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私立中高進学通信

2025年11月号

変わる私学!

上野学園中学校

初級レベルから英語力を伸ばし
可能性を最大限に広げる『国際コース』

2年目を迎えた新コース

世界中から集まる国際コースの教員たち。

 少人数制のもと、細やかなサポートで英語力を育む『国際コース』。英語に強い関心があり、世界を舞台に活躍したいという意欲をもつ生徒にとって、自分の可能性を広げる絶好の場となっています。

国際教育と日本の
学習指導要領を融合
中1と中2の合同で実施される「Summer School Lesson In Science」の様子。先生の指導のもと、水と酸素、酵素と汚染の実験を行いました。中1と中2の合同で実施される「Summer School Lesson In Science」の様子。先生の指導のもと、水と酸素、酵素と汚染の実験を行いました。

 表現力と感性を育てる独自の教育を実践する上野学園。国際教育や探究学習にも力を入れ、少人数制のもと個性を大切にした細やかな指導を実践しています。2024年度には中高一貫の『国際コース』を新設。英国ケンブリッジ大学傘下の国際教育機構が提供する『ケンブリッジ国際教育プログラム』を導入し、国語・社会・道徳を除くほぼ全ての授業を英語で行っています。

 国際コースのヘッド・オブ・プログラムを務めるロバート・ブライト先生は次のように話します。

「本コースの大きな特徴は、『ケンブリッジ国際教育プログラム』と日本の学習指導要領を組み合わせている点です。そのため英語で授業を行ってはいますが、修了後は日本の大学を始め、英国、米国、オーストラリア、カナダ、ドイツなど世界各国の大学受験資格を得られると同時に、日本の高校卒業資格も取得できます」

 もう一つの特色が、『CLIL』と『ケンブリッジ国際教育プログラム』の融合です。CLILとは、外国語を使って教科を学ぶ学習法。内容と言語を理解していく過程で思考や表現が深まり、知識が定着し、学んだ知識を活用する力と外国語を実践的に使う力が身につきます。

「本コースでは、CLILのアドバイザーである逸見シャンタール先生の指導を受けながら、授業を設計しています。通常CLILでは母国語を一切使わないことがルールですが、本校では生徒の成長を第一に考え、日本語でのサポートも少しはOKとし、生徒に理解できない様子があれば日本語で補足するなど、工夫しながら進めています」

教科横断による学びで
専門分野も英語で学習

 2年目を迎えた同コースでは、英語で実施する科目は教科横断型で展開され、1つのテーマをさまざまな科目と関連付けて学びを深めています。

「科目をまたぐ授業には、教員同士の密な連携が欠かせません。その日に学ぶ内容や科目間のつながりを随時共有しながら進めています。本校に在籍するネイティブ教員は高い専門性をもち、全員が英語教育のスキルを備えています。だからこそ日本語で補足しながら、専門分野を英語で学ぶ授業を成立させることができるのです」

 同校では探究活動に力を入れており、『国際コース』でも自らの関心を深めたテーマを英語でプレゼンテーションしたり、レポートにまとめたりするなどして論理的思考力と表現力を養っています。こうした取り組みは国内外の大学進学にも対応しており、将来的に国際舞台での活躍を考える生徒にとっても必要十分な学びとなっています。

 内容・フォローアップ共に充実した教育を、定員20名という少人数で受けられる点も大きな魅力です。全員に目の行き届いた、手厚くきめ細かな指導が行われています。

「教員一人ひとりが日頃から生徒たちの顔を見て挨拶し、会話をすることで、ちょっとした変化にもすぐ気づけるような体制を整えています」

 同校では受験生向けの授業体験会を5月から1月まで毎日(8月を除く)設けており、実際に入学へと至った生徒のほとんどが体験会に参加して魅力を感じ、入学を決めているそうです。

「入学時に高い英語力は必要ありません。重視するのは意欲とチャレンジ精神です。日本人としてのアイデンティティを大切にしながら『海外で学んだり、働いたりしてみたい』と将来の夢をもつお子様を歓迎しています。興味をもたれた方は、ぜひ一度体験会にお越しいただき、イキイキと学ぶ生徒たちの様子をご覧になってください」

変わるポイント
「生徒のために」を原点に
教員も進化を続ける
国際コース ヘッド・オブ・プログラム ロバート・ブライト先生国際コース
ヘッド・オブ・プログラム
ロバート・ブライト先生

 本コースには、英語を日常的に使うのが初めてという生徒も数多く入学しますが、次第に自信をもって英語を話すようになります。昨年入学した生徒の著しい成長ぶりには驚かされるばかりです。

 伸びているのは語学力だけではなく、自信をつけ、積極的に物事へ挑戦する姿勢です。その変化を非常に頼もしく感じます。これからも『子どもたちにとっての最善とは何か』を問い続けながら、教員自身も成長し、カリキュラムや授業を常にアップデートしていきます。

UPDATE
2024年にスタートしてさらに
教科横断の学びと実体験を融合
70%を英語、30%を日本語で学ぶ
独自の特別カリキュラム
英語でプレゼンテーションを行う機会を多く設けています。英語でプレゼンテーションを行う機会を多く設けています。

 世界160カ国以上1万以上の学校で活用されている『ケンブリッジ国際教育プログラム』。上野学園国際コースの中学校では、ケンブリッジの科目は学習指導要領に沿ってすべての要件を満たすように設定されており、さらに『Global Perspectives』や『Digital Literacy』といった独自の科目も含まれています。

「世界の課題について学び、その解決策を考える科目『Global Perspectives』では、中1で世界の教育を比較し、中2で世界の仕事について探究。「Digital Literacy」では、タイピングからスタートし、デジタル社会で必要な知識へと発展させています。
 独自教材を使う科目もあれば、Maths(数学)のように文部科学省認定教科書の英語版を使用する科目もあります。さらに放課後にはサポートの時間を設け、つまずきを感じた生徒のフォローを徹底しています」(ロバート先生)


「体験」を通して楽しく学べる
フィールドトリップがスタート
寺院を訪問した様子。フィールドワークを通して日本文化も学びます。寺院を訪問した様子。フィールドワークを通して日本文化も学びます。

「体験」から学びを得る機会を増やすため、校外学習やフィールドワークを行う『Education Enrichment Programme』があります。近隣の上野公園で外国人観光客へのインタビューを行うほか、寺院でのマインドフルネス体験、陶芸教室など、多彩な活動を行ってきました。今後もバリエーションを増やしていく予定です。

『国際コース』の生徒に聞きました
協調性と自信を育み、英語の発信力向上をめざす
Aさん(中2)Aさん(中2)

 中1から『国際コース』で学び、英語力が大きく伸びました。グループ活動が多いので、協調性もより身についたと感じています。理科が苦手でしたが、先生が授業外でも理解できるまでていねいに教えてくださり克服しました。放課後サポートでのフォローもあるので安心です。今の目標は、英語で質問されたら翻訳に頼らず英語で返すことです。

 全員が楽器を選んで専門の先生から指導を受ける活動では、ハープに初めて挑戦しました。弦に触れて音を出すだけでも新たな経験となり、大きな充足感につながりました。


少人数の環境で安心して挑戦できる
Bさん(中1)Bさん(中1)

 高い英語力を身につけたくて『国際コース』を選びました。授業ではペアやグループで話す活動が多く、英語で自分の気持ちや考えを表現する練習になります。どの授業でも先生方がていねいに指導してくださるので、英語で学ぶのが初めてでも安心です。

 定期的に小テストがあり、勉強のペースを作りやすいです。調べたことを英語でまとめて発表する機会が多く、発表の場にも少しずつ慣れてきました。少人数制なので発言の機会が多く、さまざまなことに挑戦しやすい環境だと感じています。

進学通信 2025年11月号
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