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私立中高進学通信

2021年11月号

私学の英語最前線

佼成学園中学校

2022年度からの教育改革で
Practical Englishを身につける

2022年度からPractical English(実用的な英語・英会話力)を高めるための教育改革がスタートします。英語の授業時間数が増え、全員参加の海外研修が導入されます。
2週間のフィリピン・セブ島語学研修では、1日8時間の個別指導で英語力を高めます。

2週間のフィリピン・セブ島語学研修では、1日8時間の個別指導で英語力を高めます。

英語の授業が週8時間に増え
半分がPractical Englishの授業に

「平和な社会の繁栄に役立つ若者の育成」を建学の精神に掲げる同校。生徒が将来、グローバル化が進む世界で活躍する資質・能力を育成するため、時代の変化を捉えた先進的な教育を実践しています。

 2022年度からは、生徒の「Practical English(実用的な英語・英会話力)」を高めるため、英語の教育改革がスタートします。どのような内容なのか、榎並紳吉校長先生にお話を伺いました。

「グローバル化する世界で、生徒がそれぞれに実りの多い将来の道を歩めるよう、英語教育とグローバル教育の両方をより進化させていきたいと考えました。
 これまでもネイティブ教員による『Practical English(実用的な英語・英会話力)』を重視した英語教育を行ってきましたが、さらに生徒の英語力を高めるためには何が必要かを熟考しました。
 まず、中学は全学年で英語の授業を週8時間に増やし、そのうち4時間をネイティブ教員を中心にした『英語で学ぶ』Practical Englishの授業としました。30人のクラスを2分割して少人数制で授業を行い、コミュニケーションやプレゼンテーションの機会を増やします。
 ネイティブ教員による授業のメリットは多いですが、英語学習の経験が少ない生徒と、日本語が堪能ではないネイティブ教員の組み合わせは、コミュニケーションが不足しがちです。そこで、中1のPractical Englishの授業は、日本語の運用力が高いネイティブ教員や講師、ネイティブ教員と同じレベルで英会話を教えられる日本人教員が授業を受け持つことにしました。4技能の育成を目的にした『英語を学ぶ』授業は、日本人教員が行います。
 帰国生や既習生など、習熟度の高い生徒には、能力に合わせたアカデミックな特別授業を行います。
 英語学習に限りませんが、生徒は自ら目標をもち、それを達成できるイメージがしっかりもてると、モチベーションを高く保って大きく成長することができます。2022年度からの教育改革に向けて、生徒の興味・関心を喚起し、数年後の自分がどれくらい英語運用能力が高まっているかイメージできるシラバスを構築しています」

2週間のセブ島語学研修に
中2生全員が参加

 また、2022年度から、これまで中2〜高2の希望者が参加していたフィリピン・セブ島での2週間の語学研修に、中2生全員が参加します。

「中2の3学期に実施予定です。現地では語学学校の寮かホテルで生活し、1日8時間の個別指導を受けます。これまでに参加した生徒たちも英語力を大きく伸ばし、自信をつけて帰国しています。
 夏休みに実施してきましたが、3学期に変更することで、約2年間で培った英語力を土台にレベルアップできると考えました。中3からの学習にもより意欲的に取り組めるようになるでしょう」

 さらに海外研修を希望する生徒は、ニュージーランドへのターム留学(中3)、1年留学(高1・高2)などに参加できます(新型コロナウイルス感染症の影響により、2021年度は中止)。

2021年度からスタートした
「グローバルコース」とは?
「グローバルコース」はIELTSなどの資格取得にも力を入れています。高校卒業までに、英検1級取得を目標とします。「グローバルコース」はIELTSなどの資格取得にも力を入れています。高校卒業までに、英検1級取得を目標とします。

 また、希望者は高校で「グローバルコース」へ進むこともできます。2021年から中学・高校に新設された「グローバルコース」について、英語科の北野尚之先生にお話を伺いました。

「『グローバルコース』は、世界基準で考え、グローバルリーダーとして平和社会の繁栄に貢献できる人間の育成を目的として新設しました。ホームルーム、英語の授業はオールイングリッシュを基本とし、4技能プラス論理的思考など、21世紀型スキルの習得をめざします。
 中学ではモンゴルなどアジア5カ国を訪問し、異文化体験・平和学習などを通じてさまざまな経験を積みます。高校では、中学の経験を活かし、教科横断的視点で学ぶアントレプレナー教育や課題解決型授業など、探究型の授業を行っています。生徒から意見やアイデアが次々に飛び出す授業は活気にあふれています。海外大学進学をめざす生徒も多いです」

POINT1充実の授業と豊富な海外研修で「使える」英語力を育成

「使える」英語力を授業で伸ばし、中2の3学期にフィリピン・セブ島で全員参加の語学研修を実施します。さらに希望者には、ニュージーランド・オークランドの現地校にホームステイしながら通うターム留学、1年間留学のほか、英国語学研修などの海外研修を豊富に用意しています。

POINT2海外大学進学を視野に入れた「グローバルコース」

 実践的な英語力を育成するだけではなく、さまざまな場所で現地の人々と交流し、日本とは異なる文化に触れる場を提供するなど、国際社会で活躍するリーダーに必要な「グローバル・コンピテンシー」を育成するための多彩な体験や機会を創出するコースです。卒業後の進路は海外の大学や国内のスーパーグローバル大学への進学をめざしています。

※海外研修などについては、状況に応じて「中止」または「変更」する場合があります。

担当の先生より
6年間で自分の夢や目標が
きちっと定まる学校です
校長 榎並紳吉先生校長 榎並紳吉先生

 英語学習・グローバル教育はもちろんのこと、ICT教育、探究プログラムなど、生徒が21世紀型能力を育む取り組みを積極的に行っています。生徒は自ら学び、チャレンジして過ごす6年間で、自分の将来の夢や目標を具体的に考え、実現する力を養います。

チームで取り組み
ともに成長する機会がたくさんあります
学年主任・英語科教諭 北野尚之先生学年主任・英語科教諭
北野尚之先生

 生徒には、周囲と異なる意見を出し合いながら、長所を伸ばして尖らせていってほしいです。本校では、尖った個性をもつ生徒がグループを組んでチームワークを発揮し、ユニークで独自なアイデアを形にする取り組みがたくさん行われています。こうして養った力は、グローバル社会で生徒が活躍する土台となるでしょう。

進学通信 2021年11月号
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