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私立中高進学通信

2024年11月号

変わる私学!

佼成学園中学校

グローバルコース1期生が世界の名門大学へ!
進化を続ける伝統男子校

アントレプレナーシップ教育の拡充

中1グローバルコースの「モンゴル異文化体験」の様子。
5日間の日程で、前半は草原での乗馬、羊の解体やゲルでの宿泊、
後半は提携校への訪問やホームステイを経験しました。

創立70周年を迎え、未来を見据えた先進的教育をさらに推進。
男子が大きく成長できる環境を整え、世界へ羽ばたくグローバル人材を育てます。

生徒に寄り添う人間教育と
先進的教育の両輪で前進

 2024年に創立70周年を迎えた佼成学園。世界に通用する学力と人間力の養成を目標に、環境・設備、学習カリキュラム共に、未来へ向けてさらなるブラッシュアップを図っています。

「現代に必要なのは、高い学力に加え、協働して課題を解決する力、新しい価値を創造・発信できる力です。近年は探究学習やさまざまな体験の場、先進的教育を取り入れ、そうした力の育成を推進してきました」(教頭/南井秀太先生)

 その基盤となるのが、創立以来受け継がれてきた “生徒に寄り添い個性を伸ばす教育”です。

「本校には長年にわたり男子の成長を見守ってきた教員が揃い、生徒の個性や自己肯定感、他者理解のマインドを育んでいます。
 本校の生徒たちは学業だけでなく、探究活動・部活動にも全力で取り組んでいます。探究や部活動で自分の“好き”を追求し、挑戦し、仮に失敗してもそれは “経験”と捉え、教員が生徒の成長段階に合わせた距離感で見守り、支えています。だからこそ、生徒は安心して好きなことにチャレンジできるのです」

 そうしたサポートの成果は、外部コンテストでの活躍に現れています。2024年度には、高2生2名が「中高生探究コンテスト」の優秀賞に選ばれ、コンピューター研究部の高2生5名が、「全国中学高校Webコンテスト」にて総理大臣賞を受賞しました。2024年度春の大学合格実績でも国公立大学へ37名、「早慶上理」へ64名と、素晴らしい実績を残しています。

シンガポールで行われたアジア地域の中高生が集まる国際会議「Global Link」に、高3の生徒が2年連続で出場。英語でプレゼンし、アジアの同世代と議論を交わしました。シンガポールで行われたアジア地域の中高生が集まる国際会議「Global Link」に、高3の生徒が2年連続で出場。英語でプレゼンし、アジアの同世代と議論を交わしました。
中学は2024年の第11回マリンボウルで準優勝、高校は8年連続全国優勝と強豪のアメリカンフットボール部をはじめ、部活動が盛んです。中学は2024年の第11回マリンボウルで準優勝、高校は8年連続全国優勝と強豪のアメリカンフットボール部をはじめ、部活動が盛んです。
世界に貢献する人材を育成
『グローバルコース』

 2021年度スタートの『グローバルコース』も、年々その内容を拡充させています。グローバルコースでは中高共にネイティブ教員が副担任となり、ホームルームも英語で進行しています。英語の授業は中学で8時間、高校で7時間と多く、その半分がネイティブ教員など英語運用力の高い教員から実用的な英会話を学ぶ授業です。

「高校では英語外部試験IELTSに向けた強化授業を行い、大きな成果を挙げています。高3で国内外の難関大学受験に必要なIELTSスコア6.5や英検1級を保持する生徒も多数います」

 国際体験やアントレプレナーシップ(起業家精神)の養成にも力を入れています。中学では、モンゴル、フィリピン、タイの3カ国を訪問して多様な価値観に触れ、アントレプレナーシップ教育が加わる高校からは、ベトナム、アメリカ・ボストンでフィールドワークを行うなど、その教育内容は年々充実度を高めています。

「海外大学への進学をめざす生徒も多く、2024年春に卒業したグローバルコース1期生は、国内の難関私立大学のほか、シンガポールの名門国立大学・南洋理工大学をはじめ多数の海外大学への合格を手にしました。
 現在、本校には約100名の帰国生が在籍しています。2025年度から、アメリカ・ニューヨークとシンガポールでも入学試験を実施し、さらなる多様性に満ちた環境でグローバル教育を展開していきます」

UPDATE
『グローバルコース』の教育
アントレプレナーシップを養成
グローバルコース1期生が国内外の難関大学へ進学

 2021年にスタートしたグローバルコースの1期生が今春卒業。探究学習やアントレプレナーシップ教育、多様な国際体験で培った人間力と高い英語力で、早慶上智、ICU、世界大学ランキングで上位のシンガポール・南洋理工大学やオーストラリア・ブリティッシュコロンビア大学、シドニー大学といった世界の名門大学に進学しました。シンガポールの大学出身のアドバイザーが、海外大学進学を手厚くサポートしています。

中1からオールイングリッシュの授業で学ぶことができます。


起業家精神育成プログラム『Project:LEAP』

 高校グローバルコースの生徒は、同校が2021年よりスタートさせたアントレプレナーシップ育成プログラム『Project:LEAP』に取り組み、世の中の課題解決に挑戦します。高1の「ベトナムアントレ活動」では、現地を自分の目で見て、現地の人と交流しながら、社会課題解決方法を提案します。高2になると自分の興味や強みを社会課題に結びつけ、課題解決を視野に入れたビジネスプランを考案。そして「ボストンアントレ活動」で、現地の投資家に自らが考案したビジネスプランをプレゼンテーションして、フィードバックをもらう貴重な体験も実施します。

高1・高2の「アントレプレナーシップ中間発表会」では、
毎年多彩なアイデアを盛り込んだビジネスプランがプレゼンされます。

変わるポイント
快適な教育環境を整備
帰国生枠も拡大
教頭・社会科教諭 南井 秀太先生教頭・社会科教諭
南井 秀太先生

「思春期の男子が心身共に健康で、好きなことに没頭できるウェルビーイングな教育を実践したい」と力強く語る南井先生。冷暖房完備の体育館や新しいトイレの設置など、生徒が快適に学べる校舎へのリノベーションを終え、人工芝グラウンドも完成しました。

「2025年度より帰国生の受け入れを拡大します。『人を大切にする教育』という伝統を土台に、多様な仲間との学びを拡充し、先進的な教育を強化していきます」

2024年9月には、人工芝グラウンドが完成。

(この記事は『私立中高進学通信2024年11月号』に掲載しました。)

進学通信 2024年11月号
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