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私立中高進学通信

2025年7月号

校長先生に聞く「グローバル教育のビジョン」 

三輪田学園中学校

英語力と探究力を高め
主体的に生きる力を育成

MGCは生徒が自ら考えるスタイルで進められ、教員はファシリテーターとして生徒に伴走します。

MGCは生徒が自ら考えるスタイルで進められ、教員はファシリテーターとして生徒に伴走します。

『誠のほかに道なし』を校訓に、時代の変化に応じた女子教育を展開している同校。グローバル教育は教育理念である『徳才兼備』の一つであると校長の加納先生は語ります。

時代によって変化する
『徳才兼備』の『才』
3つのビジョン
  1. 英語とICTのスキルを養成する
  2. グローバルマインドを育てる
  3. 目標を「決める力」=主体性を培う

 1887年の創立という長きにわたり女子教育を実践してきた三輪田学園。校長の加納克也先生は、自校のグローバル教育についてこう話します。

「本校の教育理念は、『徳才兼備』です。豊かな人間性(=徳)と才(=才能)を兼ね備えた人物を育てるという意味ですが、『才』の捉え方は時代によって変化していきます。私が校長に就任した際に、自分なりに考えた『才』は次の三つです。
 一つ目は従来型の学力で、読み書き計算の知識や技能です。国語や数学、社会的な教養、大学受験に備える英語学習などもここに当てはまるでしょう。
 二つ目が、コミュニケーションツールとしての英語力育成とICT教育です。これからの社会で生きていくために不可欠なこの2つのスキルを習得するため、数年前から本格的に整備を進めてきました。
 そして三つ目が、最も大切な『本質的な力』です。一言で説明するのは至難ですが、『多様化し、変化していく社会において自分で問題を見つけ、解決に至るまでのプロセスを主体的に選び取り、必要な場合は他者と協働しながら解決に向けて努力していく力』とでも言えばいいでしょうか。いわゆるコンピテンシーと定義される力です。
 この二つ目と三つ目を融合した、英語力やICTなどのスキルとコンピテンシーを併せもち、海外進出を含めた多様な選択肢をもてる生徒を育てることが、本校のグローバル教育の目的なのです」

中1から週1時間
英語で探究学習を行うMGC
校長 加納克也先生校長
加納克也先生

 同校の考える「グローバル教育」を実現するため、2025年度より中一から高一までを対象に、英語の授業に探究型の学習『Miwada Global Competence(ミワダ・グローバル・コンピテンス)プログラム』(MGC)が加わっています。

「このプログラムではまず『自分自身を知る』ところからスタートし、『自分は何が好きか』『どんなことをしているか』といったテーマをもとにグループで対話を重ね、自己理解と他者理解を深めながらクラスというコミュニティ、さらには日本社会、最終的には世界へと視野を広げていく構成になっています。従来の探究学習では、日本社会を前提にした問いが立てられがちだったのですが、MGCではその範囲を世界にまで広げています。
 本校では以前より中高を通じて、身近な疑問から課題や問いを設定し、仮説を立てて検証・発表を行う探究学習『MIWADA-HUB』『MIWADA-LAB』を実践しています。将来的には、MGCとMIWADA-HUB・LABのコラボも検討していきたいです」

他者との関係を築く力
自らの生き方を選ぶ力を養う

「スキル(才)を活かすためには、その基盤となる人間力(徳)の育成こそが大切です」と加納先生。そのための取り組みの一つとして、同校では『哲学対話』を行っています。

「哲学対話とは、答えのない問いについて、正解や結論を出すことを目的とせず、さまざまな意見を交わしながら考えを深めていくプログラムです。中学の道徳やホームルーム、探究学習プログラムの一環としても活用されています。
 哲学対話は、生徒が主体的に考え、他者と対話する姿勢を育てるものです。これはまさに多様性を理解し、他者との関係性を築くグローバルマインドの育成にもつながっています」

 最後に、グローバル教育を通して育てたい生徒像について加納先生に伺いました。

「生徒一人ひとりが自分らしさを保ちながら活躍できるよう、自分自身で目標を設定し、進む道を自らの意志で選び取れる生徒を育てていきたい。グローバル教育がめざすものの一つは、まさにこの『選び取る力』の育成だと考えています。
 そのために、私たち教員も学び続けて進化を続けながら、生徒たちの『生き方を選べる力』を支えていく。それが本校の教育の根幹であり、これからも大切にしていきたいです」

7~8名の小グループで、普段気になっている疑問から問いを決め、対話を通して思考を深め、意見を交換する「哲学対話」。授業で体験するほか、定期的に放課後にも開催され、大学生と対話をすることも。7~8名の小グループで、普段気になっている疑問から問いを決め、対話を通して思考を深め、意見を交換する「哲学対話」。授業で体験するほか、定期的に放課後にも開催され、大学生と対話をすることも。
中2で行う全員参加のEnglish Campでは、ネイティブ教員と英語漬けの2泊3日を過ごし、プレゼンテーションにも挑戦します。中2で行う全員参加のEnglish Campでは、ネイティブ教員と英語漬けの2泊3日を過ごし、プレゼンテーションにも挑戦します。

Point
英語で思考を深める探究学習
Miwada Global Competenceプログラム

 Miwada Global Competenceプログラム(MGC)は、2025年度から新たに導入された英語の新しいプログラム。グループワークを取り入れながら、自分を知り、他者を理解し、社会とのつながりをオールイングリッシュで学ぶ取り組みです。専用のワークブックを使い、週1コマ、MGC専門のネイティブ講師ともう一名の教員がチームティーチングで授業を行います。

 MGCの導入により、中1の英語の授業は週6コマ(週5コマの少人数制習熟度別授業と週1コマのMGC)。中2・中3はこれに加え、ネイティブによる英語の運用能力を高めるLanguage Artsの授業も実施され、週7コマの英語の授業を受講しています。

ココに注目!
発信力を磨き他者を理解し世界とつながる
多彩なグローバルプログラム
カナダ語学研修では、英語でのプレゼンや寸劇も体験。「海外研修や留学に参加した生徒の積極性やバイタリティの成長には目を見張ります」(校長/加納先生)カナダ語学研修では、英語でのプレゼンや寸劇も体験。「海外研修や留学に参加した生徒の積極性やバイタリティの成長には目を見張ります」(校長/加納先生)

 同校では多彩なグローバルプログラムが設定されています。全員参加で実施しているのが、中1のTOKYO GLOBAL GATEWAYでの研修、中2のEnglish Campです。

 English Campでは、国内の宿泊施設で2泊3日、ネイティブ教員と英語漬けの日々を過ごし、英語でコミュニケーションをとる楽しさを体験。最後は英語でのプレゼンにも挑戦します。

 中学ではこのほか、大学生や留学生と交流しながら英会話スキルや発音、プレゼン方法を学ぶ「秋田国際教養大学English Village」、シンガポールグローバルキャリアチャレンジ研修、カナダ語学研修を実施。高校ではイギリス語学研修、オーストラリアでのイヤー留学やターム留学、マルタ海外研修も用意されています。

(この記事は『私立中高進学通信2025年7月号』に掲載しました。)

三輪田学園中学校  

〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
TEL:03-3263-7801

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