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私立中高進学通信

2022年9月号

Students' Chat Spot

上野学園中学校

ひとり一つの楽器&フィールドワークの授業が魅力!

 建学の精神「自覚」のもと、21世紀のグローバル社会で活躍できる人材を育成する同校。中3生2人に音楽教育やフィールドワークなどの特色ある授業や部活動について同校の魅力を聞きました。

W・Iさん(中3/オーケストラ同好会)
W・Iさん(中3/オーケストラ同好会)

「上野学園は、少人数の学校なので、先生方が生徒一人ひとりを手厚く見てくださっていることを実感できます」

I・Mさん(中3/バドミントン部)
I・Mさん(中3/バドミントン部)

「中高一貫校なので、部活動や学校行事など、高校生の先輩方とかかわる機会があることも上野学園のおすすめポイントです」

――上野学園を志望した理由を教えてください

Wさん
小4からサックスを吹いているのですが、「ひとり一つの楽器」を掲げる授業に惹かれて入学しました。7種の楽器から一つを選び、中学3年間を通して週1回その楽器の演奏を学ぶ授業です。サックスを続けられる学校を条件に中学受験する学校を探していました。学校説明会にも参加して、先輩方が楽しそうに演奏している姿を見て、自分に合っていると思ったことが志望した理由です。

Iさん
中1から高3まで探究活動ができることに魅力を感じました。今取り組んでいるのは、「オンライン上でコミュニケーションをとりやすくするには」というテーマです。この学校は、上野という立地から博物館や美術館などが揃う上野公園に近く、探究の調査がしやすいことも魅力的でした。小学生の頃から今後探究活動が重視されていくことを感じ、6年間、良い環境の中でテーマを究められることが志望した理由です。

――好きな授業とその理由は?

Iさん
好きな授業は探究学習の「フィールドワーク」です。失敗して最初からやり直すこともありますが、グループで1テーマを多角的に調査して、計画、調査、検証のサイクルを経て、1年間の最後にまとめて発表することに達成感があります。先生方も直接答えをおっしゃるのではなく、私たちが自分で考えるためのアドバイスをくださいます。探究の成果は文化祭の「桜鏡祭」で中間発表し、1年間の最後で最終報告として再び発表します。

Wさん
やはり「ひとり一つの楽器」です。この授業を受けるために、この学校に入学しました。私は部活動でもオーケストラ同好会に所属し、特別講座の「放課後チャレンジ講座」でもサックスの講座を受講しています。授業や部活動を通じて、今まで以上に楽しくサックスが吹けるようになりました。サックスは自分に合っている楽器だと感じています。ジャズ、クラシック、ポップスなど幅広いジャンルの曲に挑んでいますが、授業では毎学期、ほかのクラスの前で発表する機会もあります。実は今日も発表があったんです。

授業でも部活動でもサックス演奏しています「授業でも部活動でもサックス演奏しています」

――楽しみにしている学校行事は?

Wさん
生徒が自主的に運営する「桜鏡祭」です。コンテスト形式のさまざまなイベントがあり、中学生も参加できます。昨年、一昨年は壁面装飾をしたのですが、高校生に負けないくらいのものを作れるのが楽しいです。9月の開催に備え、4~5カ月間をかけて準備します。今年はアロマキャンドルを作ろうと学年で話し合い、企画を進めています。学年のみんなで協力して一つのものを作り上げることが楽しいです。クラスTシャツなども作って、文化祭はかなり盛り上がります。

Iさん
クラスTシャツをはじめ、来場者と生徒の投票で1位になったクラスには、表彰があるので盛り上がるんです。私が好きな行事は、6月の体育大会です。中学生から高校生まで一堂に会するので、中学生だけでは出せないパワフルさがあります。競技の一つに長縄(跳び)があって、今年こそ中学部門で1位になるためクラスでがんばっていたのですが、本番では1回差で負けて2位になってしまいました。でも、ノーミスで終えられ、3年間ずっと一緒にいるクラスメートとの結束を改めて感じました。泣いている仲間もいて感動しました。

Wさん
行事では、「ブリティッシュヒルズ語学研修」もあります。福島の宿泊施設で3日間英語漬けの生活を送るのですが、めちゃくちゃ楽しいです。体験後は、英語へのモチベーションが上がりました。

中高6年間を通じて探究学習に取り組めます「中高6年間を通じて探究学習に取り組めます」

――上野学園でお気に入りの施設や場所は?

Wさん
お気に入りとは少し違うかもしれませんが、職員室です。ガラス張りになっているので、先生方に相談や質問をする際も声をかけやすいんです。先生方との距離が近いところも上野学園の良いところです。

Iさん
先生方がなんでも相談できる雰囲気を作ってくださっています。それに個性豊かな先生が多いです。私たちの気持ちを察して、盛り上がるところは一緒に盛り上がってくださいます。施設では、探究の調査で自習室も便利に使っています。

――部活動に入ったきっかけや面白さは?

Iさん
私はバドミントン部に所属していますが、体験入部したとき、ダブルスで高校生の先輩方が得点した時にハイタッチをして喜び合っている姿がかっこよくて、私もあんなふうになりたいと思って入部しました。中高生全員が一緒に活動しているのも楽しいところです。高校生の先輩方から教えてもらえますし、胸を借りて試合もします。コロナ禍で登校できない家庭学習中にはオンライン部活をやりました。画面を見ながら部員が一緒に練習するんです。中学生のレベルで満足するのではなく、高校生の練習にも参加できるように、より高いレベルの実力を身につけたいと思っています。

Wさん
オーケストラ同好会は現在7人と少人数ですが、週1回の活動で、和気あいあいと演奏しています。顧問の先生もフレンドリーに接してくださいます。部活動でも「桜鏡祭」で発表をしています。

――将来の希望進路や目標は?

Wさん
臨床検査技師です。採血をされたときに、上手に採血してくださった技師の方と接して、すてきな仕事だなと思い、自分も採血してみたいと思いました。将来は医療系に進みたいのですが、医師でも看護師でもない職種に就きたいと考えています。そのための勉強をしていきたいと思います。

Iさん
私は学校の先生です。小6のときの担任の先生が生徒一人ひとりに目を配ってくださって、その姿に憧れを抱き、自分もそういう人になりたいと思ったことがきっかけです。今は小学校の教員を考えています。先生との面談では、教職を視野に入れた大学の選び方や、教員を目指すなら「授業中もクラスメートに積極的に教えてみたら」と日々の過ごし方へのアドバイスもいただいています。

今年はクラスTシャツ担当します!(Wさん)桜鏡祭の盛り上がりはすごいです(Iさん)

「今年はクラスTシャツ担当します!」(Wさん)
「桜鏡祭の盛り上がりはすごいです」(Iさん)

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