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私立中高進学通信

2024年11月号

変わる私学!

武蔵野大学中学校

2つの施設が新たに加わり
より豊かな教育環境へ

新施設
探究学習の推進に注力する同校は、創立100周年を迎えた2024年より、新たな歴史の一歩を踏み出します。その一環として、『スポーツパーク』と図書館機能を備えた『MUseion』という2つの最新施設が誕生します。

8月に完成したばかりの『スポーツパーク』と、2025年完成予定の『MUseion』完成予想図。
『スポーツパーク』は地下に駐輪場を完備。
『MUseion』はフロアごとに特徴があり、目的に応じた学びを深めることができます。

探究学習の推進に注力する同校は、創立100周年を迎えた2024年より、新たな歴史の一歩を踏み出します。その一環として、『スポーツパーク』と図書館機能を備えた『MUseion』という2つの最新施設が誕生します。

図書館機能を備えた
『MUseion』

 仏教学者の高楠順次郎博士による創立以来、仏教精神に基づく心の教育を重視する武蔵野大学。女子校からの共学校化を機に、探究型の学びを充実させるため、アクティビティが行いやすい環境づくりを推進し、施設の改良にも注力しました。その一環としてリニューアルされた図書館は、人工芝スペースやホワイトボードが設置されるなどレイアウトを一新。これにより、より広々とした使い勝手のよい空間が生まれ、授業や課外活動の利用頻度が格段に増加したそうです。

 入試広報部部長の小幡武憲先生は次のように話します。

「探究型の授業やアカデミックスキルを身につける授業なども多いため、意見を出しやすい空間づくりを意識しました。授業は教室で行うという先入観にとらわれず、議論の弾む場が形成されています。生徒だけでなく、教員にとっても非常に使いやすい形態となりました」

 このコンセプトを受け継ぐ、図書館機能を備えた4階建ての新施設が2025年4月に完成します。古代ギリシャの学問研究所『ムセイオン』の名前にちなんだ新施設『MUseion』エムユーセイオンは1階に談話室、2階に授業でも使用できるラーニングコモンズ、3・4階に自習室を設け、動から静へと流れるような導線がコンセプトです。

1階 フリースペース1階 フリースペース
2階 ラーニングコモンズ2階 ラーニングコモンズ
3階 開架3階 開架
4階 自習室4階 自習室

※これらは「完成イメージ図」

幅広い用途に活用できる
スポーツパーク

 また2024年9月には、もう1つの新施設『スポーツパーク』が完成しました。

「共学校化以降、男子の割合が堅調に増え、現在の中1は45%が男子生徒です。そのため、もっと体を動かせる施設が必要との声もあがりました」

 体育の授業や部活動はもちろん、休み時間の遊び場としても汎用的に使うことを想定しています。地下には自転車400台を収容する駐輪場も併せて新設されました。

「当校は立地上、自転車通学の生徒も大勢います。新設の駐輪場は雨天時などにも安心して利用ができます」

 現在は11月9日(土)・10日(日)に開催される文化祭にて実施される創立100周年を祝う記念講演に向けて、鋭意準備が進められています。

「100周年記念ソングには生徒たちも意見を出し合って制作に関わりました。中高合同で行う文化祭では、野外フェスティバルのような雰囲気で盛り上がる後夜祭も人気イベントです。ぜひ気軽に遊びにいらしてください」

スポーツパークスポーツパーク
スポーツパーク(駐輪場)スポーツパーク(駐輪場)
UPDATE
オープンな雰囲気で利用しやすい
充実した数々の施設
探究型の学びを充実させるため、2019年にリニューアルされた図書館。このコンセプトを受け継ぐ『MUseion』は、図書館機能を備えた学びの新施設です。探究型の学びを充実させるため、2019年にリニューアルされた図書館。このコンセプトを受け継ぐ『MUseion』は、図書館機能を備えた学びの新施設です。
2017年に新設された第一体育館。1Fにメインアリーナ、地下にはサブアリーナとして武道場を設置。冷暖房完備の充実した環境で、体育の授業やクラブ活動で活用されています。スポーツパークは、校舎と第一体育館の間にあるスペースに新設されました。2017年に新設された第一体育館。1Fにメインアリーナ、地下にはサブアリーナとして武道場を設置。冷暖房完備の充実した環境で、体育の授業やクラブ活動で活用されています。スポーツパークは、校舎と第一体育館の間にあるスペースに新設されました。
2022年に新設された進路指導室は、自習室として利用することもできます。2022年に新設された進路指導室は、自習室として利用することもできます。
中学校の職員室は扉が透明で外から様子が見え、生徒たちも入りやすいオープンな雰囲気です。中学校の職員室は扉が透明で外から様子が見え、生徒たちも入りやすいオープンな雰囲気です。
座席数600席を誇る雪頂講堂。創立60周年記念館として建てられました。座席数600席を誇る雪頂講堂。創立60周年記念館として建てられました。
雪頂講堂の地下にある食堂には、生徒たちも意見を出し合って作られた売店『MUマート』も併設されています。雪頂講堂の地下にある食堂には、生徒たちも意見を出し合って作られた売店『MUマート』も併設されています。
2019年春に完成した広大な人工芝グラウンド。2019年春に完成した広大な人工芝グラウンド。
変わるポイント
多様な学習を通じて
積極的に意見を出し合う
小幡 武憲先生 入試広報部部長
小幡 武憲先生

 同校では、学びの基盤となるアカデミックスキルを養う『言語活動』を、中学全学年に週1時間取り入れています。アイデア出し、プレゼンテーション、フィードバックなど社会人に必須のスキルを学ぶ場で、中学3年間で特に力を入れている学習です。

「現在の高3生が中学入学時に、教員たちがゼロから作り上げ、ブラッシュアップを重ねた教材を使用しています。ノート術や要約など授業ですぐ活用できる手法も学べるため、生徒たちから非常に好評です。最初は文章を書くことや、自分の意見を発表することが苦手でも、取り組みやすく、満足度の高い内容になっています」

 仏教を通した人格形成を教育理念としているため、道徳に位置づけられる宗教の授業でも、積極的に意見交換を行います。

「宗教は各国の背景やバックボーンを知るうえで重要な指標となるため、仏教以外のさまざまな宗教についても学びます。戦争と平和など答えのない問いに向き合い、多様な価値観に触れることがねらいです」

 新たに誕生する施設・設備にも、生徒たちの声を反映させる同校らしさが表れています。

進学通信 2024年11月号
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