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私立中高進学通信

2021年9月号

注目! News and Topics

足立学園中学校

教員と生徒・保護者との距離の近さが
安心と信頼感を生み出すスクールライフ

写真左から、国語科の松本直也先生、高2の保護者の壹反田昭子さん、大嶋恵淑さん、宮田明子さん、入試広報部部長の相澤智子先生。
松本先生は、保護者3人のお子さんが中1の時に担任を務められました。

家では子どもが学校の話をあまりしないので、学校からの情報発信はうれしいと話す大嶋さん。家では子どもが学校の話をあまりしないので、学校からの情報発信はうれしいと話す大嶋さん。
保護者同士のおつきあいの中で、子育てのアドバイスをもらうことも多いと話す壹反田さん。保護者同士のおつきあいの中で、子育てのアドバイスをもらうことも多いと話す壹反田さん。
保護者の意見に臨機応変に対応してくれて、相談しやすい環境が魅力だと話す宮田さん。保護者の意見に臨機応変に対応してくれて、相談しやすい環境が魅力だと話す宮田さん。
気さくながらも力強い
教員の言葉で受験を決意

 1929年に創立され、以来90年以上にわたって足立の地で、チャレンジ精神のあるたくましい男子を育成してきている同校。思春期の男子が集う学校の様子は、母親の目にどう映っているのでしょうか。中学からお子さんを同校に通わせている高2の保護者3名にお話を伺いました。

「性別を気にせず、のびのびと学生生活を送ってもらいたいと思い、男子校を探していました」

 そう話すのは、中学時代は卓球部で活躍したお子さんの保護者・大嶋恵淑さんです。学校説明会で教育理念に魅力を感じたという大嶋さん。また同様に学校説明会をきっかけに、同校の受験を決めたのが宮田明子さんです。

「公立より人数の少ない私立のほうが生徒一人ひとりに目が行き届くかなと思っていたのですが、学校説明会での先生の言葉が力強く感じられて、私も息子も受験を頑張ろうという気持ちになりました」

 最初は “男子校”に対して偏ったイメージをもっていたと話すのは、壹反田いちたんだ昭子さんです。

「体の大きい体育会系の男子ばかりというイメージだったのですが、学校説明会で話を聞いているうちにそうではないことがわかりました。先生方に気さくに声をかけていただいて、本人が『通ってみたい』と言ったことが受験のきっかけですね」

学校の様子がわかる
こまめな情報発信
相澤先生は、保護者3人のご子息が中1の時にクラスの副担任を務めていました。相澤先生は、保護者3人のご子息が中1の時にクラスの副担任を務めていました。

 このように入学を果たした3名。思春期の男子の場合、家庭で学校の話をあまりしないこともありますが、その点で安心感があったと3人のお母さんたちは話します。

「入学して最初の1週間は、毎日のようにオリエンテーションの様子を伝える学級通信を子どもが学校から持ってきたんです」(宮田さん)

「今はSNSを通じて学校の様子が写真とともに頻繁にアップされているので、日々の学校の様子がわかって安心です」(壹反田さん)

「そうした先生方のていねいな対応にとても感心し、ありがたく思っています。子どもがたまに話す内容からも、先生方の面倒見の良さが伝わってきます」(大嶋さん)

 さらに、保護者同士の距離が近い点も同校の特徴です。

「入学して最初に保護者の懇親会があるのですが、そこで一気に距離が近くなりました。公立中ならみんなご近所ですが、私立だとお目にかかる機会が少ないので、情報交換がしやすくなるのはありがたいですね」(宮田さん)

「息子が言わない提出物の情報をもらって、あわてて用意したことが何度もあります(苦笑)」(大嶋さん)

「私は三姉妹で育ったので、年頃の男子の子育てについてわからないこともありますが、都度アドバイスをもらえて助かっています」(壹反田さん)

 この保護者の懇親会には、教員も参加するそうです。

「学校の様子を家で話さない男子は多いので、家庭とは異なる生徒の顔をお伝えできるのが醍醐味です」

 そう話すのは、同校の入試広報部部長で芸術科(書道)と国語科を担当する相澤智子先生です。

「自分たちが学校で頑張っている姿を家で話しておらず、お母様方が知らないことを歯がゆく感じていました。それをじかにお伝えする場があることは、とてもうれしいですね。本校は教員と生徒の距離が近いですが、保護者の方との距離も近いと感じています」(相澤先生)

 この距離の近さによる活発なコミュニケーションは、教育活動のさまざまな改善にもつながっています。

「保護者の方の声で、学校側では見えていない部分に気づかされることも多くあります。以前本校ではマフラー着用が禁止でした。これは当時マフラーをアスコットタイのように巻くことが流行って、校内でも詰襟を開けっ放しにする生徒が多かったために禁止されていた校則の名残でした。保護者の方の声でそれは見直しになりました。こうしたご意見は、学校側としてもありがたいですね」(相澤先生)

生涯を通じて付き合える
友達が保護者にも

 保護者として実感している同校の魅力を、改めて3人のお母さん方に伺いました。

「先生方がとても親身になってくれて、こちらの意見に対して柔軟に対応してくれる姿勢は魅力的です。こまめに情報発信してくれるところもありがたいですね」(宮田さん)

「中学・高校の6年間は、子どもにとってかけがえのない時期で、生涯付き合える友達ができる時期だと思います。この学校には成人の日にお祝い会があるのですが、ほぼ9割の卒業生が参加すると聞いています。生涯付き合える友達と出会う学校に、安心して子どもを通わせられるのは親としてもうれしいです」(壹反田さん)

「ICTの活用で、いつでも学校の様子がわかるのはとてもありがたいです。中1からの履歴が残っていて、いつでも閲覧できるのもうれしいですね。保護者同士のコミュニケーションが活発なことも重要です。私は息子の友達の保護者の方と、こんなに友達付き合いができるなんて思っていませんでした。これも学校のおかげですね」(大嶋さん)

(この記事は『私立中高進学通信2021年9月号』に掲載しました。)

足立学園中学校  

〒120-0026 東京都足立区千住旭町40-24
TEL:03-3888-5331

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