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私立中高進学通信

2022年11月号

未来を切り拓くグローバル教育

佼成学園中学校

男子の飛躍を実現する『グローバルコース』

ワクワクしながら真のグローバルリーダーをめざす
学ぶこと、探究することを楽しみながら、学力と将来への夢を育む『グローバルコース』の生徒たち。

学ぶこと、探究することを楽しみながら、学力と将来への夢を育む『グローバルコース』の生徒たち。

世界平和に貢献する
グローバルな人材を育成

『平和な社会の繁栄に役立つ若者の育成』を建学の精神に掲げる佼成学園では、今後より国際化していく社会で活躍するグローバルリーダーを育てるため、2021年度に中高一貫の『グローバルコース』を新設しました。その背景について、広報部長の南井秀太先生は次のように話します。

「1954年に本校を創設した庭野日敬名誉学園長は、当時からグローバル感覚を持ち合わせた方で、世界平和に資する人材を育てたいという熱い思いを抱いていました。その理念に基づき、海外研修などを行ってきましたが、近年はさらなる未来を見据えたコースの必要性を感じていました。
 そこで、自分の能力や興味と結び付けながら平和な社会を創る人材を育てるために、このコースを設置しました」

社会課題と向き合い
起業家精神を育てる
広報部長/南井秀太先生広報部長
南井秀太先生

『グローバルコース』では、中学3年間は“原体験”を重視して、モンゴル、フィリピン、タイで海外研修を実施します。さらに同校が推進する英語教育改革の一環として、週8時間の英語授業のうち、半分を会話中心の『Practical English(実用的な英語・英会話力)』の授業に充てているのも特徴です。中2では2週間のセブ島語学研修に全員が参加し、1日8時間の個別授業を中心に英語力の向上をめざします。

 高校では、社会課題の解決に臨む『アントレプレナーシップ(起業家精神)プログラム』、海外フィールドワーク、教科横断型の探究授業という3本柱で人材を育てています。

 なかでも特徴的なのが、2週間に一度、2コマ連続で実施する『アントレプレナーシッププログラム』です。社会課題の解決に向け、商品やサービスの開発、マーケティング分析、プレゼンテーションを行う実践的な研修です。高2の3学期にはボストンを訪れ、現地の投資家を前にプレゼンをするという一大イベントも待っています。

 卒業後は、国内のスーパーグローバル大学、海外大学への進学が想定されています。

「世界を視野に入れ、平和に貢献する人材を育てるという長期的な視点のほか、卒業後の進路も視野に入れてカリキュラムを構成しています。中高一貫教育というゆったりとした時間、男子校というのびのびした環境で、仲間と共創しながら目標の大学に進学してほしい。飛躍する、ワクワクするという意味の英語『LEAP』をコンセプトに、このコースで予想を超える成長を遂げてほしいと願っています」(南井先生)

『グローバルコース』の取り組み
『グローバルコース』では、多様な学びを通じ、6つの資質を併せもつ人材を育てています。

『グローバルコース』では、多様な学びを通じ、6つの資質を併せもつ人材を育てています。

Action Report File001
高校
『アントレプレナーシッププログラム』で
身近な社会課題の解決策を考える
仲間とともに商品・サービスを磨き抜く

 高1の『アントレプレナーシッププログラム』では、起業家精神を養うため、社会課題を解決する商品・サービスを考案しています。

「社会課題といっても壮大なものではありません。目の前の課題、身近な困り事を解決するための方法を考えていきます。たとえば、3ステップで動画編集ができるソフトを作ったり、コンビニで好きな商品を取り置きできるサービスを考案したり。友達とちょっとした空き時間を共有できるアプリを企画した生徒もいました」(プログラムディレクター/北野尚之先生)

 高2になると、より広い視野で企画を立案し、アプリや商品のプロトタイプも作成します。

「企業に取材したり、企業のコンテストに応募したりと、より社会につながる機会も増えていきます。コース全体がベンチャー企業のような雰囲気で、3学期のボストン研修に向けてアイデアを磨いています」(北野先生)

チームで動く協働力、アイデアを形にする実現力などを養います。困り事を解決するサービスを考案
チームで動く協働力、アイデアを形にする実現力などを養います。
プログラムディレクター/北野尚之先生プログラムディレクター
北野尚之先生
Action Report File002
高校
パフォーマンス課題に臨む
教科横断型の探究授業
リサーチ力、プレゼンテーション力を磨く
教科の枠にとらわれない学び教科の枠にとらわれない学び
リサーチ力、論理的にまとめる力、プレゼン力など、さまざまな力が磨かれます。

 各学期で2回、教科横断型の授業を行っています。現代文と生物基礎を横断した探究授業では、「森と人間の共生」をテーマに両教科で授業を実施。その後3~4人のグループに分かれて各国の森林の特徴、森林との共生について、抱える課題と解決案についてプレゼンテーションを行いました。

「グループを仕切る人、議論を整理する人など、授業を重ねるごとに生徒たちは自分の強みを把握するようになります」(北野先生)

Action Report File003
高校
視野を広げる
国内外フィールドワーク
ベトナム、ボストンで研修

 国内外の研修旅行も充実しています。高1生はベトナムで現地の人と交流しながら、社会課題の解決策を提案。高2生は「アントレプレナーシッププログラム」で作成したプロトタイプを、ボストンの投資家に向けてプレゼンします。今年はコロナ禍で海外研修は実施できませんでしたが、代わりとして和歌山県で研修を実施しました。

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中学
英語の発信力を高める『Practical English』
世界へ羽ばたくための語学力を育成

 中学の『Practical English』の授業では、日本語が堪能なネイティブ教員に加え、海外での指導経験も豊富な日本人教員がほぼオールイングリッシュで授業を行っています。

「日本語が話せるネイティブ教員と日本人教員が必要に応じて日本語を使ったり、難しい表現を言い換えたりしながら、英語でコミュニケーションを図っています。自分や家族、友達の紹介など、簡単なスピーチを何度も経験することで、英語が通じる楽しさも感じているようです」(英語科/久保田祥弘先生)

話す、聞く、書く力を強化 普段から英語を浴びているためか、英検ではリスニングのスコアが高い生徒が目立ったそうです。話す、聞く、書く力を強化
普段から英語を浴びているためか、英検ではリスニングのスコアが高い生徒が目立ったそうです。
英語科 久保田祥弘先生英語科
久保田祥弘先生

(この記事は『私立中高進学通信2022年11月号』に掲載しました。)

佼成学園中学校  

〒166-0012 東京都杉並区和田2-6-29
TEL:03-3381-7227

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