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私立中高進学通信

2025年7月号

校長先生に聞く「グローバル教育のビジョン」 

佼成学園女子中学校

違いを受け入れる人間力と
主体性がグローバルの基礎

中3ニュージーランド修学旅行では、農場を持つ家庭への2泊3日のファームステイ。
農場の手伝いをしながら現地の生活を体験します。
班別の自主行動でバスに乗って買い物に行くなどの体験も。
英語でのコミュニケーション力も目覚ましく向上します。

「英語の佼成」から「グローバルの佼成」へと進化を遂げた同校。これまで20年以上にわたり培ってきたグローバル教育の叡智を集結させた新たな教育プログラムを展開中です。

「人間力」育成が
グローバル教育の基盤
3つのビジョン
  1. 一人ひとりの違いを認め、受け入れる
  2. 生徒の主体性やチャレンジ精神を尊重する
  3. 円満な人間関係を築き「平和」の実現をめざす

 長年、英語教育とグローバル教育に注力し、2014年にはスーパーグローバルハイスクール第1期校として認定された同校。これからの国際社会で活躍できる女性リーダーの育成に力を注いでいます。

 英語力の育成にも力を入れており、週10時間の英語授業を行うほか、美術と音楽ではイマ―ジョン授業を実施。高校のスーパーグローバルコースが10期目を迎えたことを機に、2025年度より、中学にグローバルコースとリベラルアーツコースの2コース制を導入。個別最適な学びの環境を整えています。

 同校のグローバル教育について、校長の榎並紳吉先生はこう話します。

「グローバル教育とは、『グローバルな社会で活躍し、人のために貢献できる人材を育てること』です。グローバル社会で活躍するためには、異なる文化や社会で人生を送ってきた多様な人々がいる環境で、円満な人間関係を築くことが必要です。そのためには、一人ひとりの“違い”を認め、受け入れることが大切です。
 同じ学校に通っていても、好きなものや嫌いなもの、性格や感性は異なるはずです。今、あなたの隣にいる人との違いを認め、受け入れることが大切なのだと、日頃から生徒たちに伝えています。
 そうした日々の積み重ねにより、『みんな違って当たり前なのだ』と素直に受け入れる『人間力』を養うことが、グローバル教育の第一歩になると考えています」

挑戦が主体性を育む
校長 榎並紳吉先生校長
榎並紳吉先生

 学校方針として「生徒の主体性」を重視し、世界で活躍するために欠かせない主体性や挑戦する力を育む取り組みにも力を入れています。

「主体性を育むためには、生徒を信頼して任せることが必要です。例えば2024年度からは、生徒による『学校改革委員会』を発足しました。アイスクリーム自販機の導入や制服オプションの追加など、意見や要望を、生徒全体から出た委員会の生徒が直接業者の方と連絡をとって予算から検討するなど、生徒の声を学校づくりに反映させています」

 このほか、学校説明会や見学ツアーを生徒が中心になって運営する「広報ボランティア」を設置し、一人ひとりが主体性を発揮しながら学校づくりに参加できる機会を設けています。

 チャレンジ精神を養うため、学外での体験も大切にしています。

「中3で行うオーストラリア修学旅行やターム留学も、チャレンジ精神を養う機会の一つになっています。帰国した生徒は皆、表情が豊かになり、自分から発言できるようになったり、コミュニケーションが積極的になったりと、主体性を発揮できるようになります。
 体験をするなかで、もちろん失敗してもいい。失敗を恐れず挑戦し、失敗から学んで成長していってほしいですね」

笑顔あふれる学校づくり
平和に貢献する人材に
中学3年間、音楽と美術を英語で学ぶイマ―ジョン授業を実施。ネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングで指導します。中学3年間、音楽と美術を英語で学ぶイマ―ジョン授業を実施。ネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングで指導します。

 榎並先生が日頃から大切にしているのが、「強い信念と明るい笑顔には奇跡の力が宿る」という志です。

「円満な人間関係を築くために、笑顔は欠かせません。笑顔を見るとパワーをもらえますし、人生を歩んでいく際の大きな力になるんですね。私も含め、生徒や教員の笑顔あふれる学校づくりに、今後も注力していきたいと考えています。
 そして、本校の建学の精神の根底にあるのは、『平和』を願う心です。生徒たちには、日本や世界で出会う人々と円満な人間関係を築きながら、一歩でも平和な世界に近づくために行動し、貢献できる人に育ってほしいと願っています」

Point
中学に「グローバルコース」
「リベラルアーツコース」を新設

 2025年4月から、中学に「グローバルコース」と「リベラルアーツコース」の2コース制を導入。「グローバルコース」は『語学×体験×探究』を軸に、中学から毎年、韓国・フィリピン・ニュージーランドといった国々への海外研修を実施、中1で韓国語、中3でフランス語またはスペイン語を第二外国語として学び、国際感覚を養います。

「リベラルアーツコース」は、同校従来の教育をアップデートし、高度な英語教育を維持しつつ、探究学習や理数系科目も強化。週10時間の英語の授業など基本的なカリキュラムは両コース共通で、成績基準を満たせば、高校の4コースいずれにも進学が可能です。

コース表

ココに注目!
海外研修や留学で
世界とつながり、世界を広げる
高校「留学コース」の高2生は、2週間のシドニー研修を実践。シドニー大学でのIELTS対策講座や大学生との交流、さまざまなワークショップも体験します。高校「留学コース」の高2生は、2週間のシドニー研修を実践。シドニー大学でのIELTS対策講座や大学生との交流、さまざまなワークショップも体験します。

 体験からグローバルな力を育むため、中3の修学旅行は、コースに関わらず全員がニュージーランドを訪れ、ファームステイや現地大学生との交流などを行います。希望者はそのまま現地に残り、2カ月のターム留学に参加することも可能です。

 高校ではオーストラリア修学旅行を実施するほか、スーパーグローバルコースはタイでの現地調査活動に参加します。

「海外に触れ、多様性を体感する経験によって、生徒はやる気を蓄えて帰国します。海外研修での体験は、生徒のモチベーションを一生支える礎となるでしょう」(校長/榎並先生)

(この記事は『私立中高進学通信2025年7月号』に掲載しました。)

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