Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2021年11月号

私学の校外学習・学外交流

東京純心女子中学校

東京薬科大学や北里大学と
高大連携協定を結ぶ

これまでに築き上げてきた信頼関係により、2021年6月には東京薬科大学と、7月には北里大学と高大連携協定を締結。東京純心大学との連携も含めて生徒の探究心を育んでいます。
2019年12月に実施された『東京薬科大学生命科学部研究体験』の様子。進路に理系を選択した高2生が同大学の研究設備を利用した実験を体験しました。今年12月には3回目の研究体験が行われます。

2019年12月に実施された『東京薬科大学生命科学部研究体験』の様子。
進路に理系を選択した高2生が同大学の研究設備を利用した実験を体験しました。
今年12月には3回目の研究体験が行われます。

医学部医学科をはじめ
医療系大学へ計32名が合格

 カトリック校である同校の三つの柱は『英語の純心』『探究の純心』『いのちと向き合う純心』。こうした教育の成果の一つとして、今春には国公立大学・早慶上智・東京理科大学・ICU・GMARCHへ学年全体の44・3%が現役合格。長崎大学や北里大学の医学部、東京薬科大学薬学部など、医療系へも合計32名が合格しました。

「本校の卒業生たちは熱心な学びと優秀な成績により、これらの大学から高い評価をいただいています。
 そこで、本校から東京薬科大学に、大学の施設を利用して、生徒に実験をさせてもらえるよう依頼したところ快諾をいただき、一昨年から『東京薬科大学生命科学部研究体験』がスタート。今年には高大連携のお話をいただき、6月に双方で合意・調印いたしました」(進路指導部長・社会科/中村剛先生)

 7月には北里大学とも高大連携協定を締結。コロナ禍のため北里大学との提携プログラムはまだ行われていませんが、東京薬科大学とは夏休みに、生命科学部の渡邉一哉教授のもと、同校で「出前授業」が実施されました。さらに東京女子大学が同校の生徒と保護者を対象にオープンキャンパスを行うなど、複数の大学との強い関係性が、生徒の学びを深化させています。

東京薬科大学生命科学部研究体験

 高2生が東京薬科大学を訪問。化学班と生物班に分かれ、化学班は「アスピリンの合成」を、生物班は「線虫の走化性実験」を行いました。


何をした?
アスピリンの化学合成を体験

 化学班の生徒は白衣を身にまとい、化学合成によって、解熱鎮痛剤のアスピリンを精製する実験を行いました。


何を感じた?
大学院生が実験をアシスト

 大学院生の姿に生徒は大学進学後の自分の将来像を重ね、大学で学ぶことへの憧れを抱きます。


どう成長した?
最先端の設備で実験に挑戦

 高校の実験室では見たこともない機器を使って実験。生徒は刺激を受け、進路への意欲を高めています。

東京薬科大学の出前授業

 生命科学部の渡邉一哉教授の指導のもと、中学生が「泥電池」の実験をしました。「泥電池」は泥のなかの微生物を利用し電気を作り出す装置です。


何を聞いた?
エネルギー問題を考える

 まず、渡邉教授がSDGsの観点から、エネルギー問題や「サスティナブル」の意味について講演しました。


何を作った?
採集した土で泥電池を作成

 土を採取した場所や、経過した時間によって、電圧がどう変わるかを調べました。この実験は今後、同校の理科部が継続していきます。


何を調べた?
土と時間による電圧の変化を調査

 家から持参した土に水を入れて泥にし、電極を入れて電圧を測定。微生物によって電流が流れることを確かめました。

東京女子大学のオープンキャンパス

 今年8月には東京女子大学が純心生限定のオープンキャンパスを開催。中1から高3の生徒と保護者が参加しました。


何を見た?
OGが案内するキャンパスツアー

 同校から東京女子大学に進学したOGがキャンパスを案内。参加者は施設の隅々まで見学することができました。


何を感じた?
歴史的建造物のチャペルを見学

 文化庁登録有形文化財にも登録されているチャペルの内部を見学。その荘厳な雰囲気に参加者は感動していました。


何を聞いた?
OGによるトークライブも

 在学中の同校OGが大学での学びについて話すトークライブを開催。生徒も保護者も大満足の一日となりました。

東京純心大学での大学講義体験

 併設の東京純心大学・看護学部看護学科への進学を希望する高3生に向けて単位認定される講座を開講しています。


何を学んだ?
高齢者の疑似体験を

 生徒は「老年看護学」の授業を体験。視野を狭くするメガネをかけ、重りをつけて歩き、高齢者の介助方法などを学びました。

高大連携によって『平和な未来を創る人』の育成を
進路指導部長・社会科 中村剛 先生進路指導部長・社会科
中村 剛 先生

 東京薬科大学は国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に基づく「TAMAリケジョ育成プログラム」の一環として、本校との連携をスタートしてくださいました。もう一方の北里大学は、医学部や薬学部、看護学部、獣医学部などを有する「生命科学の総合大学」です。こうした高大連携により理数系教育を充実させ、問題解決能力を磨き、本校がめざす人間像である『平和な未来を創る人』の育成に力を注いでいます。そのために現在、他大学との連携も進めています。

進学通信 2021年11月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ