Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2024年8月号

保護者の私学ライフ

千葉明徳中学校

個性を尊重する教育で
子どもと一緒に保護者も成長

校是「明徳を天下に明らかにせんとする者は先ずその知を致せ」の文字が掲げられているメビウスホールにて。
「『行動する哲人』に育ててくれます!」

高い知識と見識をベースにした独自の判断力や意見をもち、正しい行動ができる。そんな「行動する哲人」の育成をめざす同校を志望校に選んだ保護者の皆さんに、学校の魅力と保護者の活動について伺いました。

PTA活動では
親も楽しく参加しています!

――千葉明徳のPTAは、どのような活動をしていますか。

前園郁美さん前園郁美さん。
中3女子が在学中。2023年度、PTA本部研修委員。

前園さん
本部役員を中心として、保護者向けに給食の試食会や講演会などを企画する「研修委員会」、花壇に花を植えるなどの美化活動を中心に活動する「環境委員会」、文化祭などのイベント時に写真を撮り、年間3回WEB新聞を制作する「広報委員会」の3委員会に分かれて活動しています。

大澤さん
『明実祭』(文化祭)では、生徒たちがそれぞれのクラスで出し物を披露するのと同様に、PTAとしての出し物があります。昨年度は射的と模擬店を企画し、準備から運営まで保護者で協力して実施しました。

大坂さん
私は一昨年に役員を務めましたが、その時はコロナ禍の影響もあって参加者限定による『明実祭』となったため、安全に飲み物を提供できる模擬店を企画するなど、社会状況に応じた工夫をしました。その時も射的を企画しましたが、大行列ができるほどの盛況ぶりでした。先生からも「保護者の方々のほうが楽しんでいますね」と言われるほどの盛り上がりでした。

今成さん
私は役員を経験していませんが、『明実祭』はすごく楽しませてもらいました。もともと下の子に受験する意思はなかったのですが、『明実祭』に来て楽しそうと感じ、受験する気になったほどです。今年度の進級時に行われた催しも、すごく楽しかったです。

大澤絵里さん大澤絵里さん。
高2男子と中2女子が在学中。2023年度、PTA本部役員。

大澤さん
昨年度末に初めて企画した明徳フェスタのことですね。外部の方を招いての音楽鑑賞や、警察の方にSNSなどの注意点を話してもらうイベントを実施したのです。保護者は焼きそばとお餅を用意して、給食代わりに食べてもらいました。先生方とも協力して実現に至り、大成功でした。

――PTAの活動で、どんなところに手応えを感じますか。

前園さん
生徒から「楽しかった」「おいしかった」と言ってもらえるとうれしいですし、先生方との関係が深くなることも喜びです。家で子どもとの話題も増えました。

大坂さん
『明実祭』で模擬店をしている時に娘のお友達と話ができ、娘の交友関係がわかるなど、家以外での一面を知ることができました。

大澤さん
学校に来る機会が増えるほか、担任以外の先生とも関係性が深まります。また、保護者同士も学年を越えた交流が生まれます。

今成さん
PTAの役員をされている方のことは子どもからも話を聞きますし、保護者同士の交流も盛んなように見えます。できる範囲のお手伝いで構わないということなので、今年度はより関わってみたいという気持ちです。

「行動する哲人」の育成を
実現する教育に引かれて

――入学以降のお子さんの成長ぶりをどのように感じていますか。

今成恵都さん今成恵都さん。
中2女子・中1女子が在学中。姉妹でバスケットボール部に所属。

今成さん
上の子は、小学校から中学校に進学する段階で友人関係が一新されることに不安を抱いていましたが、すぐに仲の良い友達ができました。先生方も生徒一人ひとりの話をじっくり聞いて、学習に楽しく取り組める環境をつくってくださるので、安心して勉強ができるようです。

大澤さん
うちも、コロナ禍の時に上の子が家でオンライン授業を受ける様子を見て、下の子が「プレゼンテーションが楽しそう」と刺激を受けたようで、受験する予定はなかったのに、この学校なら通いたいと言い出しました。消極的な性格でしたが、社交的になり、積極的に物事に取り組むようになりました。

大坂さん
下の子は上の子と年が離れているせいか、甘やかして育ててしまい、兄がいないと何もできないというくらい消極的でした。小6の夏にたまたまこの学校へ見学に来て、一人1台タブレット端末を持っていることや、屋上に天体望遠鏡があることなどが気に入り、急きょ受験を決めました。今では勉強でわからないところがあると先生を探してでも質問に行くなど、驚くほど積極的になりました。

前園さん
先生方が「自分のことは自分でしなさい」という姿勢で、自立心を伸ばしてくださいますし、相談にもていねいに対応してくださいます。娘は外では自分から話さないタイプでしたが、部活動を3つも兼部するなど、やりたいことに積極的に取り組んでいます。教育理念に「行動する哲人」の育成とあるように、何事も自分で考えて行動するようになったと成長を感じています。私自身も親があれこれ言わないほうが本人の自立を促すことになると実感し、つい口を出してしまいそうな時も一歩引けるようになりました。

――入学してからわかった学校の意外な面はありますか。

前園さん
校外の芸術鑑賞会が現地集合だったことです。自分たちで行き方を調べて目的地に向かうのですが、チャレンジさせる姿勢に驚きました。

大澤さん
歌舞伎などの伝統芸能に触れる機会が多く、「土と生命いのちの学習」で農業を体験するのも楽しそうだと思いました。中3での課題研究論文発表も、大学での学びのようで驚きました。

――受験を考えている方に向けて、おすすめポイントを教えてください。

今成さん
先生方が生徒それぞれの個性を尊重してご指導くださるので、それが子どもたちの自信を引き出すことにつながっています。

大坂久江さん大坂久江さん。
中3女子が在学中。2022年度、PTA研修委員。

大坂さん
生徒同士も、生徒と先生も距離が近いと感じます。わからないことや迷うことがあっても、友達や先輩、先生がサポートしてくれます。親が安心して見守っていられる環境を提供してくださっています。

大澤さん
一人ひとりを大切にしてくださるところです。チャレンジを促し、生徒の行動をしっかり見守ることで、成長へと導いてくださいます。その方針がカリキュラムや学校生活の随所に取り入れられていると思います。

前園さん
勉強をはじめとして面倒見がとても良いところです。生徒に寄り添い、良いところを伸ばそうとしてくださいます。体育館や天体望遠鏡、講義などに利用されるメビウスホールなど、施設も充実しています。

明徳フェスタで焼きそばやお餅を提供

 進級をお祝いする気持ちを込めて、保護者と先生方が協力して焼きそばやお餅を用意して生徒たちをもてなしました。今年度に初めて開催したイベントですが、大好評でした。

進級をお祝いする気持ちを込めて、保護者と先生方が協力して焼きそばやお餅を用意して生徒たちをもてなしました。今年度に初めて開催したイベントですが、大好評でした。
進学通信 2024年8月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ