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私立中高進学通信

2024年12月号

Students' Chat Spot

関東学院中学校

生徒の手で謎解き企画を開催し、
来場者を笑顔に

 キリスト教の精神に基づき、「人になれ 奉仕せよ」を校訓に掲げる関東学院。生徒発案の企画で、中学受験生の説明会を盛り上げています。それが2回にわたって開催された謎解きウォークラリーです。謎解きイベントの企画運営スタッフの高1生5人にお話を聞きました。

M・Sさん(高1)
M・Sさん(高1)

「この学校の良さは、先生方が生徒の気持ちに寄り添い、生徒がしたいことを全力で応援してくださることです」

K・Tさん(高1)
K・Tさん(高1)

「好きな教科は物理です。自然界にある現象を理論的に考えて、数式で表現できるところが気に入っています」

J・Iさん(高1/生徒会)
J・Iさん(高1/生徒会)

「高校生になってから入試広報の仕事に携わって、その充実感や達成感を知り、生徒会長に立候補しました」

K・Kさん(高1)
K・Kさん(高1)

「この学校を受験したのは、文化祭がきっかけです。関東学院なら僕ものびのびと学校生活を楽しめると思いました」

T・Kさん(高1)
T・Kさん(高1)

「塾の先生の勧めをきっかけに受験しました。入学してから勉強の楽しさを知り、成績がメキメキと向上しました」

このような説明会を開催するに至った経緯は?

K・Kさん
1回目の謎解きウォークラリーは、2023年8月に開催しました。座って先生の話を聞くだけの説明会では、まだ小学生である中学受験生にとって退屈になりがちだと感じました。また、私は「School-pot」で公開された動画『中学1年生による学校紹介』に出演しています。楽しかったその思い出もあり、学校のために何か役に立てたらと思っていました。

そこで「私たちの手で楽しく校内を回ることができる校舎案内を企画したい」と先生に相談したところ、快諾していただけました。すぐにM・Sさんをはじめとする友人を誘い、ポスターを貼ってスタッフを募集しました。

そして、その年の夏休みに開催された説明会で、『緊急事態発生、犯人はどこだ?』と題した謎解きウォークラリーを開催して成功させたんです。

M・Sさん
私は、ストーリーと脚本を担当しました。幼い頃から物語をつくるのが大好きで、自分の考えたストーリーで誰かを楽しませたり、心を動かしたりすることに興味がありました。昨年のストーリーは、学校内にまぎれ込んだ凶悪な犯人の隠れ場所を探し当てるために、校内を巡りながら暗号やヒントが記された謎解きクイズに答えていくと、その場所がわかるというウォークラリーです。

2024年版はこれよりもさらに面白い内容にしようと思い、より工夫を凝らしました。それが『秘密の魔術学校ショー』です。まず、グレセット礼拝室で小学生に「魔術師が魔術ショーを開催するので、場所を見つけてください」と語りかけます。そして中学校舎を巡って謎を解いていくと、開催場所であるメービー礼拝堂にたどり着けます。ここまでは前年と同じ流れですが、今回はここからさらなる工夫をしました。

どんな続きがあるのですか?
「公式YouTubeで行事などの動画もたくさんあるよ」

J・Iさん
メービー礼拝堂に到着すると、魔術師が登場する映像が流れます。そして、実はその魔術ショーは科学を破壊するという悪巧みのためのものであることがわかるんです。そこで、小学生が高校校舎をまわり、魔術師がつくった仕掛けに対抗して、呪文を唱えて壊していきます。

僕は生徒会として、この『秘密の魔術学校ショー』の企画リーダーを務めました。

他の皆さんの役割を教えてください

T・Kさん
私は昨年が謎解きクイズの制作を、今年は校内の装飾を担当しました。装飾では、たとえば情報処理室なら、情報処理は科学技術の象徴なので、プログラミング言語を小学生にも親しみやすいようにデザインして壁を装飾しました。また、技術部の部員に魔術用具の制作を依頼し、高校校舎を魔術師らしい世界観に演出しました。

K・Tさん
僕はICT担当として、HPの制作や、YouTubeに流す告知動画、当日放映する動画の撮影・映像編集を担当しました。

「公式HPやXでも情報発信をしているので見てみてね!」

謎解き企画を手がけて学んだことは?

K・Kさん
同じ脚本を読んでも、人によって解釈やイメージが異なることに気づけました。そして、一人ひとりの意見に耳を傾けながら、自分の考えを述べることの重要性を実感しました。

M・Sさん
みんなで心をひとつにして、役割分担をしつつ、作品を仕上げていくこと。このプロセスを通して、自分にはない発想をもらうことができました。その結果、小学生や保護者の方々から、私たちが願っていた通りのうれしい感想をいただくことができ、胸がいっぱいになりました。

J・Iさん
スタッフのまとめ役として、自分一人で抱え込まず、他のスタッフたちの力を借りて仕事をこなす姿勢も、リーダーとして大切な要素であることを学びました。

T・Kさん
助け合うことの大切さです。一人ではできないことも、みんなで力を合わせれば実現できることに改めて気づけました。

K・Tさん
撮影では、先生や生徒に出演を依頼するのですが、部活動があるなど全員の予定がなかなか合わず、スケジュール管理の難しさを知りました。

「男子と女子の仲が良くて、先生との距離が近いのも自慢です」

将来の目標や夢を教えてください

K・Kさん
僕の母は医師で、その姿を見て育ちました。母のように人を笑顔にできる医師になりたいと思っています。

M・Sさん
私は聖書の教えから、人を思いやる心の大切さを学びました。将来の目標として、子どもたちが集まってご飯を食べるだけでなく、一緒に遊んだり宿題をしたりできる「第二の我が家」のような子ども食堂をつくりたいと考えています。この目標を実現させる第一歩として、大学で幼稚園教諭や保育士の資格を取得したいと思っています。

J・Iさん
僕も関東学院でキリスト教の精神にふれるうち、社会に貢献できる仕事に就きたいと思うようになりました。その目標に向けて、大学で経済学を学び、将来は公務員になれたらと考えています。

T・Kさん
私は林業に携わることが目標です。母の実家を訪れて周囲の豊かな自然を目にするたびに、美しい森や林を資源として大切に使いたいと思うようになり、この目標が芽生えました。

K・Tさん
パイロットになりたいと思っています。海外で育ったこともあり、国際線に乗る機会が多かったので、人の命や夢を乗せて運ぶというパイロットの責任ある仕事に憧れています。パイロットになるには、幅広い知識や教養、さまざまな力が要求されます。この夢を叶えるため、勉強にいっそう力を入れたいと考えています。

(この記事は『私立中高進学通信2024年12月号』に掲載しました。)

関東学院中学校  

〒232-0002 神奈川県横浜市南区三春台4
TEL:045-231-1001

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