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私立中高進学通信

2025年8月号

大学合格力強化計画

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校

基礎基本・AI活用・探究を突破口に
「年内入試に強い学校」へと進化

同校では、さまざまな体験活動を通して、社会貢献への志を育む取り組みを行っています。中2は全員がイギリス英語研修に参加し、高1は希望者が参加できます(写真)。研修では、本場の英語に触れたり、ロンドンの小旅行を楽しむなど、異文化理解を深める活動を行っています。

同校では、さまざまな体験活動を通して、社会貢献への志を育む取り組みを行っています。
中2は全員がイギリス英語研修に参加し、高1は希望者が参加できます(写真)。
研修では、本場の英語に触れたり、ロンドンの小旅行を楽しむなど、異文化理解を深める活動を行っています。

基礎基本の徹底は
「秀明教育」から

 生徒一人ひとりの学力や資質を伸ばし、多様な人たちと共生できる調和のとれた人材を育成している秀明八千代。2023年度からユネスコスクールに認定され、生徒の主体性を育む多彩な体験活動も実践しています。同校の教科学習は、長年大切にしてきた「秀明教育」による基礎学力の徹底を土台としています。さらに、AI学習ツールを活用した英語教育改革や、大学と連携した特別活動も展開。これら3つの取り組みを充実させ、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、国内外の多様な進路へと導いています。

 同校が創立以来、教科指導の根幹に据えているのは「基礎・基本の徹底」です。進路指導部長の鈴木仁宏先生はその重要性を次のように語ります。

「本校は、学校の教科書や副教材をムリ・ムダ・ムラなく、しっかり学ぶ『秀明教育』を大事にしてきました。一見、地味に感じるかもしれませんが、新しい大学入試で問われる学力の土台として、基礎・基本の定着は非常に重要です」

 中学では、英語と数学の2教科で少人数の到達度別授業を導入しており、定着を促すために講習や補習・特訓も行っています。教員が生徒に寄り添いサポートする体制が根付いており、塾に頼らずとも学力を伸ばせる「学校完結型」の学習環境が整っています。

AIアプリがもたらした
一人ひとりに最適な学習

 近年、同校が特に力を入れ、目覚ましい成果を上げているのが英語教育です。その中核を担うのが、AIを活用した記憶定着アプリ「Monoxer」(モノグサ)の導入です。

 生徒はタブレット端末やスマートフォンに「Monoxer」アプリをダウンロードし、毎日「英単語20問」など、決められたタスクに取り組みます。アプリは生徒の習熟度に合わせて、自動で出題内容を調整します。ミスした問題は繰り返し出題され、定着度に応じて難易度も変化します。この仕組みにより、生徒がその日のタスクをしっかりクリアできるようサポートしています。

 この学習法は、語彙力の伸び、そして英語力の着実な向上に結びついています。

「生徒たちの英検合格率が大幅に上昇しました。高1で準2級だった生徒が高2終了時に準1級に合格するなど、目覚ましい伸びを見せています」

 英語4技能スコア型のテスト「GTEC」も導入し、英検と合わせて2種類の英語民間試験にチャレンジしていく予定です。

 英語力向上は、海外進学への扉も開きます。2024年度には、オーストラリア東海岸の名門公立大学、グリフィス大学への合格者を出しました。経験豊富な同校のイギリス人教員の存在も、合格への大きな力となっています。

「面接指導やエッセー作成支援など、日本人教員だけでは難しい領域を、イギリス人教員が最後まで粘り強く指導し、見事合格へと導いてくれました」

土曜プログラムで
年内入試にアドバンテージ
生徒の興味・関心や意欲を引き出す『キャリアプログラム』の『グローバル・シチズンシップ』講座の様子。立命館アジア太平洋大学(APU)から講師を招き、国際社会について学びました。生徒の興味・関心や意欲を引き出す『キャリアプログラム』の『グローバル・シチズンシップ』講座の様子。立命館アジア太平洋大学(APU)から講師を招き、国際社会について学びました。

 近年の大学入試では、総合型選抜や学校推薦型選抜といった年内入試を活用して合格を手にするケースが大幅に増えています。

 こうした入試形態では、面接や小論文などを通して、受験生の強みや特性、これまでの経験や志望動機などが評価されます。

 同校では早期から対策を講じており、志望理由書の指導や面接練習に加え、日々の学習や探究活動の成果を記録・活用できるよう支援。生徒一人ひとりの興味や特性に寄り添って進学指導を行っています。

「『海外の大学で経営学を学びたい』という生徒には、個々の生徒に応じた学校の見学を提案します。実際に見学に連れて行くと、生徒は目を輝かせていました。数学が得意な生徒には、数学特化型の入試を勧めるなど、それぞれの強みを活かせる道を探しています」

 年内入試で合格を得るには、教科の学力に加え「探究活動や企業連携プロジェクトなどで課題解決に取り組む経験など、主体的な活動実績も重要になってきています」と鈴木先生は指摘します。

 同校では2023年から多彩なキャリア講座『土曜キャリアプログラム』を希望制で開講していますが、この枠を活用して併設の秀明大学と連携し、大学の先生による特別活動も実施しています。生徒は興味・関心のある分野の大学教員のもとで、課題解決やテーマに沿ったプロジェクトを進めます。この活動を探究活動や教科学習、大学で学びたいことの発見へとつなぐことがねらいです。

 こうした取り組みは着実に実を結び、コロナ禍で一時的に落ち込んだ進学実績も回復。2024年度の大学入試では、上智大学や東京理科大学への合格者が出ています。

「もちろん大学進学だけがゴールではありません。その先の社会で何ができるのか、どう貢献するかを考えてほしい。本校でしかできない経験を通して自信をもち、次のステージへ進めるように、私たち教員も挑戦し続けます」

AI記憶定着アプリで
生徒の「努力」を評価できるように

 以前は高校の特別進学コースで毎日、英単語のペーパーテストを実施していました。生徒の語彙力は飛躍的に伸びましたが、さらに生徒それぞれに適した問題を出題したいという想いから、記憶定着アプリを導入したのです。

 アプリを活用してから、生徒の英語力が伸びただけでなく、生徒一人ひとりの強みや努力の過程が詳しくわかるようになりました。

 長文読解は苦手でも、暗記に関してならコツコツ取り組める生徒がいます。また、普段はおとなしい生徒がアプリ内のランキングで上位に入ることもあります。その頑張りを通知表の所見で具体的に触れ、保護者の方に『努力家です』と根拠をもってお伝えしています。テストの結果だけでなく、何が、どのようにできるようになったかという、非認知能力の部分も評価できるようになったのは大きな収穫です。(進路指導部長/鈴木先生)

(この記事は『私立中高進学通信2025年8月号』に掲載しました。)

進学通信 2025年8月号
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