Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2024年11月号

保護者の私学ライフ

東洋大学京北中学校

哲学教育を軸に楽しく学んで
成長しています

「学校説明会では保護者の目線で質問に答えました!」

「学校説明会では保護者の目線で質問に答えました!」
かつての受験生保護者として、また、在校生の保護者として質問に答えました。

哲学教育に基づき、学習指導をはじめ、国際教育、キャリア教育に力を入れている同校。学校説明会で「保護者の情報コーナー」を担当した保護者の皆さんに、子どもたちの成長ぶりについて聞いてみました。

学校説明会で保護者の
目線で質問に答える

――学校説明会では、どのようなことを担当されたのでしょうか。

K・Aさん。中2男子が在学中。「保護者の会」の副会長を務める。K・Aさん。中2男子が在学中。「保護者の会」の副会長を務める。

K・Aさん
学校説明会で、先生方からのお話が終わった後、受験生保護者の個別の質問に在校生の保護者としてお答えするコーナーを担当しました。受験のこと、部活動のことなど、いろいろな質問に1時間ほどお答えしました。数年前までは学校説明会で毎年実施されていましたが、コロナ禍のため中止が続き、今年は久しぶりに復活しました。私はかつての受験生保護者として、これからこの学校を志望される方の後押しができればと思ってお引き受けしました。

T・Kさん
中2の娘がスクールナビゲーターとして、学校説明会で生徒の立場で学校の説明をしたり、校内の案内をしたりと頑張っていたので、私も何かお手伝いができればと思って協力しました。

「ランチボックス(学校が導入している昼食)がおいしいと聞いていますが、実際のところどうですか」など先生には聞きにくい質問や、「志望校はいつ頃絞り込みましたか」といった受験生保護者ならではの質問がありました。うまく受け答えできるか不安でしたが、楽しくできました。

T・Mさん。中2女子が在学中。「保護者の会」の学年部代表を務める。T・Mさん。中2女子が在学中。「保護者の会」の学年部代表を務める。

T・Mさん
学校説明会に来られる方は、この学校に興味をもっていることは確かなので、できるだけ良いところを紹介して志望者が増えてほしいと思って協力しました。

K・Aさん
私が対応したのはとても意欲的な方で、「東洋大学京北が好きでぜひ頑張りたいのですが、どうやってモチベーションを高めたらよいでしょうか」といったことを聞かれました。いろいろご説明して「頑張ってください」と元気づけました。

T・Mさん
「通学時間はどれくらいで、何時に起きますか。睡眠時間はどうやって確保していますか」といった家庭での様子を聞かれ、自分のケースを説明しました。

――そのほかに、保護者の立場でどのような活動をされていますか。

K・Aさん
私は「保護者の会」の役員で、本部の副会長を務めています。各クラスの役員から出てきた質問や意見を取りまとめて学校側に伝え、交渉することが主な仕事です。先生方と文化祭での役割を相談して、「保護者の会主催」のバザーなどがスムーズに実施できるようにしています。

T・Mさん
私は「保護者の会」で中2の学年部代表をしています。学年部には文化祭でのバザーを準備・運営する役割があります。昨年初めてバザーに参加しましたが、とても楽しかったので、今年も行おうと担当の保護者の方々と相談して進めています。

T・Kさん
私は役員などはしていませんが、クラスでも学校全体でも役員の皆さんがとてもよくやってくださる姿を拝見して、ありがたいと思っています。

哲学教育の成果を感じる
さまざまな体験の機会も

――東洋大学京北でのお子さんの成長ぶりをどのように感じていますか。

T・Kさん。中2女子が在学中。T・Kさん。中2女子が在学中。

T・Kさん
娘は、自分からやりたいと希望してスクールナビゲーターに取り組み、学校説明会で数百人を前に話をすることもありました。小学生の頃はステージに立って大勢の前で話をするような経験はしていませんでした。また、哲学教育の委員を務めているので、スライドを作って先生の代わりに授業をするなど、驚くほど積極的になりました。自主性を重んじるというこの学校の教育方針に育まれた部分だと感じます。

T・Mさん
この学校は娘が自分で選んだ学校ということもあって、とにかく楽しんで通っています。家が遠いのですが、朝早く起きて、校門が開くかどうかという時間には学校に着いているようです。小学生の時は、そんなに早く家を出ることはなかったのに、友達と一緒に過ごす時間を少しでも長くしたいようです。

この学校は、勉強面での面倒見がとても良いと感じています。毎日の朝テストは、不合格者には必ず補習があって合格点に達しないと翌週のテストに臨めず、自分でしっかり復習しないといけません。夏期講習などもしてくださって、ありがたい限りです。正直、中学に入学した後は受験期ほど勉強しなくてもよくなると思っていましたが、そんなことはありませんでした。

T・Kさん
私も「中学に入学できれば楽になるよ」と子どもに言って受験勉強期を乗り越えてきましたが、実際には楽になることはなかったので、いい意味で意外でした。

K・Aさん
息子は小6の時、オープンスクールの体験授業で哲学の授業を受けたのですが、テーマについて考えを書いたり、グループで話し合ったりしたことがすっかり気に入ったようです。ご指導くださった先生の「正解はありませんが、考える過程が哲学なのです」というお話に感銘を受け、とても刺激になったようで、家に帰ってからもその話を熱心にして「この学校に通いたい」と言ってきました。入学後は自分なりに導き出した考えを口に出すようになり、大きな成長を感じています。大人から見ると未熟な意見かもしれませんが、自分の考えに基づいて主張できるようになりました。選挙など、社会問題にも関心を寄せています。

――ほかにも、この学校の良さを教えてください。

T・Mさん
いろいろな経験をできるところがいいと思います。学校行事で本格的なミュージカルを見に行った時は、すごく良かったと家でも話してくれました。

K・Aさん
中1と中2の希望者は観音崎臨海実習に参加できます。理科のフィールドワークですが、参加希望者が多くて選抜になったそうです。それも抽選ではなく、自分の “参加したい意欲”をアピールするという選抜方式だったそうで、とてもユニークだと思いました。

T・Kさん
キャリア教育にも力を入れてくださっていると思います。近隣の企業の方を招いて職業などについての話をしてもらう機会もあります。娘も将来につながるような本を熱心に読んでいます。

また、海外研修も充実しています。中3では全員がカナダ修学旅行に参加して、ホームステイを経験します。中2でも、希望者はアイルランドサマープログラムに参加できます。これらも成長につながる行事ですね。

受験生保護者の質問に答える

 学校のために何かしたいという思いから、学校説明会で受験生やその保護者からの質問に答える大役を果たしました。

(この記事は『私立中高進学通信2024年11月号』に掲載しました。)

進学通信 2024年11月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ