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私立中高進学通信

2025年11月号

変わる私学!

目白研心中学校

英語に強い理数系人材を育成
『グローバルサイエンスコース』

高校新コース

中1・理科の授業の様子。
同校では中学から実験を多く行い、目的から調査結果、分析までを筋道立ててレポートにまとめます。
こうした活動を繰り返すことで、理論的に物事を説明する力を育んでいます。

 英語教育に定評のある同校が2026年、理数系に特化した新コースを高校に設置。データ活用を取り入れた探究学習など独自のプログラムについて伺いました。

海外での活躍を見据えた
理数系人材を育成

 ネイティブ教員によるオールイングリッシュの少人数授業や、中1から参加する英語スピーチコンテスト、留学生との交流など、目白研心は独自の体験型プログラムで高い英語力を育てています。その英語教育と理数系分野を融合させた『グローバルサイエンスコース』が2026年度、高校に新設されます。

「本校では従来より英語教育に注力して、英語でのコミュニケーション能力や発信力、国際理解力を兼ね備えたグローバルな力を鍛えてきました。

『英語の目白』との評価をいただき、また自負もある目白研心ですが、これまで培ってきた英語指導を土台に、海外で活躍できる理数系人材の育成を企図したものが『グローバルサイエンスコース』です。これからの社会で求められる情報活用能力や実践的な統計・情報分野といったデータサイエンスの学びを取り入れ、難関大学の理工系学部はもちろん、情報系や海外大学への進学も視野に入れています。『英語の目白』『理数も目白』です」(広報部主任/福井延幸先生)

データサイエンスを
軸にした『理数探究』

『グローバルサイエンスコース』では、理数系科目において高度な副教材を用いたアカデミックな授業の展開と同時に、週7時間の英語授業では日本人教員とネイティブ教員の徹底指導により4技能をバランスよく強化。さらに、データ活用を中心とする『理数探究』もコースの柱の一つです。

「現代ではデータを活用し、新しい価値を創造する探究力が必要とされています。このコースでは高1で、数学や理科、情報の授業で学んだ統計学やプログラミングの知識を用いて、実在する都市計画を題材に研究活動や実地調査に取り組みます」

 高2になると、それまで培ったスキルと英語力を携え、シンガポールとマレーシアを訪れる研修旅行『サイエンスリサーチプログラム』に臨みます。

「現地の大学寮に滞在しながらフィールドワークを実践し、現地の大学生や高校生と交流・ディスカッションする機会も設けます。こうした経験はその後の学習の糧となるはずです」

 生徒の強みを活かす教育を展開している同校では、中学入試でも『英語資格入試』『英語アドバンスト入試』に加え、2026年度からは算数・理科のいずれか得意な科目の得点を2倍にして換算する『理数プレミア入試』をスタート。得意分野を活かした受験が可能になりました。

「本校では生徒の“好き”や“得意”を伸ばし、進路につなげることを大切にしており、不得意な教科があっても、好きや得意な学びを軸に伸ばす指導にも真摯に取り組んでいます。

 卒業生のなかには、入学当初は数学が不得意ながら理数系の研究が好きで、そこを突き詰め博士号を取得し、さらなる研究に取り組んでいる先輩もいます。新設コースの導入により、そうした生徒をさら後押しできると考えています」

UPDATE
実践と挑戦で広がる学び
探究と海外研修で育む理数系の力
コース独自の探究活動
『理数探究×データサイエンス学習』
同コース高1の英語の授業は、ネイティブ教員による2時間の『Speaking & Writing』を含め、週に計7時間。英検対策も万全で、高1で英検準2級、高3までに準1級の取得を目標に、手厚い指導を行っています。同コース高1の英語の授業は、ネイティブ教員による2時間の『Speaking & Writing』を含め、週に計7時間。英検対策も万全で、高1で英検準2級、高3までに準1級の取得を目標に、手厚い指導を行っています。

『グローバルサイエンスコース』では、数学や理科、情報の授業を通じて、データサイエンスの活用方法を学びます。データサイエンスとは、価値ある情報を発見し、課題を解決する方法を導き出していく学問です。その手法を取り入れた同コース高1の『理数探究』では、「西新宿スマートシティ」や「羽田イノベーションシティ」といった実際の都市計画を題材に、研究や実地調査に挑みます。各自が課題を見つけて研究を進め、成果を発表会で共有します。その成果を活かし、大学の総合型選抜入試に挑むことも可能です。


2028年度より中3は『アドバンス』『総合』の2コース制に

 コースの新設に伴い、高校は『グローバルサイエンスコース』『スーパーイングリッシュコース』『特進コース』『総合コース』の4コース制へ。さらに2028年度からは中学でも中3を『グローバルサイエンスコース』『スーパーイングリッシュコース』『特進コース』をめざす『アドバンストコース』と、『総合コース』の2コース制へと再編成します。

 中1・中2では国・数・英の習熟度別授業で基礎力を磨き、先を見据えた進路指導も受けながら学習を進め、中3でコースを選択。コースは本人の希望と中2の成績によって決定されます。

中高6年間のコース展開

中高6年間のコース展開

グローバルな視点で理数分野を極める
『サイエンスリサーチプログラム』

 高校『グローバルサイエンスコース』では、修学旅行を兼ねた『サイエンスリサーチプログラム』を予定。多言語国家であるシンガポールとマレーシアを舞台に調査・研究を行い、事前学習から研修旅行、事後学習まで一貫して探究的に学びます。起業家による講演や最先端研究に触れる機会、現地大学の寮に滞在して大学生や高校生と交流する時間も設けられています。

変わるポイント
これからの社会を切り拓く人材を
育てる革新的なコース
広報部主任・社会科 福井 延幸先生広報部主任・社会科
福井 延幸先生

 現在、中等教育に求められる教育内容は大きく変化しています。科学技術分野の人材育成は国際的な競争力にも直結しますし、また、理数系志望者も近年増加傾向にあります。そうした社会の要請に応えて誕生するのが『グローバルサイエンスコース』です。理数系科目に加え、英語力やプレゼンテーション力を育成し、世界を舞台に活躍できる理系人材を育てていきます。

(この記事は『私立中高進学通信2025年11月号』に掲載しました。)

目白研心中学校  

〒161-8522 東京都新宿区中落合4-31-1
TEL:03-5996-3133

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