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私立中高進学通信

2022年1月号

中学入試のポイント

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校

基礎的な学力・知識と
前向きな姿勢を問う入試

入学試験では、小学校の学習がしっかり身についているかを確認します。専願入学試験と一般入学試験を行い、2022年度入試からは、新しく奨学金制度が設けられます。

6年間をどう過ごしたいかのイメージを

 1981年の開校以来、「知・技・心」を校訓として、先人たちの築いた貴重な知識と経験を基に、生徒が「知恵」を身につける教育を実践してきた同校。

「知るよろこび」「学ぶ楽しさ」を実感できる授業と、「善と悪」「許せることと許せないこと」の規範意識や思いやりの精神を培う心の学習を行い、生徒が大きな目標をもって日々小さな目標を積み重ねる「努力する習慣」を身につけて、未来の夢を実現するための教育を推進しています。

 中学入試においては、基礎的な知識・学力が身についているか、中高6年間を楽しく、前向きに過ごせるかを重視しています。中学主任の青木美緒先生に、お話を伺いました。

「中学入試は、専願入学試験と一般入学試験があります。
 12月1日の専願入学試験では、国語・算数・英語のなかから2教科を選択する適性検査を行います。通知表を参考にするほか、これまでに取得した検定試験の結果や表彰なども考慮します。学力だけでなく、受験生がこれまでに頑張ってきた取り組みを評価したいと考えています。
 1月20日・28日、2月5日の一般入学試験では、国語・算数の学力検査を行います。
 いずれの試験も、問題は小学校で勉強してきたことが身についているかを確認する内容です。国語は漢字や長文読解、算数は計算など、基礎的な部分を問います。専願入学試験の英語も、小学校で習う範囲の内容が出題されます」

 専願入学試験、一般入学試験ともに、受験生の面接を行います。

「どちらも、難しいことを質問して、答えてもらう面接ではありません。中高6年間をどのように過ごしていきたいかなどを聞きます。基本的なコミュニケーション力、さまざまなことに挑戦する姿勢などを重視しています」

 入試日または事前に、保護者面談も行います。

「面談なので、合否に関係するものではありません。
 本校は『家庭と学校』『保護者と教員』の信頼関係を深め、両者がともに育てる『共育』と、互いに協力し合う『協育』を通して、理想の教育をめざしています。
 特に中学校は少人数制で、生徒一人ひとりにきめ細かな対応をしています。生徒がのびのびと過ごし、力を発揮して成長できる環境をつくるためには、『共育』と『協育』が大切なので、そのことを入試の時点で保護者の方と共有できる機会と捉えています」

2022年度入試から
「奨学金制度」を新設

 2022年度の入試から、新しく「成績優秀者奨学金」「英語成績優秀者奨学金」の制度がスタートします。

「専願入学試験の成績による『成績優秀者奨学金』と、実用英語技能検定の取得状況に応じた『英語成績優秀者奨学金』を、入学時に支給する制度を設けました。
 受験生の努力を評価するとともに、幅広く本校に興味をもっていただくことも目的の一つです。
 本校は、秀明大学学校教師学部と連携し、さまざまな発展学習を行っています。大学のスタッフ・教員のサポートによる特別授業は、生徒たちの知的好奇心を高めて、学ぶ楽しさを知り、将来の進路を考えるきっかけにもなっています。コロナ禍でさまざまな制限があるなか、大学の学びが身近に感じられる環境は貴重です。
 希望者が参加する大山光晴教授の『ロボット講座』では、小型で多機能な人型ロボット『ロボホン』を教材として使用し、プログラミングの初歩を学びました。講座での学びを活かして、生徒が作成したオリジナル・プログラミング発表会も開催するなど、発展的な活動へつながっています」

 中学校では、「プロジェクト」と称する多様な体験活動で、探究の基礎を身につけているそうです。

「中1は日本の伝統文化を学び、自分を知るための活動、中2はイギリス英語研修を中心としたグローバルな視野を広げる活動、中3は社会的な展望をもつため、社会問題や職業を考える活動を行っています。
 生徒個々の興味・関心を幅広く養って、一人ひとりの未来を笑顔にできるように、学校全体で取り組んでいます」

(この記事は『私立中高進学通信2022年1月号』に掲載しました。)

進学通信 2022年1月号
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