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私立中高進学通信

2022年11月号

注目! News and Topics

品川女子学院中等部

創立100周年に向けてリニューアル
新校舎で体験する充実の学校生活

新校舎を案内してくれたIFCの皆さん。右からSさん(高2 剣道部)、Kさん(高2 剣道部)、Rさん(中1 演劇部)、Yさん(中1 演劇部)。

新校舎を案内してくれたIFCの皆さん。右からSさん(高2 剣道部)、
Kさん(高2 剣道部)、Rさん(中1 演劇部)、Yさん(中1 演劇部)。

学年が同じフロアに集合
教室も廊下も広々と

 大正時代に創立され、2025年に100周年を迎える同校。2020年に完成したC棟に続いて、2022年にはB棟が新築され、生徒がB棟で学校生活を送るようになりました。

 そんなピカピカの新校舎を、オープンキャンパスの校内ツアーなどで活躍しているIFC(※)の皆さんが案内してくれました。

「高等部はC棟なのですが、B棟が完成して、中等部と向かい合う形になりました。後輩たちが見ているかもしれないと思うと、日々の生活も背筋が伸びる思いです。B棟には体育館や職員室などがあるので、中学生と行き交う機会が多くなったことがうれしいです」と語ってくれたのは、クラブ長のSさん。

 学校で好きな場所は、自分の学年がある3階のフロアというYさんは、「前の校舎では同じ学年でも階が分かれていました。B棟ができて同じフロアに同じ学年が集まることで、他のクラスの様子がよく見えて一体感があるし、人の個性もわかって楽しいです。廊下が広くなったのもうれしいですね」と笑顔で話していました。

「廊下も教室も全体的に広くなって、開放感が増して使いやすくなりました。収納スペースも増えて、ロッカーのサイズも大きくなりました。クローゼットもあって、冬はコートを掛けられるので便利です」と話すのは高等部のKさん。

 3階には『ヤマザキYショップ』とラウンジがあり、昼食時には多くの生徒が利用します。

「『Yショップ』も旧校舎より広くなって、商品のバリエーションが増えました。そのため、人気があって混雑する時間もありますが、他の場所にパンの自動販売機が設置されているので、そちらを利用することもできます。ラウンジでは友だちとおしゃべりすることもあるけれど、委員会や文化祭などの打ち合わせにも利用できます。学年を問わず、みんなが集まりやすい場所になっています」(Rさん)

※IFC(インフォメーション&フレンドシップ・クラブ)……中学受験をする小学生を応援する部活動。
オープンキャンパスや文化祭で校内を紹介、同校のホームページで「生徒の日記」を更新しています。

新校舎の良さを活かして
充実した学校生活を

 新校舎には、図書室もあります。今は仮設のもので、今後新しくできるA棟に本格的な図書室ができる予定です。また、新しくなった2つの体育館は冷暖房完備です。体育館全体を見渡せるキャットウォークが気に入っているというIFCの4人に、これからの学校生活について聞いてみました。

「職員室までの距離が近くなったので、もっと先生に質問に行こうと思います。職員室の前にホワイトボードがあるので試験前になるとみんながそこに集まって、先生に教えていただく機会が増えそうです」(Sさん)

「私は自分が受験生だった時、IFCの方々に学校の紹介をしていただいてとても励まされたので、自分もIFCの活動を頑張りたいです。B棟には新幹線が見えるスポットもありますが、そんなこだわりのスポットを含めて、学校の魅力を伝えていきたいです」(Rさん)

「生徒と先生の距離が近いのが魅力です。頼りになる先生や、新しく便利な学校の施設など、この環境を活かして勉強を頑張りたいです」(Yさん)

「来年は受験生なので、文化祭や合唱祭など、行事や部活動に打ち込めるうちに精一杯やり切って、たくさん思い出を作りたいです」(Kさん)

この日が道場開きとなった弓道場。9月に行われる全日本弓道連盟中央審査会に向けて練習に励んでいます。この日が道場開きとなった弓道場。9月に行われる全日本弓道連盟中央審査会に向けて練習に励んでいます。
第1体育館ではバスケットボール部が練習中。同校では中・高一緒に活動しています。第1体育館ではバスケットボール部が練習中。同校では中・高一緒に活動しています。
調理室は授業で使われるほか、クッキング部がお菓子や料理を作るのに利用されます。調理室は授業で使われるほか、クッキング部がお菓子や料理を作るのに利用されます。
夏休みには被服部が廃棄衣料を利用した創作浴衣を制作。展示会で好評を博したそうです。夏休みには被服部が廃棄衣料を利用した創作浴衣を制作。展示会で好評を博したそうです。
ラウンジには、江崎グリコ株式会社との企業コラボ講座を経て設置されたアイスクリームの自動販売機があります。生徒たちがデザインコンセプトを考えて校章の白バラを側面に描き、「自分たちの個性で白バラを染めたい」という想いを込めてカラフルに彩りました。ラウンジには、江崎グリコ株式会社との企業コラボ講座を経て設置されたアイスクリームの自動販売機があります。生徒たちがデザインコンセプトを考えて校章の白バラを側面に描き、「自分たちの個性で白バラを染めたい」という想いを込めてカラフルに彩りました。
仮設の図書室には、蔵書が4万2千冊あり、生徒に大人気。また、3名の司書が、読書を楽しむ生徒を温かく見守ってくれます。仮設の図書室には、蔵書が4万2千冊あり、生徒に大人気。また、3名の司書が、読書を楽しむ生徒を温かく見守ってくれます。
『ヤマザキYショップ』。A棟が完成するまでカフェテリアが休止のため、昼食時に利用する人が多いそうです。『ヤマザキYショップ』。A棟が完成するまでカフェテリアが休止のため、昼食時に利用する人が多いそうです。
卒業生の思いをつなぐ新校舎
中等部と高等部をつなぐブリッジ。中等部と高等部をつなぐブリッジ。

 B棟(右)とC棟(左)は地下とブリッジ(写真中央上)でつながっています。すべて完成すると、新築予定のA棟を加え、3つの棟を一体化させて利用することができるようになります。

「新校舎がすべて完成して100周年の記念式典を催すことを予定しています。歴史のある学校なので、旧東棟の解体にあたってお別れの会が開かれ、さまざまな世代のOGが800人集まりました。本校では『28project』(女性の人生のターニングポイントを28歳に設定して、その頃の自分を思い描き、能動的に人生を設計する取り組み)を行っています。『成人を祝う会』(20歳)、『就職情報交換会』(21歳)のほか、28projectの集大成として28歳で行われる『ホームカミングデー』など、OGの来校する機会が多いこともあり、皆さんの母校への思い入れの強さを感じます」(国語科/滝沢 諒先生)

「これからできるA棟にはホールを設置する予定です。28projectの特別講座なども含め、外部の方に来校していただく講義など、さまざまな取り組みが可能になると思います。生徒たちのアイデアで、新校舎で過ごす学校生活を楽しく、実りあるものにしていきたいですね」(英語科/岩井綾香先生)

進学通信 2022年11月号
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