Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2023年12月号

中1の始め方

上野学園中学校

自分の可能性と向き合う
6年間がスタート!

校外学習の様子の写真です

入学後すぐに実施される校外学習では、
茨城県にある「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」を訪れて体験プログラムなどに参加。
その後の学校生活でたびたび実施される「探究活動」の基礎を学びます。

建学の精神「自覚」のもと、自らの在り方や可能性を責任感をもって追求し、自らを高めることができる生徒を育成。中1では、そのための土台になる「学ぶ力」や「自己管理能力」を身につけることを特に重視しています。

中学の学びへの意識づけを行う
「入学前課題」
川村先生の写真です中1担任/社会科
募集広報室 室長
川村 翼先生

 明治時代に創設され、119年の歴史を有する同校。人としての「自覚」をもつことを建学の精神とし、自らの在り方や可能性を追い求め、責任感と創造性をもって自らを高めることができる生徒の育成に努めています。

「自分の個性を知り、自分の可能性を広げるために、基本となることの一つが“学ぶ力”です。新入生の皆さんには、これから始まる中学・高校生活において、学ぶことにしっかり向き合ってもらいたいという願いから、入学前より課題を出し、各自で取り組んでもらっています」と、募集広報室の室長で中1担任の川村翼先生は話します。

 学ぶ力の土台となる基礎学力育成の習慣づけのために、国語・算数・英語の3科目に関しては、3月末に入学前課題に基づいたテストを実施し、取り組み状況を把握しています。また、理科・社会科に関しては「フィールドワーク」や「調べ学習」の要素が入った、"思考型の課題"に取り組んでいます。

「入学前は、受験勉強が終了して気が緩みがちな時期ですが、課題に取り組むことで、中学校で新たに始まる学習に意識を向けていってほしいと思っています」(川村先生)

自分を知り、社会を知る
「探究活動」

「自覚」に向けたステップや行動を学ぶフィールドとして、授業や校外学習など、さまざまな場面で生徒が主体的に学び、多面的にものごとを捉え、考える力を育成する「探究活動」を実施しています。

「中1では、4月の校外学習で博物館を、11月の体験研究日で海や水族館をそれぞれ訪れ、体験プログラムなどに参加します。入学後すぐに校外学習に出かけるのは、その後の学校生活で本格的に始まる『探究活動』の基礎を身につけてほしいという意図があるのです」

 普段の学校生活においても、授業として週1回実施している『フィールドワーク』や、自分の興味に合わせて放課後に取り組む『放課後チャレンジ講座』をはじめ、"自分を知ること"や"社会とつながること"を意識した、さまざまな探究活動が行われています。

「2022年度よりスタートした『放課後チャレンジ講座』は、講師として大学教授などの専門家を招いて実施しています。
 理科や数学など教科の学びを深く探究する講座のほかに、音楽や美術、映画制作、プログラミング、スポーツマネジメント、宇宙プロジェクトなどさまざまな種類があり、自分が興味をもつものを深める、または知らない世界を知るきっかけとなるように考えています。このような経験を通して、本当に追求したいテーマを見つけたり、将来の進路を考えたりしてもらえたらうれしいですね」

「SAKURA手帳」の活用で
自己管理能力を身につける

 多忙な生活が始まる中学校生活において、同校で活用しているのが『SAKURA手帳』です。

「中1の初めは、あまり無理をさせないという方針の学校もあると思いますが、本校では、あえて最初から多くの活動を盛り込むことで、スケジュール管理や自己管理の大切さを実感してもらうようにしています」

『SAKURA手帳』は、学習習慣をはじめ、自らの成長を振り返る手助けの一つ。その日の予定に加え、放課後の学習計画を書くことだけは徹底させるようにしているそうです。

「終礼に『SAKURA手帳』を書く時間を設けています。初めのうちはなかなか書けない生徒もいますが、『どのような勉強を何時間やるのか、計画し実行していこう』と、担任が個別にアドバイスをしています。『SAKURA手帳』という名称には、6年後の高3時に進路で"桜が咲くように"との願いが込められています。そのために必要な自己管理能力を身につけられるよう、一人ひとりにていねいに向き合っています」

街に出かけるなどして、調査や検証をするフィールドワークの様子の写真です
11月の体験研究日に実施される、神奈川県横浜市八景島での校外学習の様子の写真です

多くの気づきや学びが得られる「探究活動」。
(写真左)街に出かけるなどして、調査や検証をするフィールドワークの様子。週に2時間の授業時間に加え、放課後に取り組むこともあります。(写真右)11月の体験研究日に実施される、神奈川県横浜市八景島での校外学習。水族館などの施設を訪れます。

>中1から高3までの異学年で実施している「放課後チャレンジ講座」の様子の写真です中1から高3までの異学年で実施している「放課後チャレンジ講座」(中学生は必修)。【STEAM】【Art】【コミュニケーション】【アカデミック】【デザイン】【文化・国際】の6領域でさまざまな講座が用意されており、自分の興味・関心に合わせて自由に選択することができます。
6月に行われる「体育大会」の様子の写真です6月に行われる「体育大会」に向けた準備が、入学後すぐに始まります。本番での高校生の盛り上がりに圧倒される中1生も。
スケジュールや学習計画を記入できる「SAKURA手帳」の写真ですスケジュールや学習計画を記入できる「SAKURA手帳」。中1から中3まで使用し、自己管理能力を身につけます。
「音楽コース」と「国際コース」で叶える夢の実現
ピアノを演奏する生徒の写真です音楽をめざす人のための「音楽コース」

 同校は1949年に、高等学校において全国初の音楽科を開設した音楽教育の先進校。中学から音楽の基礎を学び、一般教科の学力向上をめざす「音楽コース」を設置しています。また、2024年度より「国際コース」を新設。英語を身につけるだけではなく、ものごとを多角的に考え、21世紀を生き抜く底力を有する生徒の育成をめざします。

進学通信 2023年12月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ