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私立中高進学通信

2022年12月号

実験/実習大好き!

日本工業大学駒場中学校

身近なものを使った実験で
探究心を養う

1年間で10回ほど設けられている実験の授業。身近なものを題材にすることで、新たな発見の機会を生徒に与え、探究心を育みます。今回は中1のイカの解剖実験を取材しました。
「ヌルヌルする!」「うまくできた」と思わず声がもれるシーンも。みんなで協力しながら楽しそうに実験を進める様子が印象的でした。

「ヌルヌルする!」「うまくできた」と思わず声がもれるシーンも。
みんなで協力しながら楽しそうに実験を進める様子が印象的でした。

理科への興味を引き出す
多くの行事や実験授業

 2017年4月、時代に合わせた生き抜く力の育成を目的に、教育構想を新たにした同校。その中で、理数系科目の充実が図られました。理科の学びにつながる校外行事も盛んで、楽しみながら理科への関心を高められることが同校の特色です。普段の理科の授業においても、年間を通して10回程度、積極的に実験を採り入れています。

「力を入れているのは、身近なものを題材にした実験を行うことです。日頃接しているものを詳しく見ることで、新たな発見をしてもらいたいと思っています」(理科/大竹拓信先生)

 今回取材したのは、中1で行われるイカの解剖実験です。事前に授業で無脊椎動物について学んだ生徒たちが、自ら解剖に臨みます。

「教科書には最低限のことしか書かれていません。解剖して自分の目で観察することで、教科書に書かれていない細かい部分への気づきもあるでしょう。ささいな発見でも、生徒にとっては大きな一歩です。過去に同じ実験をした際には、感触についての感想が多く寄せられましたが、これも大切な気づきだと思います。生物への探究心をもって、いろいろなことを追究していってもらいたいです」(大竹先生)

「イカの解剖」で、軟体動物のしくみを観察(中1・生物)
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 日本だけでも約140種類存在するイカ。今回観察するのは、スルメイカです。


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 表面にある細かい点は色素胞と呼ばれ、環境に応じて大きさが変化します。映像で見た後、実際のイカをルーペで観察します。


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 口の中にある2枚のカラストンビ(顎板)を手で取り出します。


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 内臓を見るため、外とう膜を切り開きます。「切る場所を間違えると、イカ墨だらけになるので気をつけて」と大竹先生。


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 内臓を観察します。寄生虫を見つけた班もあり生徒は驚いていましたが、よくいる寄生虫だそうです。


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 実際に手を動かすなかで、わからないことは、先生にアドバイスをもらいます。


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 スポイトで、口から染色液を消化管に注入。イカを持つ人、染色液を入れる人など、生徒同士で協力して作業します。


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 眼球を取り出し、水晶体を観察します。「取れた!」と喜ぶ様子が印象的でした。


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「イカと目が合って怖い」「ヌルヌルする」と正直な感想が飛び交い、終始楽しそうな雰囲気でした。

Check!
学びを深めるサイエンスウィーク
高2・高3レベルの実験も

 年間を通して、理科の学びにつながる行事を複数設けている同校。2022年度の夏には新潟県妙高市赤倉の同校所有の寮でサマーキャンプ(中1)が行われ、11月には毎年恒例の筑波への遠足が行われました。また、理科の一大イベントは3月下旬に行われるサイエンスウィーク(中2)。3日間をかけて1つの理科実験を行います。昨年度は数学科も加わり、数学・生物・物理・化学で計7種類の実験を、グループに分かれて行いました。普段よりも時間があるため、培養して変化を観察するといった通常授業ではできない実験が可能なところもサイエンスウィークの魅力です。

教科書にはない気づきや発見が実験の魅力!
自分の手や目でじっくり体感してほしい
理科/大竹拓信先生理科/大竹拓信先生

 今回、イカの解剖をしたクラスは中1ですが、入学後すでに複数の実験授業を行っています。普段、スーパーや食卓で目にするイカをじっくり観察し、教科書には載っていない細かな部分まで手で触り、目で見ることで、ささいな気づきや発見が得られます。それこそが実験の醍醐味であり、大切な学びです。本校では、年間10回ほどの理科実験のほか、サマーキャンプや筑波への遠足、サイエンスウィークなど、理科の学びにつながる学校行事が豊富にあります。生徒たちの探究心を育むことができればと思っています。

(この記事は『私立中高進学通信2022年12月号』に掲載しました。)

進学通信 2022年12月号
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