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私立中高進学通信

2022年7月号

熱中!部活動

獨協中学校

ディベートを重ねることで身につく
英語力と他者を尊重する精神

英語ディベート部
相手に伝えるために自分の表現力を磨く
相手を納得させるため、中1段階ではスピーチの技術を基本から磨きます。中2で日本語での議論がかみ合うまでのレベルをめざし、中3からは本格的な英語での即興型ディベートにトライします。

相手を納得させるため、中1段階ではスピーチの技術を基本から磨きます。
中2で日本語での議論がかみ合うまでのレベルをめざし、中3からは本格的な英語での即興型ディベートにトライします。

 1883年の創立以来、ドイツ文化と深く結びついている同校。伝統のグローバル教育では、英語のほかドイツ語も学べるなど、多言語に触れることで幅広い視野が身につく環境が整えられています。今春、同好会から正式な部に昇格した英語ディベート部には、自分の将来を見据え、英語力の向上に意欲的な部員たちが集まっています。

「授業だけでは物足りない、もっと英語を学びたいという生徒たちを中心に、大勢でワイワイ取り組みたいと、友が友を呼ぶような形で部員数が増えてきています」(顧問・藤田麻友美先生)

 英語ディベートの大会は3対3(または4対4)の団体戦。中2まではスピーチのスキルなど基礎を磨き、中3から本格的な即興型ディベートに取り組みます。活動場所となる教室では、部員たちがチームに分かれ、ネイティブの先生方を交え、まさに談論風発、男子校らしい活気に満ちています。

 ディベート大会に限らず、昨年の全国高等学校生徒英作文コンテストでは、優良賞1名・入選3名と、部員が優秀な成績を収めました。

「スピーチコンテストや英作文コンテストなど、時間をかけてじっくりと準備することが得意な生徒にも活躍の場があります。発表した自分の意見や考えが認められることで、生徒たちの自己肯定感は高まっていきます」

 藤田先生は、ディベートで育まれるのは語学力だけではないといいます。

「ディベートを通して、自分の表現力で足りない部分を見つめるようになり、相手を尊重する姿勢が生まれます。また、討論するのは環境問題など簡単に答えが出ない社会性のあるテーマです。双方の立場から、また大局的な見地から重要な課題を考えられるようになっていくことに、生徒たちの成長が見てとれてうれしいですね」

部活動には常時、ネイティブの先生方が顔を出し、部員たちにアドバイスを送ります。
部活動には常時、ネイティブの先生方が顔を出し、部員たちにアドバイスを送ります。

部活動には常時、ネイティブの先生方が顔を出し、部員たちにアドバイスを送ります。

部員たちの多くが運動部を中心にほかの部活動と兼部するなど、両立できるところも魅力です。英語力を磨いたことで、ロンドン大学やワシントン大学に進学したOBもいます。部員たちの多くが運動部を中心にほかの部活動と兼部するなど、両立できるところも魅力です。英語力を磨いたことで、ロンドン大学やワシントン大学に進学したOBもいます。
 仲間のスピーチに聞き入る姿は真剣そのもの。 仲間のスピーチに聞き入る姿は真剣そのもの。
「プラスチック袋は必要か」というテーマをめぐり、2チームに分かれディベートの練習をする高校生グループ。「プラスチック袋は必要か」というテーマをめぐり、2チームに分かれディベートの練習をする高校生グループ。
この春、中学生がディベートの全国大会に初出場した時の様子。オンラインで全国のライバルと競いました。この春、中学生がディベートの全国大会に初出場した時の様子。オンラインで全国のライバルと競いました。
部長 Oさん(高2)
部長 Oさん(高2)

 硬式テニス部と兼部しています。英語ディベート部は、自分の英語がどれくらいネイティブに通じるかを試せるところが大きな魅力です。互いに教え合いながら、運動部のように仲間と一緒に公式戦を戦えるのも楽しく、海外交流もあるので、異文化に触れる貴重な経験もできます。

部員 Nさん(中2)
部員 Nさん(中2)

 卓球部と兼部しています。英語は中学校で初めて学びましたが、ネイティブの先生方が優しくアドバイスしてくださいます。授業ではまだ習っていない単語や言い回しも部活動で楽しく覚えられ、英作文をすることで、自分の意見や主張が明確になったという実感も得られます。

■活動日/活動時間 土(週1日~最大週5日)
■部員数 中学生 17名
高校生 29名
■主な実績 中学
・PDA中学生即興型英語ディベート全国大会
高校
・World Scholar’s Cup(世界大会)
・HPDU 連盟杯・新芽杯・新緑杯
・上智大学全国高校生英語弁論大会
「ジョン・ニッセル杯」
・PDA高校生即興型英語ディベート全国大会
このほか中高ともにスピーチコンテスト・英作文コンテストの全国大会に参加。
夏休み期間には海外の高校生との交流会を実施(今年度はインドネシアを予定)
進学通信 2022年7月号
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