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私立中高進学通信

2025年7月号

校長先生に聞く「グローバル教育のビジョン」 

文教大学付属中学校

多様性と異文化への理解を促し
“自分事”と捉える力を培う

2025年3月の「セブ島グローバル研修」には、中1~高2の希望者が参加。
各自のレベルに合ったマンツーマンレッスンで確実に英語力を高めるだけでなく、
現地の生活に触れる体験も盛り込まれています。

 英語力の向上を基盤として、『文教ユニバーサルコンピテンシー』に基づくグローバル教育に取り組む同校。進化するプログラムが、生徒の意識も大きく変えていきます。

グローバル教育がもたらす
社会への“当事者意識”
3つのビジョン
  1. 世界で起きている諸問題を“自分事化”する
  2. 多文化理解を自分を見つけるきっかけに
  3. 相互理解に不可欠な語学力の向上

 社会変化に伴い、これからの人材に必要となる発見力・思考力・行動力・探究力・表現力の6つの資質を、生徒の発達段階に合わせてバランスよく育成する『文教ユニバーサルコンピテンシー』に基づく学びを推進する文教大学付属。その根底にある考えを、校長の神戸航先生はこう話します。

「グローバル教育のめざす先は、生徒たちが今後出ていく社会全てだと捉えています。『何語をどの国で使うのか』ではなく、多様な考えと文化に生きる他者を尊重すると同時に、その中で自分の考えもしっかり述べることができる強いマインドを持って、あらゆる人と協働することが必要です。それを発揮する先は、国内かもしれないし、海外かもしれません。その境界線も今や曖昧になってきています。どんな環境でも発揮できる力が得られる多彩なプログラムを提供することが、グローバル教育としてやるべきことだと思います」

 その意味で同校の全てのカリキュラムはグローバル教育に結びつきますが、そこで神戸先生が重視するのは“マインド”の部分、グローバル意識に基づく社会の諸問題解決のための探究心です。そこに大きく影響するのは、語学力の重要性を知ったうえで、“当事者意識をもつこと”だと神戸先生は言います。

「私はよく“自分事化の加速”という言葉でご説明するのですが、海外研修や留学プログラムに参加すると、SDGsや世界平和、環境問題など、調べ学習で知識として得ていたものが、一気に自分事化してきます。私自身も2024年度末にセブ島海外研修に同行し、生徒たちの大きな意識の変化を目の当たりにしました。そこで、海外研修や留学プログラムの意識づけから見直すことにしたのです。
 セブ島での研修を、これまで『英語研修』と呼称していましたが、海外研修は英語を学ぶことだけが目的ではありません。外国語はあくまでツールで、相互理解を深めるための手段だという実感をより強くしました。現地でしかできない体験をさらに増やし、名称も『セブ島グローバル研修』へと変更しました」

グローバルマインドを育む
修学旅行やGCPも改革
校長 神戸 航先生校長
神戸 航先生

 海外体験によるグローバルな“自分事化の加速”をより進めるため、2027年度より高2で実施する修学旅行は、複数の行き先から生徒自身が選択する制度を採用しています。

「目的別に『フィンランド・エストニアコース』『ブルネイ・シンガポールコース』『台湾コース』の3方面から1つを選択する仕組みに変更します。
 各分野で世界の最先端をいく地域を訪れ、現地の状況を実際に見たり、体感したり、現地の人々と交流したりすることが、学びを深め、当事者意識を高めることにつながります。そして、自分なりのアクションを起こすきっかけにしてほしいとも考えています。
 中学の修学旅行も、2028年度から沖縄へと変更しました。グローバル意識を広げるための現地体験に比重をおき、八重山列島などの離島体験コースを設けます。その経験を高校での探究学習などにつなげてもらいたいと考えました」

 海外体験だけでなく、校内でのグローバル教育の取り組みにも力を入れています。同校では、社会に出てから必要とされる力を育むことを目的として、数年前より『グローバルコンピテンスプログラム(GCP)』を導入しています。

「GCPは、コミュニケーション力をはじめ、クリエイティブな力、主体的に物事に取り組むマインド、異文化理解、共感力など、これからの社会において重要とされるコンピテンシーを育み、グローバルマインドを醸成するためのプログラムです。
 毎年、より実態に合わせる形で改善を重ね、現在は中1から高1までの4学年でこのプログラムを実施しており、本校のネイティブ教員とともに各クラスの担任教諭が担っています」

 建学の精神『人間愛』の解釈を軸にして、「世界標準の社会貢献ができる人物」を育てる同校のグローバル教育は、常に進化を続けています。

夏休みに実施される短期留学も『オーストラリア短期スタディツアー』(中3・高1対象、希望制)へと名称を変更。3日間のファームステイ体験、語学学校での1週間の英語集中レッスン、後半1週間は現地生徒の家庭にホームステイして現地校で学ぶという、中身の濃い18日間を過ごします。

夏休みに実施される短期留学も『オーストラリア短期スタディツアー』(中3・高1対象、希望制)へと名称を変更。
3日間のファームステイ体験、語学学校での1週間の英語集中レッスン、
後半1週間は現地生徒の家庭にホームステイして現地校で学ぶという、中身の濃い18日間を過ごします。

Point
現地でしかできない体験を!
「セブ島グローバル研修」の学び

 2025年3月に、8日間をかけた「セブ島グローバル研修」を実施。世界から来た留学生が集まる現地語学学校で、1週間で計50時間にわたり英語の授業を受け、残り1日は現地でしかできない体験にトライしようということで、現地の国際協力団体go shareに協力を仰ぎ、離島コミュニティでの生活を体験しました。

「貧しく、電気も水道もない暮らしを実際に経験し、生徒たちは衝撃を受けますが、現地の子どもたちは人懐っこく、キラキラした笑顔で明るく元気に接してくれました。困難な状況にもかかわらず、笑顔や希望に満ちた彼らの姿に感動を覚えた生徒たちは、“真の支援とは何か?”を深く考えさせられたようです。まさにこれが“自分事化の加速”だと、私自身も実感させられる海外研修になりました」(校長/神戸先生)

ココに注目!
国際色豊かなネイティブ教員・
GCP専属講師と培う英語力
英語を使って主体性や表現力を養うGCP。GCP専属の講師が生徒の自ら考え、発信する力を伸ばせるよう指導し、各クラスの担任教員がサポートします。英語を使って主体性や表現力を養うGCP。GCP専属の講師が生徒の自ら考え、発信する力を伸ばせるよう指導し、各クラスの担任教員がサポートします。

 担任教員とネイティブ教員によるチームティーチングで行われる「GCP」。担当するのは同校常勤のネイティブ教員のほか、GCP専属のネイティブ講師も指導に加わるという、国際色の豊かさが特徴です。

「常勤のネイティブ教員はフィリピン出身です。GCPの専属講師はアメリカ、南アフリカ、フィリピン、ジャマイカと世界各国から来られた方々です。指導の合間に自国の文化やエピソードをお話しくださり、生徒たちは身を乗り出して聞いています。
 また、本校は外国青年招致事業『JETプログラム』に参加しており、現在はカナダと南アフリカ出身者がさまざまな教育活動のサポートをしています。ネイティブ教員を通して知る多様性も、生徒の視野を広げてくれます」(校長/神戸先生)

進学通信 2025年7月号
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