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私立中高進学通信

2023年7月号

Students' Chat Spot

千葉明徳中学校

千葉明徳で6年間学んで成長しました!

6年前、入学したばかりの中1生として、インタビューに答えてくれた5人。今年、高3生となりました。6年間の学校生活にはコロナ禍があり、行事が中止になるなど大きな出来事もありました。それでも大切な青春時代を過ごし、一人ひとりが壁を乗り越え成長しました。今、それぞれが大学受験を見つめながら将来に夢を馳せています。

Oさん(高3)
Oさん(高3)

中学では陸上競技部に所属。「総合学習で発表したことをきっかけに生物への興味が湧き、高校では理科部に入りました」

Cさん(高3)
Cさん(高3)

「吹奏楽部と理科部を兼部しています。入学したばかりの頃、校外学習で行ったJAXAが印象に残っています」

Yさん(高3)
Yさん(高3)

「僕が所属する理科部ではメダカやカメを飼育しています。キャンパスが広いので、カメの散歩が楽しいです」

Hさん(高3)
Hさん(高3)

「小学校のとき、チャレンジイングリッシュという体験授業に参加したのがきっかけで千葉明徳を選びました」

Oさん(高3)
Sさん(高3)

「チアリーディング部は3つの大会で日本一をめざしています。関西の強豪校に打ち勝って目標達成します!」

学校生活で熱中したことは?

Yさん
僕は6年間理科部でいろいろな分子模型を作ってきました。顧問の先生の専門が化学で、分子のことを「つぶつぶ」と呼ぶのですが、「世の中はつぶつぶでできている」と(笑)。つまり全てのモノを構成しているのは分子なんですよ。

Oさん
僕は入学時に苦手だった英語を頑張ろうと思って、一生懸命取り組んでいます。先日、英検準1級に合格しました。

Cさん
僕はやっぱり部活動かな。高校から入った吹奏楽部ではユーフォニアムを担当しています。今日も中学の新入生歓迎会で演奏しました。夏にはチアリーディング部と一緒に野球部の応援に行きました。

Hさん
私は中学で硬式テニス部、高校生になってからは昔から好きだったダンス部に入りました。ヒップホップ系で、男子の後輩もできました。

Sさん
私は6年間チアリーディング部(以下チア部)に熱中しました。チア部は関東大会、高校生大会、ジャパンカップでの優勝をめざしています。

6年間の学校生活のなかで印象的な出来事は?

Oさん
中2のとき、「土と生命の学習」でスイカを育てて観察発表したことです。雄花と雌花が混じっているものができるなど、想定したのとは違う結果が出てすごく興味深かったです。そのときは陸上競技部だったのですが、ある先生に勧められて理科部に入りました。将来は生物学者になりたいと思います。

Cさん
ほかにも、みんなそれぞれ興味を持つことが違っていて面白いよね。中3の「課題研究論文」や高校に入ってからの「探究」の時間では面白い研究をしている人も多くて。ニホンウナギの生態を研究している友達の発表は面白かったな。

Yさん
献血が趣味という友達もいて、「なぜ?」と聞いたら、医師をめざしているからいろいろなことを経験したいと言ってました。

Hさん
私は「1分間スピーチ」が思い出深いです。毎日、日直が行うので私は何を話そうかいつも考えていました。「私のこだわり」というテーマで話したとき、違う大きさの紙をファイルに入れるとき、端っこを揃えるのに苦労したという話をしたら、1人だけ共感してくれたのが印象的です。絶対に誰も共感してくれないと思っていたので、意外でした。

Yさん
いろんな人の意見が聞けて良かったよね。僕らは一貫生だけど、高校に上がってからは、高校から入学した人たちのクラスもあるので、いろいろなことに熱中している人に出会えます。

Sさん
チア部の同級生はアスリートクラスの人が多くて、みんな技術が高いんです。そんななかで私は高3になってからレベルの高いグループで演技させてもらえるようになりました。もちろん自分でも努力したけれど、仲間たちがいろいろな角度から技術を教えてくれて、つらいときには助けてくれました。思いやりのある仲間に励まされて、大学生になってもチアを続けたいという気持ちになりました。

中高時代を通じて成長したと思うことは?
「僕ら3人の共通項は理科部。それぞれ好きなことを追究してきました!」「僕ら3人の共通項は理科部。それぞれ好きなことを追究してきました!」

Yさん
僕は分子模型作りが面白くて、興味が広がっています。最初は何の模型を作っているのかわからなかったのですが、授業を受けているうちにだんだんと理解してどんどん化学の世界に興味が湧いてきました。受験生になった今、問題を解いていても、化学物質にはこんな反応があるんだなと新たに発見することが多いです。世界を構成している分子を解析するのはすごく楽しい。将来のことはまだ具体的に決まっていないけれど、化学に関する分野に関わりたいと思います。

Hさん
私はITには興味がなかったのですが、入学してすぐに授業でiPadを使い始めたので、かなり使いこなせるようになりました。

Cさん
僕は部活動を通じて他のクラスや他校の人と交流できたので、コミュニケーション力がついたと思います。吹奏楽部は他校とコラボして演奏したりマーチングに参加したりする機会もあるんですよ。野球の応援は、野球部が勝ち進んだら演奏の機会が多くなります。今までは千葉県でベスト8が最高なので、今年はベスト4に進んでほしいと思います。

Oさん
僕が成長したなと思うのは学力です。中学のときの模試では絶望的な点数を取ったこともあるけれど(笑)、今は東京大学理科2類をめざせるようになりました。先生が個人指導をしてくださったり、その時の自分に必要なプリントをくださったことが力になっています。

Sさん
私はずっと看護師になりたいと思っていて、引退が秋以降になる部活動との両立は厳しいと感じていました。でも、せっかくレベルの高いチームに入れたのだから頑張ろうという気持ちになっています。チア部の同級生もみんな、一生懸命スポーツに打ち込んできたからこそ、将来、スポーツに貢献できるさまざまな分野をめざしています。私も刺激を受けています。

千葉明徳の魅力を教えてください
「ここはメビウスホールです。学年集会や総合学習の発表などを行います」「ここはメビウスホールです。学年集会や総合学習の発表などを行います」

Oさん
理系クラブには理科部のほかに、先端IT研究開発部があります。同好会から部活動に昇格した部で、ゲームを作ったり、3Dプリンターを使ってモノづくりをしたりしているようで、すごいなと思います。

Hさん
自然環境に恵まれたキャンパスです。とくに中庭がオススメです!ときどき虫が出るけれど(笑)、ダンス部の練習場所です。

Sさん
キャンパスが広くてきれいで、屋上には本格的な天体望遠鏡もあります。中学棟と2号館には電子黒板が入りました。私たちは卒業してしまいますが、校舎はどんどん進化しているので、これからここで学ぶ人たちがうらやましいです。

Cさん
多彩なコースがあるから、いろいろな友達との出会いがあります!

Yさん
先生も友達も、僕がつらいときにはいつも助けてくれました。6年間、人間関係に悩むことなく、自分の好きなことに打ち込めた千葉明徳は、本当に優しくて温かい学びの環境だと思います。

進学通信 2023年7月号
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