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私立中高進学通信

2025年11月号

Students' Chat Spot

獨協中学校

力強さと気品に満ちたサウンドを届けたい

 140年以上の長きにわたり、男子特有の成長曲線を考慮した教育を展開してきた獨協。学力はもちろんのこと、豊かな精神と体力も兼ね備えた「社会の優等生」を育てています。同校の部活動のなかでも特に長い伝統を誇る吹奏楽部の部員3名にお話を聞きました。

M・Kさん(高2)「吹奏楽部の部長を務めています。好きな曲は高橋宏樹さん作曲の『ザ・タイムズ』。曲調が美しく、気持ちよく演奏できる曲です」
M・Kさん(高2)

「吹奏楽部の部長を務めています。好きな曲は高橋宏樹さん作曲の『ザ・タイムズ』。曲調が美しく、気持ちよく演奏できる曲です」

I・Eさん(中3)「一つの音を長く伸ばすロングトーンなど、基礎練習を大切にしています。聴く人に音を届けるためには、基礎練習が欠かせません」
I・Eさん(中3)

「一つの音を長く伸ばすロングトーンなど、基礎練習を大切にしています。聴く人に音を届けるためには、基礎練習が欠かせません」

W・Kさん(中2)「もともとピアノを習っており、音楽が身近にありました。中学の新入生歓迎会で吹奏楽部の演奏を聴いて感動し、入部を決めました」
W・Kさん(中2)

「もともとピアノを習っており、音楽が身近にありました。中学の新入生歓迎会で吹奏楽部の演奏を聴いて感動し、入部を決めました」

獨協の吹奏楽部の特色は?

Mさん
創部されたのは明治時代半ばの1903年という記録が残っています。実は、創部時期が判明したのはつい最近のことで、資料を見つけた先生方も122年という長い歴史に驚いたそうです。音楽面では、「男子校らしい力強いサウンド」とともに、〝社会の優等生を育てる〟という学校の教育理念に沿った「上品さ」を併せ持つ、バランスのよい音色をめざしています。

Iさん
中1から高3まで、34名の部員が所属し、週5回、音楽室や楽器庫で練習を重ねています。新入生のほとんどが楽器未経験者ですが、上級生が楽器の扱い方や音楽に対する心構えなどを、一からていねいに教えます。

Wさん
そんな先輩方のおかげで、演奏技術だけでなく、チームワークの大切さや、敬語などのマナーも身につきました。その際も厳しいだけの指導ではなく、いつもさまざまな企画を立てて後輩を楽しませてくれます。

Mさん
そうですね。休憩時間にCDを流してカラオケ大会を開くこともあります。演奏会で聴衆を魅了することが一番の目標ではありますが、私たち部員が楽しんで活動することも欠かせません。休み時間には楽しく、練習には集中できるように、メリハリを心がけています。

どのようなステージで演奏していますか?

Mさん
4月の入学式や新入生歓迎会に始まり、7月の高校野球応援、8月の東京都高等学校吹奏楽コンクール、12月のクリスマスコンサートなど、1年を通して学内外のさまざまなステージに出演しています。また獨協では、毎年ドイツの提携校から生徒たちを迎えているのですが、その交流イベントでも演奏を披露します。

Iさん
3月に都内の音楽ホールを借りて行う定期演奏会は、僕たちにとって1年間の集大成ともいえるステージです。自分自身や後輩たちの成長を実感できる場で、演奏に力が入ります。毎年開催しているので、吹奏楽部に興味をもつ方はぜひ聴きにいらしてください!

「学年が異なる大勢のメンバーで活動するため協調性が養われました」「学年が異なる大勢のメンバーで活動するため協調性が養われました」

Wさん
僕が楽しみにしているのは、12月に行うクリスマスコンサートです。ほかのステージでは、裏方仕事などでOBの方々にご協力いただくことも多いのですが、クリスマスコンサートは生徒だけでつくり上げます。自分たちの力を存分に発揮できるステージなので、気合いが入ります!

担当する楽器とその魅力を教えてください

Mさん
トロンボーンを担当しています。トロンボーンは管楽器としては珍しく、ピストンではなくスライドを使って音程を変える楽器です。見た目の迫力がありますし、前方に飛び出す力強い音も大きな魅力です。

「ソロパートでは自分が主役!主役になる喜びを知りました」「ソロパートでは自分が主役!主役になる喜びを知りました」

Iさん
僕がクラリネットを選んだのは、中1の時に見た新入生歓迎会で、クラリネットパートが舞台の一番前に立って演奏している様子がとてもかっこよかったからです。自分もこの楽器を演奏してみたいと思いました。クラリネットは音域が広いため、メロディーとハーモニーのどちらも担当できるという、演奏の楽しさをたっぷり味わえる楽器です。

Wさん
僕が担当するトランペットは、吹奏楽の花形ともいえる楽器です。メロディーを担当することが多く、小さな楽器ですがとても大きな音を出せます。優しい音色から力強い音色まで、さまざまな表現が可能です。

部活動と学業を両立するために工夫していることは?

Mさん
授業をしっかり聞いて、きちんと宿題をする。それができていれば、部活動と学業は問題なく両立できると思います。帰宅してからでも、宿題をする時間は十分に確保できますよ。

Iさん
日々の復習を大切にしています。復習を毎日することで、授業の内容を忘れてしまうことがなくなりますし、そのおかげで部活動にも安心して取り組めます。

Wさん
僕は通学に1時間半以上かかるので、電車に乗っている間に単語帳を見たり教科書を読んだりと、通学時間を有効活用しています。

獨協の良いところは?

Mさん
外国との関わりが深いところです。獨協は、ドイツの文化や学問を学ぶための「獨逸学協会学校」が前身で、今でもドイツの提携校とさまざまな交流を行っています。僕は今年8月、ドイツで10日間を過ごす「ドイツスタディツアー」に参加しました。

Iさん
自由に過ごせるところが魅力だと思います。先生から一方的に指示を強要されることもないので、のびのびと好きなことに打ち込める雰囲気があります。

Wさん
自由だけれど、決して放任されているわけではなく、先生がしっかりサポートしてくれるので安心です。勉強面では補習が充実していて、苦手な分野でも遅れることなく授業についていけるようになっています。

将来の夢を教えてください
「練習スケジュールを組むのは部長の役目ですがみんな協力的で助かります」「練習スケジュールを組むのは部長の役目ですがみんな協力的で助かります」

Mさん
法学部に進学して、弱い立場の人を守れる弁護士になりたいです。団体競技である吹奏楽を通して、人の話を聞く力や、周囲を見て動く力が身につきました。弁護士は相手の話をしっかり受け止めることが求められる職業なので、ここで身につけた力を活かすことができればと思います。

Iさん
部活動で指揮や指導にあたる顧問の先生を見て、憧れを抱きました。将来は音楽の教員になりたいです。

Wさん
夢は医師になることです。吹奏楽部で人に寄り添う大切さを学びました。相手の気持ちに寄り添うような医師をめざしたいです。

2026年度に40回目を迎える定期演奏会「お互いに助け合いながら和気あいあいと活動しています!」

2026年度に40回目を迎える定期演奏会
「お互いに助け合いながら和気あいあいと活動しています!」

(この記事は『私立中高進学通信2025年11月号』に掲載しました。)

獨協中学校  

〒112-0014 東京都文京区関口3-8-1
TEL:03-3943-3651

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