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私立中高進学通信

2021年特別号

実践報告 私学の授業

千葉明徳中学校

グループから個人へ
成長と共に深まる探究活動

林先生が担当する「歴史」「社会科学」のゼミにて。研究の進捗状況を伝える生徒に対して、質疑応答が盛んに行われていました。「単なる研究発表ではなく、本校がこだわる“ジブンゴト”としてどう掘り下げているかも重視しています」(林先生)

林先生が担当する「歴史」「社会科学」のゼミにて。研究の進捗状況を伝える生徒に対して、質疑応答が盛んに行われていました。「単なる研究発表ではなく、本校がこだわる“ジブンゴト”としてどう掘り下げているかも重視しています」(林先生)

10年前の開校時から続く
思考力重視の取り組み

 どんな時代も自らの意思で人生を切り開くことができる人間=『行動する哲人』の育成が千葉明徳のモットーです。そのための具体的な取り組みとして、中1・中2の2年間かけて行う、農作業を取り入れた総合学習『土と生命の学習』があります。

「中1の稲作、中2の野菜作りを通して、人・社会・自然・世界とのつながりを考えていきます。その際、指標となるものがSDGs(持続可能な開発目標)です。農作業をする実践的な学びであるだけに、時には予定どおりにいかないこともあります。しかし、思考するからこそ学びが深くなるのです。1・2年生合同でグループを作り、ゼミを通して意見交換を行いながら、研究成果をアナログポスターにまとめて、明実祭(文化祭)で発表します」(土佐和也先生)

 仲間との協働で取り組んだ『土と生命の学習』を、今度は個人で取り組む学びへと深化させた総合学習が、中3の1年間かけて取り組む『課題研究論文』です。訪問した6月の土曜日、『課題研究論文』の進捗報告会が、少人数のゼミ形式で行われていました。

「論文を書き始める前には、まず論文の書き方を学び、キーワードマッピングやマンダラートを通じて研究課題を決めていきます。"社会とのつながり"を根幹に置き、その研究が社会に役立つものかどうかを考えることも重要です。一方、進捗報告会で現状を披歴し合ってもらうのは、質疑応答を重ねていくことで、個々の内容をブラッシュアップさせていくことができるからです。活動を共有することの価値を大切にしながら、論理的思考力、情報編集能力、表現力、コミュニケーション力など、しっかりと身につけてもらいたいと考えています」(林 直樹先生)

 完成した論文は3年次学年末に『課題研究論文集』として1冊の本に編集。また、『課題研究論文発表会』の場を通して、自らの研究成果をアウトプットしていきます。

「高1・高2でも改めて課題研究論文(『探究Ⅰ』・『探求Ⅱ』)に取り組みます。大学進学からその先、自分が思い描く進路を踏まえて、『土と生命の学習』や『課題研究論文』で取り組んだ内容をさらに深めてもいいですし、また新たにテーマを設定してもかまいません。興味、関心が変化していくこともまた、成長の証ととらえて応援しています」(林先生)

廊下に面した壁には、各自が研究の進捗状況を伝えるポートフォリオを掲示。原則として週に1回更新されています。廊下に面した壁には、各自が研究の進捗状況を伝えるポートフォリオを掲示。原則として週に1回更新されています。
担当教師や友だちからの意見・アドバイスはiPadで共有。少人数のゼミだからこそ緻密なやり取りが反映されています。担当教師や友だちからの意見・アドバイスはiPadで共有。少人数のゼミだからこそ緻密なやり取りが反映されています。
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