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私立中高進学通信

2021年11月号

ここに注目!学校説明会レポート

桜丘中学校

司会やキャンパス案内に生徒が大活躍
質疑応答を交えて学校の魅力発信

説明会で挨拶する髙橋校長先生。

説明会で挨拶する髙橋校長先生。

 1924年の創立以来、未来を創る人材を育成してきた同校。「自立した個人」として成長を続ける生徒たちが、学校説明会の場でも同校の魅力を高める存在として輝いていました。

多彩な映像を通して
学校生活の様子が身近に

「勤労」「創造」を校訓に、「自立した個人の育成」を教育目標とする同校。中高一貫の指導により、国公立大学への合格実績で着実に成果を上げている点でも高い評価を受けています。8月9日に実施された学校説明会では、悪天候にもかかわらず、多くの参加者が来場しました。

 説明会は、髙橋知仁校長先生の挨拶からスタート。大学進学実績やICTの活用はもちろん、プレゼンテーションや小論文、英語でのスピーキングといった生徒たちのアウトプット能力を高める学習の重要性、大学入試の変化に対応した高校での4コース制度など、多岐にわたる内容をていねいに説明していきます。合間の時間には、同校のコロナ対策を取り上げたテレビ番組をはじめ、生徒たちの学校生活を映し出した多彩なショートムービーが随所に織り込まれるなど、参加者が同校の教育活動を多角的に捉えることができる構成となっています。

「生徒は一人ひとり、成長のスピードも得意不得意も異なります。自分と他人を比べる相対的な自己評価ではなく、半年前、1年前の自分よりできることが増えたと思えることが生徒にとっての本当の自信です。本校ではこの時間軸での成長を『絶対評価』と呼んで、重視しています」(髙橋校長先生)

 同校の説明会で目を引くのが在校生の活躍です。キャンパスナビゲーターの高校生たちが、受付をはじめ、司会、キャンパス案内のアテンド役など、参加者のフォローに奮闘します。

 また、全体説明会中盤の「在校生の声」コーナーでは、中2・中3の代表生徒たち5名が登壇し、参加者からの学校生活に関する質問に答えます。その際にユニークなのが質疑応答の方法。スクリーン上にQRコードが映し出され、参加者がリンク先の質問フォームから聞きたいことを入力すると、その質問がすべてスクリーンに投映されていきます。挙手する手間もなく、ものの数分でスクリーンが質問で埋め尽くされていき、参加者の同校への関心の高さがうかがえました。

 このほか、生徒が日々記録するセルフスタディノートや家庭学習帳の具体的な活用の仕方、OB・OGチューターが常駐する自習室など、生徒たちが能力を開花させていくための手厚い学習サポート体制の説明に加え、生徒たちが学校行事にかける情熱が伝わる映像も上映されました。

 全体説明会の後は、参加者がグループに分かれ、キャンパスナビゲーターによる案内で図書室や自習室などの施設を見学。同校で過ごす楽しさをよく知る在校生と気軽に会話しながら校内をめぐることで、入学後の学校生活を明確にイメージできるようでした。先生方との個別相談の場も設けられるなど、先生と生徒がまさに一体となって作り上げている学校説明会は、同校の雰囲気を肌で感じられる絶好のイベントとなりました。

※MC…Master of Ceremoniesの略。生徒が日替わりでクラス運営のリーダーを務める同校独自の制度。MCは朝礼前に担任の先生にその日の伝達内容を確認し、1日の流れを把握したうえでクラスに伝える。授業でもクラスのまとめ役を担うことで、リーダーシップや表現力の向上につなげている。

受付

受付では高校生のキャンパスナビゲーターが参加者を出迎えます。
学校説明会以外のさまざまなイベントでも生徒の代表として活躍しています。

説明会
中学校の代表生徒が参加者の質問に答える「在校生の声」のコーナー。QRコードを活用して質問を受け付けます。背後のスクリーンには質問がどんどん増えていきます。中学校の代表生徒が参加者の質問に答える「在校生の声」のコーナー。QRコードを活用して質問を受け付けます。背後のスクリーンには質問がどんどん増えていきます。
司会進行の大役を担当したキャンパスナビゲーターの生徒。会の終わりに、同校には先輩・後輩の壁がなく、居心地の良い学校だと話す姿が印象的でした。司会進行の大役を担当したキャンパスナビゲーターの生徒。会の終わりに、同校には先輩・後輩の壁がなく、居心地の良い学校だと話す姿が印象的でした。
キャンパス案内

説明会の後には、キャンパスナビゲーターが参加者の校内見学をアテンドします。
学校生活でいつも使っている各施設の説明のほか、参加者からの質問にも真摯に答えていきます。

個別相談
募集要項から学校生活まで、さらに詳細を知りたい参加者には、個別相談で先生方がフォロー。募集要項から学校生活まで、さらに詳細を知りたい参加者には、個別相談で先生方がフォロー。
参加者にはパンフレットのほか、各国の公用語による挨拶が記された世界地図や、校名入りノートなどが配布されました。参加者にはパンフレットのほか、各国の公用語による挨拶が記された世界地図や、校名入りノートなどが配布されました。
中学校の在校生に聞きました
写真左手前からN・Sさん、I・Kaさん、O・Nさん、左奥からI・Keさん、K・Kさん。

写真左手前からN・Sさん、I・Kaさん、O・Nさん、左奥からI・Keさん、K・Kさん。

 説明会当日、学校生活について参加者の質問に答えた中2・中3の代表生徒の皆さんに、未来の後輩たちに伝えたい同校のおすすめポイントを聞きました。

N・Sさん(中2)
セルフスタディノートや家庭学習帳は、それまで家に帰って自分で勉強することが苦手だった人も、日々、自分がやったことを見返せて、記録に残るのでとても役に立つと思います。桜丘中学校での学校生活はとても楽しく、私は中学生になって、いろいろなことにチャレンジしてみたいと思うようになり、生徒会にも立候補しました。

I・Kaさん(中2)
体育祭や合唱コンクールなどイベントが多く、1年間の中に誰もが必ず自分の力を発揮できる場があり、そこがいいなと思います。これから入学してくる後輩たちとも一緒にイベントに取り組めたらうれしいです。僕はバスケットボール部ですが、個人の実力や成長に合わせて段階別に練習するので、初心者でも心配なく入部して楽しめます。

O・Nさん(中2)
他校にはないような部活動が揃っています。私はダンス部ですが、初心者でもみんなと一緒に楽しめる部活動はたくさんあります。1日クラスのリーダーとなる「MC」など人前に立つ機会もありますが、先生の言葉に自信をもらい、ポジティブに取り組んでいます。積極的に挑戦してみようという気持ちになれる、自分から物事に取り組める学校です。

I・Keさん(中3)
一人1台のiPadは、授業中に調べ物ができるだけでなく、ホームルームでの先生からの連絡もクラウドサービスの「Classi」で見返すことができるので、学校生活で活用しています。家庭学習帳(カテガク)やセルフスタディ(SS)ノートは慣れるまで大変かもしれませんが、イベントや部活動など楽しいこともいろいろあるので、ぜひこの学校に来てください!

K・Kさん(中3)
プレゼンテーションをする機会がたくさんあります。自分の意見を発表する経験を重ねることで、人前に出ることにも慣れ、この経験が大人になってからも役立つと感じています。中1の時はアプリを使うのに苦労しましたが、今では発表をする際に見る側の視点から物事が考えられるようになったと思います。行事も多いので、入学したら一緒に頑張りましょう。

進学通信 2021年11月号
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