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私立中高進学通信

2021年11月号

The Voice 新校長インタビュー

千代田国際中学校

私たちと一緒に
ワクワクする学校をつくってほしい

日野田 直彦 (ひのだ・なおひこ)校長先生
1977年生まれ。同志社大学卒業後に大手進学塾入社。2008年に奈良学園登美ヶ丘中の立ち上げにかかわり、
2014年には大阪府校長最年少(36歳)で大阪府立箕面高校校長に就任。2018年より武蔵野大学中学校・高等学校、
2020年より武蔵野大学附属千代田高等学院の校長となる。2021年より中高学園長となり、
2022年度より千代田国際中学校校長も兼任予定。

海外生活で身につけた
真のグローバル精神
日野田校長先生の教育理念
  1. 生徒一人ひとりがオーナーシップをもつ
  2. チャレンジに対し「正のフィードバック」を行う
  3. 生徒も保護者も教員もワクワクできる学校をつくる

 父の仕事の都合により、私は幼い頃から国内外を転々としてきました。幼少期にタイで3年間過ごした時には、当時はまだ治安も悪く、トラブルに巻き込まれることもありました。しかし、帰国後に入学した同志社国際中学校・高等学校には、さらに過酷な経験をして帰国した生徒もいて驚かされました。

“グローバル”という言葉にはキラキラしたイメージがありますが、実際は華々しいものではありません。そして“英語が話せる=グローバル”でもありません。そもそも“グローバル”ということばを使っているのは日本人だけという事実を知っていますか? 大切なのは、相手の歴史的背景、宗教、文化を理解し、相手の立場になって物事を考えること。そして、相手の話をしっかり聞き、多様性を認めること。それこそがグローバルマインドセットだと、幼少期から学生時代の経験で実感しました。

 その後、IT企業でのインターンや進学塾での勤務を経て、私は36歳で大阪府立箕面高等学校の校長に就任しました。さまざまな教育改革に取り組み、中堅校だった同校から多くの海外有名大学進学者が誕生しました。現在は武蔵野大学中学校・高等学校、武蔵野大学附属千代田高等学院の中高学園長として、学校の立て直しを図っています。

心理的安全性を担保し
自由に意見が言える学校に

 箕面高校で教育改革を成功させると、他校の先生方から「本校にも手を貸してくれないか」と相談される機会が増えました。日本の企業や学校は、その多くが成功のノウハウを隠そうとします。かつてはそれでもよかった時代もありました。しかし、SDGsがいわれる世界においては、「オープンソース」こそが、社会を変えるインパクトにつながります。日本人は戦後の焼け野原から立ち上がり、1960年代には世界第2位の経済大国にまでのぼりつめました。それだけの可能性と能力をもっているのですから、それを隠しては、世界のためにも日本のためにもなりません。私が行ってきた教育も、パッケージ化してどんどん皆さんに模倣していただきたい。それが本校を新たに立ち上げる目的の一つです。

 新しいことにチャレンジする際、重要なのは心理的安全性です。失敗すると叩かれ、弱みを見せると攻撃されるのが今の日本ですが、それでは力を発揮できません。生徒も先生も他者の反応に怯えることなく、自分の意見を言えるようにし、お互いに最大の賛辞と敬意を共有したい。そのために、頑張っている人、失敗する人をフルパワーで応援しています。GoogleやFacebookなどが成長し続けているのは、全員が「正のフィードバック」、つまり前向きな評価を行ってきたからです。本校では全員が得意な分野を活かし、フラットに意見を言い合える環境をつくりたいと考えています。

 こうした考えのもと、先日教員を対象としたワークショップを実施しました。「理想の学校とは?」というテーマに基づき、3日間ブレーンストーミングを行い、教員それぞれが実現したいことについて意見を交わし合ったのです。もちろん、どんな意見も否定することはありません。すると、とめどなく意見があふれ、教員同士の距離もグッと近くなりました。来年度、本校が新たにスタートしたら、生徒も含めてみんなで意見を述べ合う場を設けたいと思っています。

人生の舵を自分自身で握り
失敗を恐れず挑戦を
同校校舎遠景。同校校舎遠景。

 本校は中学校の募集を「再開」しますが、実質的にはゼロからのスタートです。武蔵野大学中学校・高等学校を再建する際、私は「本校はポンコツです」と言いました。この学校も、何もかも揃っているわけではありません。そのため、「学力を保証してくれますか?」「充実したサービスを提供してくれますか?」という方には、正直言っておすすめできません。

 本校は、生徒と保護者と教員が、一緒になってつくり上げていく学校です。「社会を変えたい」「日本や世界に貢献したい」と考える方は、社会を変革するファーストステップとして、まず私たちとの学校づくりに参加してほしいと願っています。

 私たちが生徒たちに望むのは、「人生の舵を自分自身で握ってほしい」ということ。不確かな時代だからこそ、パッションをもち、自分自身で責任をもって人生の選択肢を選び取ってほしいのです。たとえ失敗しても、起き上がりこぼしのように何度でも立ち上がればいい。そのための土台を、本校で築いてほしいと考えています。

 これまで箕面高校や武蔵野大学中学校・高等学校で行ってきた改革を、今度は千代田区のど真ん中から挑戦します。「一緒に学校をつくろう」という呼びかけにワクワクしてくれる方、私たちの理念に共感してくれる方の入学を待ち望んでいます。

進学通信 2021年11月号
紹介する学校
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