Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2025年7月号

国際交流の今

富士見丘中学校

英語の力を「強み」にまで磨き上げ
世界に向けて挑戦できる女性を

オーストラリアのSanta Sabina Collegeで小学生と日本の折り紙を楽しんだS・Yさん(高3・写真前列左から2番目) 。
同校はシドニーにある姉妹校の一つで、幼稚園児から高校生までが学んでいます。

 英語のコミュニケーション力を磨くとともに、多彩な国際交流の機会や留学プログラムを用意。チャレンジ精神にあふれ、将来はグローバル社会に貢献できる『国際性豊かな若き淑女』の育成をめざしています。

3カ月のターム留学は
国内での学びにも最適

「本校のターム留学には、大きなメリットがあると考えています。長期留学を望む生徒もいますが、1年間を留学に充ててしまうと、帰国後に日本での勉強を取り戻すのに時間がかかり、希望する大学への進学が難しくなる傾向にあります。ところが、ターム留学の期間は約3カ月間です。これは、本校での学びも大切にしながら、留学という貴重な経験を得るために最適な日数といえます。そこで本校では、このターム留学に力を注ぎ、多くの生徒が海外へと飛び立っています」(広報副部長・英語科/田中裕樹先生)

 ターム留学の訪問先はイギリス、カナダ、オーストラリア、グアム。同校と受け入れ先の各学校が実施する選考に合格した高校生が参加できます。受け入れ先によって、現地ではホームステイあるいは寮生活を送りながら授業を受けます。

「コロナ禍によって、海外で英語の力を試したいという生徒の願いが抑えられていました。それだけに近年は、その熱い思いがさらに高まりを見せたのです。そこで、数年前にグアムの学校と姉妹校提携を結びました。今後も姉妹校を増やしていく予定です」(田中先生)

 また、希望者が参加できる『イギリス短期留学』を春休みに実施しています。対象は中3から高2で、期間は約3週間です。

中3生の75%が英検準2級を
4割以上が2級以上を取得

 多くの生徒が留学に挑戦する背景には、4技能を伸ばす同校の英語教育があります。先進的な授業により、中3生の75%が英検準2級を、4割以上が2級以上を取得。高校生のなかには国内生であっても1級の取得者もいるそうです。

 また、修学旅行で中3生全員がオーストラリアのシドニーを、高2生全員がアメリカのロサンゼルスを訪れ、姉妹校の生徒と交流を深めます。

 同校の国際交流は、このように生徒一人ひとりが海外生活を体験できるだけにとどまりません。来日した姉妹校の生徒を受け入れ、同校生徒の家庭にホームステイしています。また、留学生が同じ教室で学ぶなど、校内で異文化交流を図れるのです。

 こうした環境から、海外大学に進学する生徒も増えてきているそうです。世界大学ランキングで上位に入る名門大学に今年は9名が合格を果たしました。

「国際交流を通してたくましく成長した生徒たちには、将来のグローバル社会で大きな貢献をしてほしいと願っています」(田中先生)

ネイティブ教員によるアクティブラーニング型の授業で、英語4技能を鍛えます。ネイティブ教員によるアクティブラーニング型の授業で、英語4技能を鍛えます。
『イギリス短期留学』ではホームステイをしながら語学研修を受けます。また、姉妹校やオックスフォード大学、ロンドン大学キングスカレッジ(指定校推薦枠あり)を訪問。『イギリス短期留学』ではホームステイをしながら語学研修を受けます。また、姉妹校やオックスフォード大学、ロンドン大学キングスカレッジ(指定校推薦枠あり)を訪問。
ターム留学に参加した生徒に聞きました
ターム留学で鍛えられたのは
リスニング力と精神力です
S・Yさん(高3)[オーストラリア]S・Yさん(高3)[オーストラリア]

 中3の時に修学旅行で訪れたシドニーの街や姉妹校のSanta Sabina Collegeにもう一度行きたくて、昨年の春に留学しました。ホームステイ先の一つは、偶然にも修学旅行で知り合った女子生徒の家でした。ターム留学で鍛えられたのは、リスニング力と精神力です。この力を活かして、さまざまな国の人と交流をしたいです。また、今年の1月にはSanta Sabina Collegeの生徒が交換留学で本校を訪れ、ベトナム人のホストシスターと再会を果たすことができました。

出身国が違う4つの家庭へ順番にホームステイしました。


悔しい思いをした経験も
英語を学ぶモチベーションに
K・Cさん(高2)[カナダ]K・Cさん(高2)[カナダ]

 私は、公立のSands Secondary Schoolで学びました。クリエイティブライティングという授業では、短編小説の執筆や、本を読みグループで議論や考察をしました。体育の授業はさまざまな国からの留学生が多かったので、お互いの言語を教え合い、とても楽しかったです。英語をスムーズに理解して使うことができた経験も、気持ちをうまく伝えることができずに悔しい思いをした経験も、どちらも英語を学び続ける大きなモチベーションとなっています。

Sands Secondary Schoolでは模擬国連部の活動にも参加。

Sands Secondary Schoolでは模擬国連部の活動にも参加。


プレゼンを評価していただき
再びイギリスで学びました
M・Mさん(高2)[イギリス]M・Mさん(高2)[イギリス]

 中3の時に短期留学でSt. Edward’s Schoolを訪れ、日本のお辞儀に関するプレゼンテーションを褒めていただた経験から、長期の留学にチャレンジしようと思いました。St. Edward’s Schoolでは、英語で第二言語が学べます。そこで私はスペイン語を選び、日常会話を身につけました。これからは国際交流活動にさらに力を入れ、将来はスペインに留学したいと考えています。

学校のイベントでは、ヨーロッパ料理を友達と協力して作りました。

学校のイベントでは、ヨーロッパ料理を友達と協力して作りました。


将来は世界中を旅して
多くの人たちと絆を強めたい
M・Mさん(高2)[グアム]M・Mさん(高2)[グアム]

 私が通った姉妹校のHarvest Christian Academyはキリスト教系の学校で、毎回授業前にお祈りがあり、キリスト教や聖書に関する授業を受けます。お世話になったホストファミリーは新婚のご夫婦で、グアムに来て1週間が経った日にはカップケーキでお祝いをしてくださいました。出会いの素晴らしさを実感できたので、将来は世界中を旅して、多くの人たちと絆を結びたいと思っています。

ホストファミリーのご夫婦とは、絵を描いたり、カードゲームをしたり、映画を観たりしたそうです。

ホストファミリーのご夫婦とは、
絵を描いたり、カードゲームをしたり、映画を観たりしたそうです。

進学通信 2025年7月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ