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私立中高進学通信

2025年7月号

中学入試のポイント

芝浦工業大学附属中学校

読解力と表現力を問う
「論理社会」試験を実施

 理工系の知識で社会問題の解決をめざす探究型授業に力を入れる同校では、2026年入試から、国語・算数・理科に「論理社会」を加えた4科目入試がスタートします。「論理社会」導入のねらい、問題の特徴について伺いました。

資料を読み取り
考察して記述する

 2026年度から、これまでの国語・算数・理科の3科目入試に、「論理社会」を加えた4科目入試をスタートする同校。「論理社会」の作問を担当する社会科主任の菅原聡先生に、導入の経緯や出題の傾向について伺いました。

「本校は、芝浦工業大学の附属校である強みを活かし、大学との連携教育とSTEAM教育により、世界へ羽ばたく理工系知識を備えた人物の育成をめざしています。理工系に特化するため、2017年度入試の募集から国語・算数・理科の3科目で入試を行ってきましたが、中高大一貫教育によって、より探究的な学びを進化させるなかで、社会的な視点や社会課題に関心がある受験生に、本校へ興味をもってもらいたいと考えるようになりました。そこで、社会科を入試科目として再度導入することになりました。そして、国語・算数・理科でも思考力が必要となる論述的な出題をしてきたため、社会科も、単に覚えた知識を問う出題ではなく、グラフや地図、データなどから読み取れることについて考え、自分の言葉で表現する『論理社会』として実施することにしました。本校が注力する探究的な学びにつながる試験になるよう、研究を重ねて作問しています。『論理社会』が導入される4科目入試の時間・配点は、国語が50分・100点満点、算数が50分・100点満点、理科が40分・80点満点、論理社会が20分・40点満点となります」

教科書や資料集の
データを読む習慣を

「論理社会」のサンプル問題は、同校のホームページで公開されています。

「大問を2つ出題する予定です。知識としては、小学校の社会の授業をしっかり学んで身につけてほしいです。ページ下で紹介するサンプル問題では、江戸城が現在の皇居にあたること、富士山がどこにあるのかという基礎知識が必要であることが分かると思います。問題文とグラフや地図、データをしっかり読み込んで、基礎的な知識を活用すれば解答が導けるでしょう。教科書や資料集に出てくる資料を、何を表しているか、どんなことが読み取れるかを普段から意識して見る習慣をつけておくと対策になります。また、読み取ったことに、自分なりの考察を加えるようにすれば、ものごとを探究的に捉える力が養えるはずです。『論理社会』の問題を通じて、本校が大切にする論理的思考力がどのようなものかを伝えたいと考えています」

理工系の知識で
社会課題を解決する

 同校は、生徒が「知る楽しさ・学ぶ楽しさ」を実感し、自ら学ぶことを大切に、多様な取り組みを行っています。

「入学後の楽しみにしてほしいのがSHIBAURA探究です。テクノロジーを学び、ITツールを活用してアイデアを実体化する『IT(インフォメーション・テクノロジー)』と、豊洲から日本、世界へ視野を広げて、多様性を知り、自分のできることを考える『GC(グローバル・コミュニケーション)』からSHIBAURA探究はスタートします。中3の2学期になると、ITとGCで培った力を合わせた『総合探究』で、生徒はそれぞれの問題意識から問いを立て、解決に向けてチャレンジします。そして、高1・高2ではSHIBAURA工学探究に取り組み、アイデアの実装をめざします。日本の食料自給率を上げるために、海上でカイワレ大根を育てる研究をしたり、アメリカの湖に大量繁殖した鯉に悩むホストファミリーのために、鯉料理を普及させる方法を考えたり、テーマパークで並ぶ時間をできるだけ快適にするため、整列用テープを座れるように改良したりと、生徒の探究テーマはさまざまで、そのアイデアには教員も舌を巻くほどです。大学進学後に取り組む研究の礎にもなる探究型授業が本校の強みです。ぜひ、本校での学びに興味をもってください」

進学通信 2025年7月号
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