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私立中高進学通信

2024年11月号

変わる私学!

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校

ユネスコスクール認定校に
『キャリアプログラム』も充実

キャリアプログラムの拡充

八千代市ユネスコ協会のセレモニーに同校生徒が参加。
SDGsについて探究した成果のプレゼンテーションを行い、地元のコミュニティラジオにも出演しました。

2023年度にユネスコスクールに認定された同校。社会とつながり、未来を拓く力を育てる体験活動がますます充実を見せています。

2023年よりユネスコスクールに加盟し
『キャリアプログラム』も始動

「常に真理を追求し、友情を培い、広く社会に貢献する人間形成を目的とする」を建学の精神に、1981年に開校した同校。

「本校では、創立当初より国際化・情報化の進展に合わせた教育に力を入れてきました。2023年にユネスコスクールに認定・登録され、国際化がさらに大きく進むことになります」(校長/富谷利光先生)

 同時に2023年度から、『キャリアプログラム』もスタートしました。各分野の専門家を講師に招き、多彩なテーマの「本物」に触れる講座です。手や身体を動かすワークショップ形式を取り入れるなど、参加型講座が多い点が特徴です。受講は希望制で、中1から高2まで参加が可能。スタートした2023年度は土曜日のみの実施でしたが、今年度からは放課後にも開講し、より間口を広げています。

「ユネスコスクールの認定を受けたことで、八千代ユネスコ協会とのつながりができました。環境に配慮した電力利用のあり方として自転車を使った発電を体験させていただいたり、被ばく者協会の会長に『命のバトン』と題した講演をしていただいたりと、キャリアプログラムにも全面的にご協力をいただいています」

 同校ではキャリアプログラムのほか、秀明大学と連携して本格的な学びを体験する「土曜ゼミ」も実施しています。2025年度からは、土曜ゼミも「キャリアプログラム」に一本化し、さらに生徒が参加しやすい仕組みを整えていく予定です。

「参加した生徒から『また挑戦したい』という意欲的な感想が寄せられるほか、保護者からも非常に好評で、『自分も参加してみたい』という声をいただくほどです。こうした声も受け、今後は、より社会に開かれたカリキュラムとなるよう意識していきます」

「介護福祉士が伝える『認知症のある方のパートナーに!』」の講座では、実際に現場で働く介護福祉士が「認知症」についての正しい知識を伝え、認知症や少子高齢化についても考察。

「介護福祉士が伝える『認知症のある方のパートナーに!』」の講座では、
実際に現場で働く介護福祉士が「認知症」についての正しい知識を伝え、
認知症や少子高齢化についても考察。

30年以上続く『イギリス英語研修』を
さらにアップデート

 同校が国際化を推し進めるうえで大きな柱となっているのが、アップデートを重ねながら30年以上継続してきた全員参加の『イギリス英語研修』です。中2で2週間、イギリスにある系列校「チョーサー・カレッジ・カンタベリー」で寮生活を送り、カレッジの授業で生きた英語を学びます。

「授業のほか、世界遺産カンタベリー大聖堂やロンドンなどの観光地、名所旧跡への小旅行やアクティビティなど、希望制で自由に選べるプログラムも多数設けられています」

 キャリアプログラムも英語研修も、多様な選択肢を用意して、個別最適化を重視している同校。さらに2023年度に再開した中3生の職場体験を充実させ、研究発表会などのプレゼンテーションの場も今まで以上に力を入れるなど、進化を続けています。

「受け身ではなく、積極的に自分で選んでいくことで湧く生徒の『意欲』を大切にしたいという思いがあります。生徒たちには、そこで得たワクワク感や楽しさを、次の『学び』につなげてほしいと期待しています。本校ではそのための選択肢をたくさん用意していますので、積極的に一歩前へ踏み出してほしいですね」

2022年度より再開された『イギリス英語研修』。秀明学園専用高等教育施設チョーサー・カレッジ・カンタベリーの学生寮に約2週間滞在し、本場の英語を学びました。街に出て英語を使う機会もたくさん用意されています

2022年度より再開された『イギリス英語研修』。
秀明学園専用高等教育施設チョーサー・カレッジ・カンタベリーの
学生寮に約2週間滞在し、本場の英語を学びました。
街に出て英語を使う機会もたくさん用意されています

UPDATE
やる気と主体性を育てる多彩な活動
外部団体や大学と連携した体験型プログラム
生徒の興味・関心を学びの意欲につなげる
『キャリアプログラム』『土曜ゼミ』
キャリアプログラム「元ファイザー研究員の製薬体験ワークショップ」では、大学教授による指導のもと、本格的な機器を使ってPCR検査を体験。キャリアプログラム「元ファイザー研究員の製薬体験ワークショップ」では、大学教授による指導のもと、本格的な機器を使ってPCR検査を体験。

 多彩な外部機関と連携し、さまざまな分野の専門家から仕事内容やその職業に就くまでの道のりについて詳しく聞くことができる『キャリアプログラム』。50以上の講座が用意され、中1から高2までの希望者が選択制で参加することができます。2023年度は土曜日の実施のみでしたが、2024年度からは放課後にも開催。より参加しやすくなりました。

 また、近隣にある系列の秀明大学と連携した体験型講座『土曜ゼミ』も開講されています。英語の発音レッスンやより速く走れるようになるトレーニングなど、学校生活に直結した内容が人気です。

キャリアプログラム「ドーム映像『いのちの旅』」講座では、移動式エアドームと映写装置一式を搬入し、生徒はドーム内に映し出された人間の細胞や組織の顕微鏡映像を視聴しました。キャリアプログラム「ドーム映像『いのちの旅』」講座では、移動式エアドームと映写装置一式を搬入し、生徒はドーム内に映し出された人間の細胞や組織の顕微鏡映像を視聴しました。
「グローバル・シチズンシップ』講座は、立命館アジア太平洋大学(APU)から講師を招いたキャリアプログラム。国際社会が求める「真の国際人」についての講演などが行われました。「グローバル・シチズンシップ』講座は、立命館アジア太平洋大学(APU)から講師を招いたキャリアプログラム。国際社会が求める「真の国際人」についての講演などが行われました。
「スポーツアスリートの生き方ワークショップ」は、会社員としても働く現役アスリートが講師を務めるキャリアプログラム。仕事とスポーツの両立について実体験を基に語られました。「スポーツアスリートの生き方ワークショップ」は、会社員としても働く現役アスリートが講師を務めるキャリアプログラム。仕事とスポーツの両立について実体験を基に語られました。
変わるポイント
体験型『キャリアプログラム』が充実
中2全員参加のイギリス英語研修も再開
校長・秀明大学学校教師学部教授 富谷 利光先生校長・秀明大学学校教師学部教授
富谷 利光先生

 2023年度にユネスコスクールに登録が認められ、生徒の興味・関心を引き出す多彩なテーマの講座『キャリアプログラム』がスタートしました。キャリアプログラムのねらいは、生徒に広く社会を知ってもらい、知的好奇心を刺激することにあります。毎年、多彩なテーマの講座を開講していますので、そこでの出会いや経験を通して、自分の好きなこと、やりたいことを見つけてほしいと期待しています。

 コロナ禍による中断を経て、2022年度からイギリス英語研修も再開しました。2024年度は私も5年ぶりに同行し、プログラムが以前より大幅に充実していることを実感しました。イギリス英語研修は、中2生全員が参加しますが、高1生も希望すれば参加が可能です。そのため、中入生のほとんどの生徒が高1でも再度参加して、英語力の向上に励んでいます。

(この記事は『私立中高進学通信2024年11月号』に掲載しました。)

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