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私立中高進学通信

2024年11月号

変わる私学!

関東学院中学校

カリキュラム改訂で授業時間が増加!
医療への道も強力支援

カリキュラム&プログラム

高2の生物探究実験の様子。

伝統と革新が調和した人間教育を掲げる同校。
『メディカルプログラム』を一層強化し、拡充するなど常に学びをアップデートしています。

自分らしい進路決定のため
カリキュラムを更新中

 100年以上の伝統に基づく豊かな人間教育を実践し、時代の変化に即したアップデートを続ける関東学院。近年では進路選択の幅を広げるために、カリキュラム改訂を進めています。

「2018年より、対面重視の教育活動、ICTの積極的活用などの改革に取り組む一環で、カリキュラムの変更を行いました。これにより授業時間数が増え、学力アップに効果がありました。授業と部活動のメリハリもつき、生徒たちの勉強への意識も高まりましたね。今後は現状をさらに見直し、2学期制と3学期制の良いところをとったカリキュラムの再編を考えています。生徒にとってより良い可能性を探り、柔軟にチャレンジするところは、本校らしい気風なのです」(進路進学指導部長・理科/武田剛昌先生)

 また同校では、生徒の自由な進路選択を支える学習環境の整備を重視しており、課外授業が充実しています。授業後の教養講座として、茶道、華道、中国語、韓国語などを受講でき、韓国語を履修していた生徒がソウル大学に進学した例もあります。実践的なビジネスに触れる探究プログラム『考働学』も地元横浜の企業と連携しながら進めています。

医大進学向けプログラムを
さらに充実させて実践

 伝統的に医学・歯学・薬学や理系学部への進学率の高さ、理系教育の充実ぶりも同校の特徴の一つです。

「本校には5つの理科実験室があり、最新の実験器具やICT設備を備えています。
 私も担当する高2生物の探究実験では、関東学院大学の先生方に協力いただき、テーマの設定、実験、発表を行うなど、大学での研究に近い高度な内容に取り組んでいます。外部コンテストにも多数挑戦しています」

 こうした学習環境の下、2022年より本格始動したのが、医大進学希望者向けの課外講座『メディカルプログラム』です。2024年度からは、その内容をさらに拡充。医学部・医学科受験に役立つ情報を提供する『医学科ガイダンス』、現役医師が医療界の実状について語る『医師講演会』、そして医療現場を直接体験できるプログラムなど、回を重ねるごとに改良し強化しています。

 これらのプログラムは、医療の道をめざす生徒たちに明確な目的意識とやりがいを感じてもらい、進路へのモチベーション向上を図ることを目的としています。どのプログラムも、中1から参加することができ、早期から医療への興味を育み、将来の進路選択に向けた準備を支援しています。

「今年から、近隣の聖隷せいれい横浜病院との提携が実現し、医療体験プログラムは、より内容の濃いものになりました。医師、看護師だけでなく、医療現場を支える他の専門職についても、その職務を体験する機会を設ける予定です」

 このほか、医大・医学科入試に特化した課外授業や、面接・集団討論への対策講座も実施。医療の道を志す生徒を全面的にサポートする内容へと、さらなる充実を図っています。

UPDATE
医学科進学をサポートする
メディカルプログラム
医学科ガイダンス
医学科ガイダンス

 中1~高3までの医師をめざす生徒および保護者を対象に、医療系予備校の講師やOB・OGの医学科生が、医学部受験に役立つ情報を提供。参加した生徒からは「明確な目標ができた」「勉強のやる気が出た」との声も。


医師講演会
医師講演会

 これまでの医師講演会では、医師の働き方改革に取り組む先生、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演経験のある先生、最先端のロボット支援手術を駆使して治療にあたる先生など、各分野の一線で活躍する方々を招へい。貴重な資料・映像に触れながらの熱意ある講義に、生徒たちは毎回感化されています。

医師講演会これまでのテーマ

2021年 「日本の医療をめぐる問題について」
2022年 「順天堂、ラグビー、小児外科から学んだこと」
2023年 「世界の女性を幸せにするために産婦人科医ができること」

河合塾の講師による授業

 高1と高2の希望者を対象に、河合塾で長年東大や医学部コースを担当されていた講師陣を招いて、英語および数学の特別課外授業を実施。難関国公立大学や難関私立大学への進学をめざす生徒も多く参加します。

英語担当・村瀬亨先生英語担当・村瀬亨先生
数学担当・西山清二先生数学担当・西山清二先生

集団討論・面接対策・小論文対策
医師講演会

 医療系受験に特化した面接や小論文、集団討論などの必要なスキルを身につけるべく、対策講座を実施しています。


聖隷横浜病院での看護体験

 インターアクト部(※)が、コロナ禍に励ましのメッセージを送ったり、オーケストラ部が患者さん向けに演奏会を開催したりなど、聖隷横浜病院とは以前より深い交流がありました。2024年の夏より、同院での本格的な医療現場体験を実施。同院とのコラボによる、同校ならではのオリジナル体験プログラムも計画中です。

※インターアクト部…ボランティアなどの社会奉仕やリーダーシップを養成する同校の部活動。中高一緒に活動しています。

変わるポイント
本物に触れ、本質を知る体験
医療の道をサポート
進路進学指導部長・理科 武田 剛昌先生進路進学指導部長・理科
武田 剛昌先生

 本校は「本物に触れ、本質を知る」体験が生徒の将来を考えるうえで重要な糧になると考え、重視してきました。例えば、音楽の授業では、中1でキーボードとバイオリン、中2でギターを1人1台用意し、楽器演奏を学んでいます。校内にろくろと窯を備えた陶芸室を設けたのも、本物を知る体験をしてほしいからです。

 医学科進学希望者向けの『メディカルプログラム』にも、医療現場の生の声を聞く講座や医療を体験する講座も加え、「本物に触れ、本質を知る」体験をさらに充実させています。

(この記事は『私立中高進学通信2024年11月号』に掲載しました。)

関東学院中学校  

〒232-0002 神奈川県横浜市南区三春台4
TEL:045-231-1001

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