にも活動が盛んな部が多く、文武両道を実現できる環境というのもこの学校を選んだ理由でした。
岡野さん
私は野球が好きなので、チアリーディング部に入って野球部を応援したいと思い、この学校を選びました。二人も話していましたが、ネブラスカへの修学旅行は、他の中学だとなかなか行けない貴重な体験になると思いましたし、楽しそうだと思ったのも理由の一つです。
今、学校生活で力を入れていることは?
楊さん
今、私が1番熱中しているのは部活動です。中1の頃から合唱部に所属していて、今年で6年目です。私が中学で活動していた頃は部員数が14人でしたが、高校ではたくさんの新入部員が入ってくれて、今は中高合わせて約70人で活動しています。昨年は冬の全国大会で銀賞の7位をいただけました。中学生の頃から全国大会に出場するのが目標だったので、本当にうれしかったです。勉強はもちろん大事なものですが、仲間と一緒に部活動を通して築き上げる絆も同じくらい大事なものだと思っているので、毎日楽しく活動しています。今は引退が近づいてきているので、その時間を大切にしたいと思っています。
市川さん
僕は英語と部活動です。英語は、ネブラスカの修学旅行を通して、視野を広く持ち、海外で日本のことを伝えていくことが大事だと実感したので、もっともっと自分の英語力を上げていきたいと思っています。部活動はバドミントン部に所属しています。中学では部長を務め、先生とのコミュニケーションや後輩への指示の出し方など得るものが大きく、とても良い経験ができました。高校のバドミントン部の目標は、県大会上位入賞です。結果を残せるように日々、全力で練習しています。
岡野さん
私はチアリーディング部の活動に力を入れています。チアリーディングは、アクロバティックな技が多く、油断すればケガにもつながります。人の命がかかっている競技なので、他の部活動よりも普段から厳しくて、挨拶や返事なども大事にしています。なので、そうした礼儀も身についてきたのかなと思います。
学校生活を振り返りどんなことを感じていますか?
市川さん
この学校では中学から、社会に出ることを見据えて、今後大学などで何を学びたいか考えたり、どのような職業があるのか調べたりする時間が多くあります。自分の将来について真剣に考える時間はとても大切だと思うので、ありがたいと感じています。
僕は高1ですが、中学から高校に進級して多くの変化を感じました。高校からは義務教育ではなくなるので、自由にできることも増えましたが、その分責任も伴います。何事も自分で考えて動かなくてはいけないことを実感しています。それから、授業は科目数が増えて、部活動の時間も長くなったので、勉強と部活動の両立が中学以上に大変ではあります。
楊さん
私も中学と高校で大きく違うのは授業科目だと感じています。中学の時は選択科目があまりなかったのですが、高校になってからは、自分が何をやりたいのか、自分で選択していかなくてはいけない場面が増えました。特に高3では、大学受験においてどの科目を利用して受験するのかを決めなくてはいけないので、自分のことを理解していないと困る場面が多くなると思います。そういう意味でも、自分と向き合う時間が増えたような気がします。
部活動に関しても市川くんと同じで、活動日数も増えたので、勉強との両立は本当に大変です。大学受験もあるので、部活動に時間を費やせなくなることも多いと思いますが、部活動で築き上げたものもたくさんあります。例えば、先輩や後輩とのコミュニケーションの取り方や礼儀や挨拶など、将来に役立つこともありますし、責任感も培われるので、部活動に力を入れることも大切だと思います。
岡野さん
私も、部活動と勉強をどう両立させようかと難しく思っているところです。電車通学の時間など、隙間時間を使えばいいというのも最近分かってきたので、そうして少しずつ自分なりのやり方を見つけていければと思います。
後輩から先輩に質問はありますか?
岡野さん・市川さん
部活動と勉強の両立に苦労しているのですが、どのようにしているのか、教えてください。
楊さん
通学電車の中で単語を覚えるなどの勉強をしています。それから、部活動のある日は帰宅すると疲れて寝てしまうので、家に帰って勉強するよりも、学校や塾の自習室で勉強をしてから帰ることにしています。私は、自分が勉強した時間を記録するのが好きなんです。どれくらい勉強したのかを可視化するとモチベーションを上げることができるので、時間を記録するのもお勧めです!
(この記事は『私立中高進学通信2024年9月号』に掲載しました。)
専修大学松戸中学校
〒271-8585 千葉県松戸市上本郷2-3621
TEL:047-362-9102
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