先輩と交流した一日に 江戸女のリアルが凝縮！

私立中高進学通信

2025年11月号

学校説明会・オープンスクール REPORT

江戸川女子中学校

先輩と交流した一日に
江戸女のリアルが凝縮！

オープンキャンパス
「Let’s study Music in English！」

生徒発案の交流プログラムで
江戸女生の魅力を実感

中学入試対策委員（広報）／水嶋瞳先生
「部活動体験に関わる生徒には、『自分が受験生の時に何を知りたかったかを思い出し、小学生の目線で考えてみて』と促しました。どの生徒も、どうしたら参加者に楽しんでもらえるのかを自分なりに工夫し、取り組んでいます」

「何かお探しですか？」──オープンキャンパス当日、校内で迷っていた私たち取材チームに声をかけ、道案内を申し出る在校生と出会いました。

　困っている人に手を差し伸べ、よかれと思えば機転を利かせてすぐに行動する。このエピソードを広報の水嶋瞳先生に伝えると、「人の役に立とうという意識が浸透しているんです。外部の方に『江戸女生は人当たりがよい』とお褒めの言葉をいただくゆえんかもしれません」と顔をほころばせます。

　オープンキャンパスは、そんな在校生と受験生・保護者が触れ合う機会を増やそうと企画されました。今回体験できるのは授業（5科目）に部活動（8部）と盛りだくさん。1・2・3限をフル活用すれば、事前予約した3コマを受講できます。特に先輩と交流できる部活動体験は看板企画で、「生徒のアイデアを尊重しました」と水嶋先生。

　例えばバトン部の場合、部員のパフォーマンスが披露された後、個別指導へ。高校部長のBさんは「ここで優しく教えてくれた先輩に憧れて入部したので、未来の後輩にとって私もそうなれたら」と、この体験プログラムを企画したそうです。同校を訪れたら、教育の3本柱「誠実・明朗・喜働」を体現する生徒に、必ず出会えるはずです。

左から、W・Mさん（中2）、O・Sさん（高2）、K・Yさん（中3）
「学校生活を具体的にイメージしていただけるよう、
学校の魅力を自分なりにまとめたメモや鉄板トークを用意して、見学ツアーや個別相談を行っています。
私たちが受験生にとっての『推し』や憧れの先輩になれていたら幸いです！」

学校の特色

「教養ある堅実な女性の育成」を建学の精神に掲げ、昭和6（1931）年に創立。「誠実・明朗・喜働」を教育の3本柱に据え、「自立できる人」の育成をめざしています。集中力の持続と教育効果の最大化を念頭に、45分授業や週6日制で学力の土台を築きます。英語教育に強みがあり、国際コースでは少人数制・ネイティブ教員によるイマージョン教育で実践力を養成。一般コースでもTGGでの研修やスピーチコンテストへの参加を通じてグローバルな視点を育みます。