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私立中高進学通信

2023年7月号

中1の始め方

目白研心中学校

1週間のオリエンテーションで
自ら考え行動する力の土台をつくる

みんなで話し合って学級目標を決めるので、「私たちの目標」という実感がわきます。

みんなで話し合って学級目標を決めるので、「私たちの目標」という実感がわきます。

時間をかけて学校生活に関するさまざまなことを学び、先生や友達との距離も縮まる目白研心の中1オリエンテーション。楽しみながら学校生活がスタートできるこの行事について、校長の吉田直子先生と中1主任・数学科の森本俊彦先生にお聞きしました。

細やかなプログラムで
学校生活への自信が芽生える
校長/吉田直子先生校長/吉田直子先生

 期待と不安で胸いっぱいの中1生。創立100周年を迎えた同校では、そんな中1生が自信をもって学校生活をスタートできるように、1週間かけてオリエンテーションを行っています。

「本校のオリエンテーションは、中1生に向けた独自のプログラムを作ろうと、林間学校プロジェクトチームの教員が中心となって検討を始め、2014年度から実施しています。スムーズに学校生活を始めるために何が必要かを考え、検討を重ねて出来上がったプログラムは、10年かけて少しずつブラッシュアップして今日に至ります」(校長/吉田直子先生)

 中1オリエンテーションは、学校生活におけるルールやマナーを学ぶことはもちろん、体を動かす自己紹介ゲームや校内ツアー、エアロビクスやカフェテリア体験と盛りだくさんの内容。SNSの正しい使い方を教わったり、iPadの使い方を学んだりもします。

 2023年度は入学式の翌日から行われました。初日は始業式とホームルームのみで、清掃をして11時に下校。2日目は学年集会や自己紹介ゲームをして12時40分に下校。3日目からは13時または13時10分に下校します。下校時間が早めですが、これはプログラム終了後に数人の生徒が学校に残り、担任やカウンセラーと面談を行うからです。1週間かけて少人数で行う面談は、生徒と担任、カウンセラーが互いを知る大事な期間です。なぜこのような手厚いオリエンテーションを実施しているのでしょうか。

「中1は小学生時代と生活のリズムが大きく変わるので、時間をかけて少しずつ学校に慣れてもらう助走期間が必要です。本校にはカウンセラーの先生が常駐していますが、『カウンセリングルームは入りづらい』と感じる生徒もいます。そこでオリエンテーションを利用して生徒にカウンセリングルームを訪問してもらい、『何かあったらいつでも来ていい場所』と敷居を下げるようにしています」(中1主任・数学科/森本俊彦先生)

 生徒と先生の距離を縮めるプログラムの一つが「校内ツアー」です。

「生徒は職員室などいろいろな教室に行き、そこにいる先生に声をかけて回ります。教室の場所を覚えることはもちろん『この教室に行くとこんな先生がいる』と対面して顔を覚える良い機会になります。生徒はその場で自己紹介をして名刺を先生に渡し、スタンプカードにスタンプを押してもらいます。生徒の名刺には自分の好きなことや中学で頑張りたいことなどが書いてあるので、それを読んだ先生と会話も生まれます」(吉田校長先生)

 一つのプログラムを行うたびに生徒たちが新たなグループを組むのも、生徒同士が一日でも早く互いの顔と名前を覚えて仲良くなるためです。また、クラスの一体感を高めるために次のようなことも行っています。

「以前は学級担任が考えた学級目標を生徒に提示していましたが、今はオリエンテーションで生徒たちに考えてもらいます。グループごとにクラスで大事にしたいことを話し合って、発表まで行います。そして全員のプレゼンテーションを聞いた後に、みんなで学級目標を決めます。『自分はこのクラスの一員だ』という帰属意識が芽生えて、クラスの一体感が高まったところで本格的な学校生活がスタートします」(吉田校長先生)

TIME LINE

答えが出ない問題に向き合える
“自分の頭で考え、行動できる生徒”に
中1主任・数学科/森本俊彦先生中1主任・数学科/森本俊彦先生

 配慮の行き届いたオリエンテーションを受け、学校生活を始める中1生。中1生のサポートで最も重視していることは、“自分の頭で考え、行動できる生徒”にすることだといいます。

「入学してすぐのオリエンテーションで学校での過ごし方を学んだら、次は“自分の頭で考えて、自分で動く”ことをめざしてもらいます。オリエンテーションも日常の授業も、そんな生徒を育てるために行っているのです」(吉田校長先生)

「オリエンテーション期間にいろいろなイベントがあることで、机に座っているだけではわからない生徒のさまざまな面が見えてきます。入学後すぐに授業が始まるよりも、担任も生徒一人ひとりを把握しやすいと思います」(森本先生)

 さらに同校は、中1と中2で“2人担任制”を採用しています。

「なるべく担任2人の個性が被らないようにしています。男性の先生と女性の先生、文系の先生と理系の先生、ベテランの先生と若い先生など、個性の異なる担任が2人いることで、生徒のさまざまな面がより見えてきます」(吉田校長先生)

 最後に吉田校長先生からメッセージをいただきました。

「目白研心では生徒の個性を大事にしながら、答えが出ない問題にもきちんと向き合える生徒を育てます。自分の足でしっかり立って、世の中に貢献できる人として送り出しますので、安心してお子さんを本校にお任せください」(吉田校長先生)

小学生時代にはなかったカフェテリアで昼食をとるのも楽しい体験です。小学生時代にはなかったカフェテリアで昼食をとるのも楽しい体験です。
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(この記事は『私立中高進学通信2023年7月号』に掲載しました。)

進学通信 2023年7月号
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