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私立中高進学通信

2025年11月号

大学合格力強化計画

昌平中学校

国際バカロレアで体得した
深い思考力と進路指導で
東京大学・京都大学など最難関大学合格へ

自習室は3つあり、早朝から20時まで利用可能。卒業生のチューターが常駐し、教科の質問に答えてくれるほか、進路相談にものってくれます。

自習室は3つあり、早朝から20時まで利用可能。
卒業生のチューターが常駐し、教科の質問に答えてくれるほか、進路相談にものってくれます。

大学合格実績を底上げする
国際バカロレアの学び
副校長/前田紘平先生副校長/前田紘平先生

 埼玉初の国際バカロレア(以下IB)認定校として世界水準の教育を実践している昌平。中学3年間をIB中等教育プログラムで学んだ後、高校では総合型選抜やIBディプロマスコアを利用して国内難関大学や海外大学をめざす『IBコース』、国内最難関大学をめざす『特進コース』のいずれかへ進みます。

「IBの正式導入から8年が経ち、その成果は導入以後の1期生が卒業した2022年以降、大学合格実績にも顕著に現れています」(副校長/前田紘平先生)

 2025年春に卒業した中高一貫生108名のうち、東京大学3名、京都大学1名、東北大学3名を含め旧帝大に9名、医学部医学科6名、早慶上理49名と、過去最多となる超難関大学への合格者を出しました。

 定員15名の高校『IBコース』の卒業生たちも、東京外国語大学、筑波大学、横浜市立大学、早慶上理など名だたる大学に合格しています。その背景を前田先生は次のように分析します。

「IB学習の基本はクリティカルシンキング、創造的思考、論理的思考を土台とする概念学習です。IBで学んだ生徒たちは思考における作法を身につけ、本質的な学びを体得し、私たちの想像を超えた成長を見せてくれます。
 そうした力は、深い思考力が問われる超難関私立大学の入試問題や超難関国立大学の二次試験、総合型選抜で必須となる論文作成や面接などでいかんなく発揮されており、それが近年の合格実績につながっていると考えています。
 とはいえ、大学合格は人生の通過点に過ぎません。本校ではその先を見据え、自身の特性を活かして世の中に貢献できる人材の育成を大切にしています」

興味・関心と社会貢献をつなげて
進路が明確化

 各生徒が自身の特性に気づき、発揮するきっかけとなっているのが、IB学習の集大成ともいえる中3の『コミュニティプロジェクト』です。生徒たちは教員による適切な指導とサポートのもと、個々の興味や関心に基づき、それぞれ奉仕活動に取り組んでいます。

「得意なダンスを活かし、行政を巻き込んで地元の活性化に向けて動画を作成した生徒もいれば、若者世代にメディアリテラシーの知識を深めてもらうイベントを行った生徒もいます。
 本校では“好きのチカラ”と呼称していますが、自分が好きな分野であれば頑張って飛躍できることを、生徒たちはこのプロジェクトを通して体得します。自分の興味を、社会貢献と結びつけて突き詰めることで進路の方向性が定まる生徒は多く、高い目標へ向かって粘り強く挑戦するマインドの獲得にもつながっています。
 その際、彼らの大きな武器となるのが、IB学習によって体得した思考の手順です。社会課題でも入試問題でも、難問を前にさまざまなアプローチで挑み、解を見つける術を心得ているのです。
 2025年度よりSDGsとIBを融合し、国際交流や世界的な社会問題を探究する『SHOHEI Borderless Program』が始動し、学びの質をさらに高めています」

英検指導と幅広い対策講座で
多様な入試形態に対応

 IBの学びと並ぶ同校の強みが、英語プログラム『パワー・イングリッシュ・プロジェクト』です。英会話や英語授業の充実はもとより、英検全員受検、『校内英語スピーチ、レシテーションコンテスト』、ブリティッシュヒルズ語学研修、ハーバード大学の学生と英語で3日間を過ごす『ハーバード・サマースクールin SHOHEI』、希望制の『シリコンバレーイノベーション研修』など多彩な取り組みが中高6年間を通じて展開され、中高一貫生の7割以上が高校で英検2級以上を取得(2割が準1級以上)する成果を上げています。

「英検2級以上の保持者は加点されるなど、英検を入試に組み込む大学は増加傾向にあります。本校は英検会場にもなるので受検がしやすく、今後さらに上位級取得をめざして指導を強化していきます」

 高2の後半からは、受験対策として『総合型選抜入試対策』『共通テスト対策』など、最新の入試動向を反映した対策講座を設置。同時に担任と教科担当の教員が生徒個々に合わせた受験戦略を練り、手厚くサポートしながら合格まで伴走していきます。

「最新の大学入試動向を常にアップデートして、各生徒に適した入試対策を提供できるのも本校の強みです。IBの学びを土台に先取り学習を行ってきた生徒たちは、近年増加している総合型選抜と、一般選抜のどちらにも対応できる力を備えています。
 大学入試全体の傾向として思考力を問う方向性にシフトしているなか、IBで学んだ本校の生徒たちは、今後ますます力を発揮してくれると期待しています」

2025年春大学合格実績(一部抜粋)

(名)

学名 合格
国公立大学 東京大学 5
京都大学 1
東京科学大学 2
北海道大学 2
東北大学 3
名古屋大学 2
東京外国語大学 3
横浜国立大学 5
筑波大学 4
千葉大学 1
東京都立大学 3
東京学芸大学 2
岡山大学 1
金沢大学 1
埼玉大学 7
群馬大学 1
熊本大学 1
信州大学 2
宇都宮大学 11
秋田大学 3
埼玉県立大学 2
防衛医科大学校 2
防衛大学校 1
学名 合格
私立大学 早稲田大学 30
慶應義塾大学 14
上智大学 14
東京理科大学 40
明治大学 37
青山学院大学 21
立教大学 44
中央大学 29
法政大学 45
学習院大学 17
卒業生インタビュー
手厚い指導と受験戦略で志望校合格
垰坂梨衣奈さん(お茶の水女子大学理学部数学科3年)垰坂梨衣奈さん
(お茶の水女子大学理学部数学科3年)

 受験勉強に際しては、放課後や休み時間に各教科の先生にわからない問題を質問して、理解できるまで指導してもらいました。先生方が私の得意科目に合わせて受験の戦略を練ってくれたおかげで、第1志望のお茶の水女子大学への合格を手にすることができました。

 昌平には教育熱心な先生が多く、頼ればいつでも手を差し伸べてくれます。そんな先生方に感銘を受け、将来の道として教員を考えるようになりました。高校在学中は自習室をよく利用してチューターの先輩方にお世話になったので、今度は自分がチューターとして後輩の指導にあたっています。

 教科の質問だけではなく、日頃の勉強の仕方や進路相談なども通じて、後輩たちの後押しができたらうれしいです。

進学通信 2025年11月号
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