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私立中高進学通信

2025年11月号

大学合格力強化計画

日本工業大学駒場中学校

校内塾『光風塾』に中学版
『光風塾ジュニア』が誕生
「進路指導部」との両輪で合格実績を伸ばす

京王井の頭線・駒場東大前駅から徒歩約3分の場所に校舎を構える同校。光風塾は同校から駅へ向かう途中にあり、通いやすい立地です。校舎とは別の場所にあることで学習環境の切り替えができ、生徒からも好評を得ています。

京王井の頭線・駒場東大前駅から徒歩約3分の場所に校舎を構える同校。
光風塾は同校から駅へ向かう途中にあり、通いやすい立地です。
校舎とは別の場所にあることで学習環境の切り替えができ、生徒からも好評を得ています。

光風塾のメソッドを
中学に拡大
進路指導室長/今井正徳先生進路指導室長/今井正徳先生

 1907年に創立され、工業教育の長い伝統をもつ日本工業大学駒場。早慶上理、3年連続で東京科学大学、筑波大学といった難関大学の合格者を毎年輩出し、目覚ましい合格実績を上げています。その成果を支えているのが、進路指導部の手厚いサポートと、高校生が対象の選抜制校内塾『光風塾』です。

『光風塾』には、校内選抜試験に合格した同校の生徒のみが入塾でき、費用は一部教材費などを除き無料です。大学進学指導歴20年のプロフェッショナルである橋本秀一塾頭を筆頭に、現役東大生約25名が高1~高3の生徒を徹底指導しています。

『光風塾』に入るために同校を受験する生徒も多く、2015年の開塾後、上位大学への合格者数が年々増加。進路指導部と光風塾のサポートにより、学外の塾に通うことなく難関大学の合格を勝ち取っています。

 この『光風塾』の高度な学習メソッドを中学生にも広げようと、2022年に誕生したのが『光風塾ジュニア』です。対象は中2・中3で、定員は各学年40名。年3回の選抜試験を経て入塾でき、こちらも費用は一部教材費などを除き無料です。習熟度別の3クラス編成で、水曜・金曜の週2回、放課後の17時30分から19時30分までの2時間、英・数・国をメインに東大生と難関大学に通う同校の卒業生が指導にあたっています。

「『光風塾ジュニア』は年3回の選抜試験で入れ替えがあるため、全体の3~4割の生徒が入塾しています。大学入試を意識した学びを先取りできるだけでなく、歳の近い東大生や卒業生から学ぶことで、『自分もこうなりたい』と生徒が憧れを抱き、進路を考えるきっかけや学習意欲の向上につながっています」と進路指導室長の今井正徳先生は話します。

校内指導では
幅広い学力層を支援

『光風塾ジュニア』では先取り学習だけでなく、土台となる基礎学力の育成と学習習慣の定着に重きをおいています。これは同校全体の教育方針とも共通しています。

「基礎学力なくして先取り学習は成り立ちません。本校では『全ての学力帯の生徒を手厚くサポート』をモットーに、普段の授業を大切にして、学習につまずく生徒が出ないようていねいに指導しています。
 毎週の国・数・英の朝テストに加え、定期テスト2週間前からは理・社の朝テストも実施します。点数が低かった生徒にはその日の放課後に補習を行い、全員が万全の状態で定期テストに臨める環境を整えています。本校には教育熱心な若い教員が多く、気軽に質問しやすい雰囲気のなかで、全教員が生徒と一対一の親身な指導を行っています」

 さらに、きめ細かなサポートの一助となっているのが、中1・中2の全生徒が使用する『ファイトノート』です。生徒は一日の予定や振り返りを記入し、毎朝担任・副担任に提出。コメントを添え、その日のうちに返却しています。

「学習習慣の定着と、スケジュール管理能力の向上をめざしています。毎日チェックすることで生徒の変化に気づきやすく、必要に応じて早い段階で声かけができます。保護者の記入欄も設けており、学校と家庭のコミュニケーションツールにもなっています」

 中学では生徒たちの学力向上を後押しする取り組みとして、『放課後の学習支援』『英検対策講座』『中3の夏期・冬期講習会』『キャリア講演会』などを実施。自習室も設置し、難関大学に進学した卒業生が常駐して質問を受け付けるなど個別指導を行っています。

 高校では、『スタディサプリサポーター制度』を導入し、卒業生チューターがオンライン学習サービスを活用しながら個別最適化した指導を展開。また、大学受験では一般選抜に加え、『学校推薦・総合型選抜対策プログラム』や長期休暇中の各講習など課外学習プログラムを用意し、多様な受験形態に応じた体制を整えています。

『光風塾ジュニア』
第1期生の成長に期待

 手厚い学習・進学支援に加え、光風塾ジュニアが始動したことで、全体の学力が底上げされてきていると今井先生は話します。

「光風塾ジュニアの1期生は現在高3ですが、全国模試の成績が飛躍的に伸びています。最難関国立大学のA判定を取った生徒や、英語の点数で全国上位を取った生徒もいます。
 光風塾・光風塾ジュニアで学んだ生徒の姿勢が、その他の生徒にも良い波及効果をもたらし、学習全体に好循環が生まれています。来年度の大学合格実績はこれまで以上に好成績が期待でき、着実に成果を重ねていけると考えています」

『誠実・明朗・勤勉』を校訓とし、何事にも素直に、真面目に、一生懸命取り組む人間性を育む『人柄教育』。そして、幅広い学力層を支える細やかな『指導体制』。この両輪の連動が同校の躍進を支えているのです。

『光風塾ジュニア』では、英語は先取り学習を行い、数学は計算問題や図形問題を多く解くことで基礎学力を徹底強化。主体的に学習に臨む姿勢を育て、難関大学受験に勝ち抜く学力とマインドを育てています。『光風塾ジュニア』では、英語は先取り学習を行い、数学は計算問題や図形問題を多く解くことで基礎学力を徹底強化。主体的に学習に臨む姿勢を育て、難関大学受験に勝ち抜く学力とマインドを育てています。
自習室には卒業生チューターが常駐し、生徒からの質問に答えてくれるほか、個別指導を実施しています。自習室には卒業生チューターが常駐し、生徒からの質問に答えてくれるほか、個別指導を実施しています。
中1・中2生が毎日使う『ファイトノート』。百人一首の和歌と漢字練習の欄が設けられており、毎日続けることで漢字力、国語力の向上に役立てています。中1・中2生が毎日使う『ファイトノート』。百人一首の和歌と漢字練習の欄が設けられており、毎日続けることで漢字力、国語力の向上に役立てています。
進学通信 2025年11月号
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