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私立中高進学通信

2024年4月号

中1の始め方

千代田中学校

「どのように世界に貢献するか」
社会に向き合う土台を育む

オリエンテーション合宿の様子の写真です。

1泊2日の「オリエンテーション合宿」で中学校生活をスタート。
この時からクラスだけではなく、学年全体で交流を深め、チーム力を高めていきます。

正解のない社会において、自分で人生を切り拓いていく強い意志を育むための教育を実践。世界に貢献する真のリーダーを育成しています。

チャレンジして身につける
「自己点検の習慣」

 2022年度より「千代田国際中学校」として新たなスタートを切った同校。「自分らしい形で、世界に貢献するにはどうしたらよいのか?=Who Are You?」の問いに向き合うための土台づくりの教育を行っています。学校生活をスタートする中1の初めは、特に「習慣づくり(生活習慣・学習習慣)」と「チームビルディング」の2点に重きをおいています。

池田恭之先生の写真です中1学年主任・国語科
池田恭之先生

「本校では、中高6年間のさまざまな場面において生徒一人ひとりに、Who are you?(あなたは、どのように社会に貢献していきたいか?)を問い続けます。一方で、どのような未来も基本的な生活習慣や学習習慣のうえに成り立つものなので、中1の初めは習慣づくりの指導に力を入れています」(中1学年主任/池田恭之先生)

 1日は『モーニングルーティーン』と呼ばれる朝学習から始まります。スケジュール帳でスケジュール管理を行ったり、オンライン教育管理システムの『Classi』に自宅学習の記録をつけたりすることも奨励しています。記録をつける最大の目的は、自分の生活習慣や学習習慣の振り返りを促すことです。

「他者から見た評価ではなく、生徒自身が自分の行動とその結果を振り返ることができるように“自己点検の習慣”を育むことを大切にしています。物事を進めるうえでは、思い通りにうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあるのが当然です。成功や失敗という観点ではなく、自分を見つめて次に活かしていく力をつける手助けになるような声かけや関わりができるように意識しています。安心してチャレンジをして、その結果を学びとして受け止められるような環境を与えてあげたいと思います」

互いに認め合い支え合う
学年という「チーム」を育む

 生徒同士が「価値観を認め合い、互いに尊重し合いながら、チームとして成長していくこと」も重視しているポイントです。入学後すぐに実施される『オリエンテーション合宿』をはじめ、授業や行事の準備などさまざまな場面でクラスを横断して意見を交わしたり、一緒に何かの目的に向かって取り組んだりする場面をたくさん用意しています。

 中1の段階で特に注力しているのが「ためらわずに自分の意見を言えること」です。そのために先生方は生徒の意見や言動を、教員や大人の立場で「評価しない」「否定しない」ことを心がけているそうです。

「『答えはその人自身のなかにある』という視点を意識しています。そのような姿勢が伝わることで、生徒同士にも少しずつ尊重し合い、互いの主張や意見を自然に受け止め合える雰囲気が出てきていると思います」

 この春、2024年度の入学生を迎え、千代田国際中学校は、いよいよ3学年全員がそろいます。

「まだまだ発展途上にある学校ですが、生徒の学年が上がっていくなかで、チームとして力を発揮して“千代田国際らしさ”をつくっていってほしいと思います。今はそのための土台となる力を育むために、日々、ていねいに生徒たちに向き合っています」

LAP(Liberal Arts Project/リベラルアーツ体験プロジェクト)の様子の写真です土曜日に実施される「LAP(Liberal Arts Project/リベラルアーツ体験プロジェクト)」の授業では、外部の社会人を講師に招いて多彩なプログラムを実施しています。生徒同士の学び合いのなかで、視野を広げていきます。
「数学×体育」の横断授業における発表の様子の写真ですさまざまな教科で、ときには教科を横断して、知識をアウトプットすることを重視したPBL(Project Based Learning/課題解決型授業)を取り入れています。写真は「数学×体育」の横断授業における発表の様子。
球技大会の様子の写真です生徒が楽しみにしている学校行事。今後、高学年の生徒が増えるにつれ、生徒による主体的な運営が実施されることを期待しています。写真は球技大会の様子。
中1生に聞きました!
この学校の良いところはどこですか?

Y.R.さん
学年みんなの仲が良いところです。個性的な人も多くて、認め合える雰囲気です。

W.I.さん
部活動がなく、代わりに「アクティビティ」と呼ばれる、さまざまな活動に参加できます。僕はバスケットボールのアクティビティに参加していて、そこでもたくさんの友達や先輩と仲良くなることができました。

S.S.さん
職員室がガラス張りになっていて入りやすいです。授業も面白くて先生とも話しやすいので、毎日学校に来るのが楽しみです。

Y.M.さん
毎週土曜日に実施される「LAP(リベラルアーツ体験プロジェクト)」の授業でも、いろいろな体験ができます。自己紹介のドキュメンタリー動画をつくったのが印象的でした。

H.K.さん
行事も盛り上がりました。文化祭では教科展示をしたり、学校が重んじている「仏教」の教えを身近に感じてもらおうと「ミニ念珠づくり」の体験コーナーを実施しました。

(左上から時計回りに)H.K.さん、S.S.さん、Y.R.さん、
W.I.さん、Y.M.さん

進学通信 2024年4月号
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