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私立中高進学通信

2024年11月号

変わる私学!

千葉明徳中学校

「まとめて・書いて・発表する」
国公立大学合格者が5倍以上に増加

国公立大学合格者数
毎日の朝の会で、日直の生徒が担当する「1分間スピーチ」。慣れると時計がなくても1分間で話せるようになり、プレゼン力の土台ができます。

毎日の朝の会で、日直の生徒が担当する「1分間スピーチ」。
慣れると時計がなくても1分間で話せるようになり、プレゼン力の土台ができます。

2011年に中学を開校した千葉明徳では、この5年間で中高一貫コースの国公立大学合格者数が5倍以上に増加。
その躍進の土台となる同校の「まとめて・書いて・発表する」学びを取材しました。

納得できるまで話し合う
生徒と教員の面談
中高一貫コース長
林 直樹先生

 千葉明徳は、育成目標である「行動する哲人」——高い知識と見識に基づいた独自の判断力と意見をもち、正しい行動ができる人物を育んでいます。

「開校以来、中高一貫生の国公立大学合格者が増え続けています。今春卒業した8期生では、中高一貫コース51人のうち国公立大学合格者は16人で、5年前と比較して5倍以上になりました」(中高一貫コース長/林直樹先生)

「私は国語の教員ですが、中高一貫コースは数学の先取り学習をしていることも功を奏していると思います。また、進路アドバイザーが常駐していて、生徒と一緒に具体的な学習計画を練ることができるのもポイントです」(国語科/栗原篤史先生)

 さらに、月1回の面談でお互いが納得するまで話し合うので、生徒も迷いなく勉強に注力できるそうです。

学校生活のさまざまな場面で
面接や小論文の力を育む
栗原 篤史先生国語科
栗原 篤史先生

 国公立大学への合格者数が増えた理由は、「まとめて・書いて・発表する」学びの効果が大きいと、林先生、栗原先生は口を揃えます。

「中1の1学期から『1分間スピーチ』を行うのですが、初めは400字詰原稿用紙1枚に内容を書き、覚えてから話します。最初は緊張しますが、月に1回は話す順番が回ってくるので、高校生になるとアドリブでも1分間話せるほど慣れてきます」(栗原先生)

 スピーチは「時事問題について」「自分の住む街を紹介する」など、教員がテーマを出すこともあるそうです。

「大学受験の2次試験で面接がある場合も、普段から話し慣れていると、特別に面接の訓練をする必要がなく、教科学習に集中できます」(林先生)

 中3の総合学習で課題研究論文を執筆して冊子にまとめるほか、各教科でも「まとめて・書いて・発表する」機会が多く、自ずと書く力とプレゼン力が培われるようです。

「生徒たちがよく本を読むので、10年ほど前から『ビブリオバトル』を行っています。英文を暗誦するレシテーションコンテストにも力を入れていて、英語の聞き取り力と表現力に秀でた生徒が、2023年に『私立中学校英語レシテーション大会』で最優秀賞を受賞しました。中高一貫コースには、お互いの才能を認め合い、切磋琢磨する雰囲気があります」(栗原先生)

 最後に両先生からメッセージをいただきました。

「本校にはさまざまな個性を発揮できる環境があります。その中でお子さんの良いところを伸ばして、最も本人に相応しい進路実現ができればと考えています」(林先生)

「本校は、勉強、課外活動、研究活動など、お子さんが真剣になれるものを見つけられる体制が整っています。ぜひ一緒に“夢中になれる何か”を見つけましょう!」(栗原先生)

英語の暗誦力を競う「レシテーションコンテスト」校内大会。レシテーションコンテストでは表現力も重要な要素になります。英語の暗誦力を競う「レシテーションコンテスト」校内大会。レシテーションコンテストでは表現力も重要な要素になります。
茨城大学理学部が主催する「高校生の理科研究発表会」で同校の高2生が優秀賞に選ばれた発表の様子。他にも千葉大学の「高校生理科研究発表会」や「アセントプログラム(現アセント6.0)」でも優秀な成績を収めた生徒が出ています。茨城大学理学部が主催する「高校生の理科研究発表会」で同校の高2生が優秀賞に選ばれた発表の様子。他にも千葉大学の「高校生理科研究発表会」や「アセントプログラム(現アセント6.0)」でも優秀な成績を収めた生徒が出ています。
グループ内とクラス全体とで行うビブリオバトル。「物語」「新書」「論文関連」などジャンル別に実施し、おすすめの本を紹介し合います。グループ内とクラス全体とで行うビブリオバトル。「物語」「新書」「論文関連」などジャンル別に実施し、おすすめの本を紹介し合います。
中1・中2の総合学習で取り組む「土と生命の学習」を元に、ポスターにまとめてクラスメートの前で発表します。学校生活のあらゆる場面で、論理的思考力と豊かな表現力を培います。中1・中2の総合学習で取り組む「土と生命いのちの学習」を元に、ポスターにまとめてクラスメートの前で発表します。学校生活のあらゆる場面で、論理的思考力と豊かな表現力を培います。
変わるポイント
国公立大学合格者が5倍以上に!
主な現役大学合格者数の推移 (中高一貫コースのみ)
国公立大学をはじめ、難関とされる私立大学への合格実績も右肩上がりになっています。

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