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私立中高進学通信

2022年9月号

大学合格力強化計画

佼成学園中学校

教員や卒業生による心の通うサポートのもと
仲間と心をひとつにして志望校合格を勝ち取る

2日間にわたって実施されている高3生の学習合宿の模様。隣で真剣に学んでいる友人の姿に刺激を受けて、ますます勉強に身が入ります。こうして切磋琢磨した結果、合格という目標を達成した時には、みんなで喜びを分かち合えるのです。

2日間にわたって実施されている高3生の学習合宿の模様。
隣で真剣に学んでいる友人の姿に刺激を受けて、ますます勉強に身が入ります。
こうして切磋琢磨した結果、合格という目標を達成した時には、みんなで喜びを分かち合えるのです。

早慶上理の合格者数は
今年、過去最高を記録

「今年は偏差値を中学入学時から6年間で20以上アップさせた卒業生もいます。彼らは早稲田大学や慶應義塾大学、東京都立大学、明治大学などに現役合格を果たしました」(広報部長・社会科/南井秀太先生)

 国公立・早慶上理・GMARCHといった難関大学への2022年度における合格者数は218名。なかでも早慶上理は前年比の3倍であり、過去最高の合格者数を達成しました。この背景にはどのようなサポート体制があるのでしょうか?

「まず、教員間の情報の共有と連携があります。そのひとつが、教員のスキルアップを図り、面談の質を向上させるための『三者面談研修』です。どの生徒がどの大学を、どの入試形態で受験するか。どの科目が得意でどの科目が苦手か。生徒一人ひとりの情報をアプリで共有し、全教員が的確な面談や指導ができるようにします。
 もうひとつが『出願戦略会議』です。高3の担任や各教科の教員が集まり、年3回実施しています。第3回は大学入学共通テストが終わった直後に行われます。各教科の教員が一人ひとりの結果を模試の判定や倍率などと照らし合わせ、最終的にどの国公立大学を受験させるかを検討します。こうした分析をもとに担任が生徒と保護者の方々を交えて話し合い、両者が納得したうえで志望校を決めて出願するのです」(進路指導部長・理科/秋山哲二先生)

 また、通常の放課後講習にプラスして、学習合宿や夏期・冬期・春期講習などを用意。予備校に通わずに確かな合格力を養えます。

 さらに心が通い合う指導が生徒の意欲と学力を高めたといいます。

「2020年3月に緊急事態宣言により本校は休校になりました。そこで、いち早くZoomによるオンライン授業を開始したのです。その結果わかったのは、オンラインが学力の定着に効果的である一方、メンタル面のサポートには不十分であることでした。
 そこで、休校が明けてからは対面での指導を重視し、授業や講習中には『頑張れ』『その調子だ』とこれまで以上に声をかけるようにしたのです。こうして、私たちの熱意や期待が生徒の心にまっすぐ響き、今年の進学実績が飛躍的に向上したのだと思います」(秋山先生)

主要大学合格者数(既卒生を含む)2021→2022

主要大学合格者数(既卒生を含む)2021→2022

卒業生のチューターが
生徒の力と目標になる

 生徒の成長を温かな目で見守っているのは、教員だけではありません。同校には『アカデミックアドバイザー』と呼ばれる卒業生のチューターが約50名います。大学生や大学院生の彼らが進路指導室に常駐し、後輩である生徒の自学自習をサポートし、進路の相談にも親身に応じているのです。また、同校が力を入れている『探究プログラム』に関しても、彼らがアドバイスしています。

「本校は一人ひとりを男子の成長スピードに合った教育によって、将来、社会に貢献できる魅力ある男性に育てていきたいと考えています。それを担っているのがチューターたちです。彼らは『こんな大学生になりたい』『先輩のような研究がしたい』という生徒の目標になっています。また、励まし合い、支え合える仲間もかけがえのない存在として大きな役割を果たしています」(南井先生)

 この調和が生徒を健やかに成長させ、大学受験では「一緒に合格を勝ち取ろう」と思える強い絆を生み出しているのです。

アメリカンフットボール部の試合を応援する生徒たち。「文化部の生徒も運動部の生徒も肩を組んで、力いっぱい応援しています。応援される部員たちも、彼らの期待に応えようと奮闘し、お互いが仲間意識を強めていくのです」(南井先生)

アメリカンフットボール部の試合を応援する生徒たち。
「文化部の生徒も運動部の生徒も肩を組んで、力いっぱい応援しています。
応援される部員たちも、彼らの期待に応えようと奮闘し、お互いが仲間意識を強めていくのです」(南井先生)

2022年 主な大学合格実績
学名 総数





京都大学 1
名古屋大学 1
東京工業大学 1
東北大学 1
筑波大学 2
東京外国語大学 2
東京学芸大学 2
東京農工大学 2
電気通信大学 1
埼玉大学 1
信州大学(医) 1
東京都立大学 3
都留文科大学 1
高崎経済大学 1
会津大学 2
公立諏訪東京理科大学 1
公立千歳科学大学 1
公立はこだて未来大学 2
釧路公立大学 1
川崎市立看護大 1
学名 総数



早稲田大学 16
慶應義塾大学 10
上智大学 17
東京理科大学 23
『探究プログラム』の成果も大学合格に直結
広報部長・社会科/南井秀太先生広報部長・社会科/南井秀太先生

 本校の校訓は『行学二道』です。体験である『行』と、学びである『学』を両輪とした教育活動を行っています。体験のひとつが6年間をかけ、発達段階に応じて行う『探究プログラム』です。昨年には2名が東京都の日本学生科学賞中学生の部で最優秀賞に輝きました。今後は『探究プログラム』の成果により、総合型選抜で難関大学に合格する生徒もさらに増えるしょう。

部活で培った集中力と根性を大学受験に活かす
進路指導部長・理科/秋山哲二先生進路指導部長・理科/秋山哲二先生

 本校では8割近くの生徒が部活動に所属しています。そのため、部活中は基礎学力を維持し、部活引退後は途切れることなく受験に専念する指導を心がけています。『部活の力を勉強に!』を合言葉に部活で培った集中力と粘り強さを受験に活かします。その結果、野球部から京都大学、ハンドボール部から名古屋大学というように、難関大学合格者の半数を運動部が占めています。

進学通信 2022年9月号
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