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私立中高進学通信

2025年7月号

校長先生はこんな人!

足立学園中学校

「志(ゆめ)」をもち
自らの将来を切り拓ける
人財を育成する

尾 匡範(せお・まさのり)校長先生

1962(昭和37)年横浜生まれ、西多摩育ち。
國學院久我山高等学校から東京理科大学理学部数学科に進み、教員をめざす。
1986(昭和61)年、足立高等学校(現・足立学園中学校・高等学校)に数学講師として着任。
2年後退職するも1989(平成元)年に復職。
学年主任・生徒指導部長・高校副校長を経て、2025(令和7)年から校長に就任。
趣味は剣道と温泉旅行。座右の銘は「継続は力なり」。

「先生になりたい」という
志を真っすぐに叶えられた

 教員人生が間もなく40年を迎えようとしている今年、私は本校の校長に就任いたしました。振り返ると、なぜ教員になろうと思ったのか、明確なきっかけはなかったように思います。ただ、小学校の卒業アルバムにはすでに「先生になりたい」と書いていた子どもでした。

 小学生時代から素晴らしい先生方にたくさん出会えたほか、模範解答以外にさまざまな解法を考え抜いて、自分自身のやり方で答えを見出す高みに到達できる“数学”という学問に出会えたことで、「自分も数学の楽しさを子どもたちに伝えられる、いい教師になりたい」という思いが、自然に芽生えていったのだと思います。

 大学も、数学教員をめざす人が多い東京理科大学に進みました。大学卒業後は本校の前身となる足立高等学校で数学講師となり、他校で1年間経験を積んだのち、当時、本校の先輩教員だった前校長の井上実先生にお声がけいただいて、1989年に復職。それからは数学教員として足立学園一筋に歩んできました。

 本校の教育には、井上前校長が提唱された「志(ゆめ)」の理念が息づいています。志をもち、その実現に向けてどう人生を歩むか、今何をすべきか考えて行動する。思い返すと偶然にも、私自身もそんな『志共育』の考えを実践していたのかもしれません。

 教え子のなかには、「自分も先生のような教師をめざしたい」と言ってくれた生徒もいます。かつての自分を見るようで、とてもうれしく感じたことを思い出します。

“得意”を伸ばせる環境は
男子校だからこそ

 実は私自身も男子校で育ちました。昨今は私立の共学校化が進み、男子校自体が減っています。ですが、男子校には男子校ならではの良さがあることは、私自身の経験として、改めて実感しているところです。

 クラスを引っ張るリーダーや、リードは苦手だけどサポート役なら得意な生徒がいて、「彼は絵が得意だから学園祭のポスターを任せよう」と、一人ひとりの個性を生徒同士が互いに認め合っています。教員の余計な干渉なしに得意を伸ばせるのは、別学ならではの良さです。

 本校には、元気で明るく、学校そのものを楽しんでいる生徒が多いです。それは勉強にも反映されていて、放課後になると教室や廊下に設置されているホワイトボードや机を使い、生徒が自主的に勉強会を開く姿をよく見かけます。

 生徒と教員の距離も近く、学園祭では教職員バンドと生徒が共演する演奏もあり、とても盛り上がります。コスプレ大会や生徒による学校説明会など自主企画も多く、その様子を動画で発信もしています。学園祭は、本校生徒ののびのびとした学校生活を見ていただくには最適な行事です。来場も自由なので、ぜひ多くの方に遊びに来ていただきたいです。

志を立て、失敗を恐れず
挑戦する心を育みたい

 本校の最も特徴ある学びは『志共育』です。建学の精神『質実剛健 有為敢闘』を今に伝え、生徒が自ら将来を切り拓き、世のため人のために活躍する人財となるための、SDGsにつながる多種多様なプログラムを用意しています。中学の志共育で重視しているものの代表は福祉教育で、車椅子や高齢者疑似体験などを実施しているほか、職業体験では、企業訪問や保育園実習なども行っています。

 また、世界を視野に入れた『“志”グローバルプログラム』として7種類の研修を用意しています。中1から参加できるオーストラリアへの研修旅行のほか、特筆すべきは本校教員が海外派遣で訪れ、感銘を受けた国を対象とするアフリカのタンザニアとラオスへの2種類のスタディーツアーです。

 中3から参加可能なのですが、参加した生徒は皆、人生観を変えるほどの刺激を受けて帰ってきます。日本とはまるで異なる生活環境や文化、現地の人々の暮らしに触れた生徒たちには、ものの考え方、生活や学習態度に大きな変化が訪れています。これらを糧に志を立て、その実現に向けて創意工夫を行うことが、本校の学びのもう一つの柱である探究活動にもつながります。

 そんな本校で私が生徒たちに望むのは、「挑戦する心を忘れないこと」です。やらずに後悔せず、もし失敗したとしてもやってみたほうが、必ずや次の一歩、人間的な成長に結びつくからです。そうしたチャレンジの機会を、6年間の学びにたくさん用意している本校で、ぜひ全員に成長していってもらいたいです。

[沿革]
足立の地に中等教育の場をという地域の熱意に応え、1929(昭和4)年に南足立中学校、南足立商業学校として創立。1948(昭和23)年には学制改革に伴い両校を統合、足立高等学校となる。1991(平成3)年に中学校募集を再開し、1993年に現在の足立学園中学校・足立学園高等学校に校名を変更。学力の向上はもとより、探究力の育成に力を入れ、自己肯定感を育む教育を行っている。

(この記事は『私立中高進学通信2025年7月号』に掲載しました。)

足立学園中学校  

〒120-0026 東京都足立区千住旭町40-24
TEL:03-3888-5331

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