――『アドミッションスタッフ』（AS）に参加したきっかけは？

Mさん
中3で学校説明会に参加した際、学校生活のことをASメンバーの1人に質問しました。そのメンバーは私と年齢が1つしか違わないのに、高3かと思うくらいの立派な対応をされていることに驚き、「こんな人になりたい」と憧れを抱いたからです。

Tさん
私がASの存在を知ったのはミニ説明会の時でした。ステージ上で“家政の魅力”を伝える先輩たちの姿がかっこよかったです。後日改めて大きな説明会に参加し、「受験して良かったと思える学校だよ」とメンバーから言われ、その言葉を胸に受験を乗り切りました。

――ASの任期はどれくらいですか？

Mさん
中1から入ることができます。私は高1から入りました。高3は6月の大きな「フェスタ」（※1）が終わると引退という形になりますので、長くて5年とちょっとという感じです。
入るタイミングはそれぞれですが、経験豊かな先輩からは、社会性や目標を持つことの重要性を教えてもらっています。大学受験を終えて戻ってくる先輩もいて、受験のことを直接聞く機会もあります。

Tさん
私は中1から活動しています。本日開催したAS主催の『在校生による学校説明会』でも、中1のメンバーが行事の1つ「5月の生活」（※2）を、ステージ上で説明してくれました。中学生、高校生がいて、部活動とはまた違う異学年交流も楽しいです。

※1…フェスタ 学外で行われる私立中学校・高等学校の受験相談合同イベント。6月には、「フェスタTOKYO」と「TOKYO GIRLS SCHOOL FESTA」、3月には「女子中フェスタ」がある。

※2…5月の生活 中1で実施する2泊3日の宿泊行事。田植えや薪を使った火起こし体験をする。

――『在校生による学校説明会』開催にあたり、工夫した点はありますか？

Mさん
家政は2025年度から新コース制が始まり、同時に制服のリニューアルも行われます。また、探究学習や年間行事なども、時代に合わせて年々進化しています。こうしたきめ細かな情報を、よりわかりやすく受験生や保護者に届けるため、来場者が目にする展示用のホワイトボードの見せ方などに工夫を凝らしました。

Tさん
自分が受験生だった頃を思い返しながら、不安に感じていたことや悩んでいたことを、激励というか後押しできるような言葉選びを工夫しました。そもそも中学受験が嫌なものになってほしくありません。「受験して良かった」「家政に入学して良かった」と思ってもらえるようなサポートを、みんなでしたいと話し合いました。

――ASの活動を通して、成長を感じるのはどのようなことですか？

Mさん
人前で話すことが苦手ではなくなったことです。ASの活動では話す機会がたくさんあるので、話すことに対して抵抗感なく自信を持ってできるようになっています。

Tさん
自分の言葉で受験の体験を語れるようになったことです。今日の説明会でも個別相談を担当しましたが、勉強の仕方に悩む小6の子に対して、具体的な勉強方法をお伝えしました。春にその子と再会できたらとてもうれしいですね。

『アドミッションスタッフ』プロフィール

ASが企画運営すべて行った
「在校生による学校説明会」にて

活動人数：94名（2024年度）
活動日・時間：週2日