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私立中高進学通信

2022年11月号

Students' Chat Spot

東邦大学付属東邦中学校

楽しい時間を共有できた修学旅行

中学入学以来、コロナ禍が続いた中3生にとって、今年6月に行われた九州・長崎への修学旅行は初めての宿泊行事となりました。生徒会役員の中3生に修学旅行や学校生活の思い出を聞きました。

Yさん(中3/生徒会副会長)
Yさん(中3/生徒会副会長)

テニス部に所属しています。昨年は、レギュラーメンバーになれず悔しい思いをしたので、今年はなれるように練習しています。

Mさん(中3/生徒会書記)
Mさん(中3/生徒会書記)

私は今、英検に向けた勉強を頑張っています。先生方が面接の対策などもしてくださるので、まずは2級合格をめざします。

Iさん(中3/生徒会会計)
Iさん(中3/生徒会会計)

剣道部で、県大会出場をめざして練習に励んでいます。剣道は、相手が何を考えてどう動くのかを予想しながら戦うという面白さのあるスポーツです。

Nさん(中3/生徒会長)
Nさん(中3/生徒会長)

広々とした校内には、充実した設備が備わっています。屋内プールもあるので、水泳部で活躍したい人にもおすすめの学校です。

――思い出に残っている学校行事は?

「今年の文化祭は、生徒会ではプリクラコーナーを中高合同で行います!」「今年の文化祭は、生徒会ではプリクラコーナーを中高合同で行います!」

Iさん
昨年の文化祭です。クラスで短い動画を作ろうという企画が上がり、みんなで協力して作り上げることができました。面白いものができたので、印象に残っています。

Mさん
私も文化祭です。中1の時は新型コロナで中止になってしまったので、今年こそはと楽しみにしていたこともあって、準備も当日もとても楽しく過ごせました。

Nさん
僕は、音楽祭が印象に残っています。中学生みんなが聴いている前で歌を披露するのは緊張しましたが、達成感も感じられて、すごくいい経験になりました。

Yさん
私が印象に残っているのは、体育祭です。昨年は、例年とは違い、クラス対抗で行いました。コロナ禍で延期となり、やっと開催できたということもあって、すごく盛り上がりましたし、クラス一体となって戦うのはこんなにも楽しいんだと思いました。同じチームに先輩も後輩もいたので、どの学年の競技も力いっぱい応援し、チームの絆も強まったと感じました。

――九州・長崎の修学旅行の思い出を教えてください

「理系に進みたいという思いで入学。今は、国立大学進学をめざしています」「理系に進みたいという思いで入学。今は、国立大学進学をめざしています」

Iさん
柳川の川下りでは、船頭さんが歌を教えてくれてすごく印象に残っています。長崎では、路面電車にも乗ったのですが、それも初体験だったので、楽しかったです。

Nさん
東京や千葉と違い、自然の豊かさに驚きました。僕たちが宿泊したホテルの裏が山になっていたり、近くを川が流れていたりと、自然と触れ合える機会が多いんだなと思いました。楽しかったのは、夜に部屋で同室の友人たちと盛り上がったことです。いろいろな話をして、友情が深まりました。

Yさん
2日目に「自由散策」があり、班別行動で長崎の街を歩いたことが思い出に残っています。修学旅行前の事前学習で、長崎について調べてポスターを作っていたので、調べたものを目の前で見ることができ、長崎独自の文化を実際に感じて感動しました。原爆資料館も勉強になりました。実際に原爆を体験した方のお話を聞いたことで、戦争の悲惨さを改めて感じて、こういうことはこれから先も伝えていかないといけないと痛感しました。

Mさん
私も長崎の原爆資料館は忘れられません。原爆が落とされたということは知っていましたが、実際にどういう状況だったのかは想像がつかなかったので、それを体験された方のお話を聞いて、さらに戦争について考えるようになりました。
それから、3日目に、九十九島遊覧船に乗ったのも楽しかったです。船に乗るのが初めてで、風が気持ちよく、景色もきれいで、千葉では味わえない光景だったのでよく覚えています。

――入学して感じたこの学校の魅力は?

「広いグラウンドが自慢。緑も豊かで静かな環境で勉強できます」「広いグラウンドが自慢。緑も豊かで静かな環境で勉強できます」

Iさん
すごく自由な校風で、みんなのびのびと、好きなことができる環境であるところが気に入っています。

Nさん
僕が所属する水泳部は、中高、男女一緒に活動していますが、中1から高2まで、みんな仲良く、フランクに会話できるのが良いところだと思います。この学校の生徒は、穏やかな性格の人が多いので、揉めごとも少なく、すごく平和的です。

Yさん
本当にそうだよね。先輩・後輩との距離が近く、友達のような関係が築けるというのはこの学校の魅力の一つだと思います。礼儀は大切にしていますが、厳しい上下関係はないので、活動に集中できますし、充実した日々が送れています。

Mさん
私もみんな仲が良いというのが気に入っているところです。たとえ、あまり話したことがない人でも、話しかければ気軽に応じてくれるので、学校全体の雰囲気が良いなと思います。先生方も何でも話を聞いてくださるので、相談もしやすく、信頼がおけます。

――この学校ならではの授業は?

「さまざまな国の人とコミュニケーションを取れる海外大学への進学が目標!」「さまざまな国の人とコミュニケーションを取れる海外大学への進学が目標!」

Mさん
理科の実験が多いことです。理科室も充実しているので、高度な実験が行えます。教科書で見るだけでは理解しづらいことも、実験をしたらわかることが多いので、実験が多いのはありがたいことだなと思います。

Nさん
東邦大学は医学部に強いということもあって、付属のこの学校も理数系、特に理科に力を入れていると感じます。理科は中学生のうちから高校レベルの授業をやっているので、医学系や理数系をめざしている人にはいい学校だと思います。それから、「SLICE」(※)という、アメリカのハーバード大学生のホームステイの受け入れをしたり、オンラインで会話をしたりしながら交流を図る独自のプログラムもあります。僕も参加しているのですが、日本にいながら海外の人とコミュニケーションを取れる貴重な経験ができます。

Iさん
特別な授業というわけではありませんが、英語の先生方は個性的な先生が多く、面白く、わかりやすく教えてくれるので、英語が大好きになりました。魅力的な先生が多いのも、この学校の良いところだと思います。

Yさん
私は帰国生なので、英語は帰国生向けの授業を受けています。その授業では、ディベートや模擬国連といった課外活動の練習ができるので、そうしたものにも挑戦できる環境が整っていると思います。私も去年、模擬国連に挑戦しましたが、学ぶことも多く、すごくいい経験になりました。私の背中を押してくれた英語の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

※SLICE…Summer Life Changing Experience with Harvard studentsの略。

進学通信 2022年11月号
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