Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2025年7月号

校長先生に聞く「グローバル教育のビジョン」 

文京学院大学女子中学校

「日常がグローバル」な環境で
世界標準の学力と人間力を養う

アオバジャパン・インターナショナルスクール生と共に活動する「アフタースクールプログラム」内の科学実験で、協働して熱気球を作りました。「多様な生徒と交流し、日本にいながらにして異文化体験ができる、グローバルな環境が整っています」(中学校校長/島田先生)

アオバジャパン・インターナショナルスクール生と共に活動する
「アフタースクールプログラム」内の科学実験で、協働して熱気球を作りました。
「多様な生徒と交流し、日本にいながらにして異文化体験ができる、
グローバルな環境が整っています」(中学校校長/島田先生)

 校訓『誠実・勤勉・仁愛』を基盤に、『自立と共生』をめざす教育を実践している同校。インターナショナルスクールとの教育連携など、多様性を広げる取り組みにも注目です。

グローバルな環境で
多様性を「楽しむ」心を育てる
3つのビジョン
  1. 多様性を楽しむグローバルマインドの育成
  2. 知識を深め、発信力を高める
    世界標準の英語力の育成
  3. 伝統を受け継ぎ
    自国の文化へ理解を深める伝統教育
中学校校長 島田美紀先生中学校校長
島田美紀先生

『女性の自立』を掲げて、1924年に創立された文京学院大学女子。同校のグローバル教育の特徴について、高等学校校長の清水直樹先生と中学校校長の島田美紀先生は次のように話します。

「本校では95周年を迎えた2020年度に、『世界標準の学力と人間力』を教育ビジョンとして掲げました。実践的な英語力とバランスよく習得した知力、多様性を理解し、違いがあって当たり前の環境を『楽しむ』人間力。これらを育む教育が、本校のさまざまな取り組みに反映されています」(清水先生)

「グローバル教育とは、単に海外へ行って学ぶことではありません。多様な価値観への共感力を、日々の暮らしのなかでも養い、生きる力を育むことが必要です。学力と人間力が必要になるのはもちろん、トラブルも含めてその環境を楽しむことが大切です。校内にいても、バックグラウンドが異なる人はたくさんいます。他者を尊重する姿勢は、海外に出る人だけでなく、誰にとっても必要不可欠なものと考えています」 (島田先生)

 同校では、女子校ならではの良さを活かしつつ多様性にも触れられるよう、2020年度に国際バカロレア(IB)認定校であるアオバジャパン・インターナショナルスクールと教育連携を結びました。

「IBの知見など私たちにはない強みをもつ学校と、互いの良さを活かしたいという思いがありました。そこで本校の敷地内への誘致を行ったのです。アオバには当然、男子生徒もいますし、外国にルーツをもつ生徒、海外生活が長かった生徒もいて、多様性が一気に広がったと実感しています」(清水先生)

「時には、失敗を恐れて挑戦できない本校の生徒に、アオバの生徒が『失敗しても大丈夫』と言葉や行動で背中を押してくれることもあります」(島田先生)

 部活動を通した国際交流も活発です。強豪である同校のバレーボール部やサッカー部には海外のチームから交流試合の誘いが多くあり、昨年、一年間だけでもアメリカ、オーストラリア、台湾、フィリピンなど、多様な国と交流試合を行ってきました。

「相手校の生徒に、構えることなく、英語で話しかける生徒もいます。少しでも『通じ合えた』という経験が自信になり、『もっと話したい』と英語学習へのやる気を高めるきっかけにもなっています」(島田先生)

 また、エジプトやマダガスカルなど多彩な国のJICA(国際協力機構)教育視察員の方が、1週間ほど滞在する機会もあります。同校では多彩なグローバルプログラムのほとんどを、希望制で実施しているのも特徴です。

「枠にはめ、教員が『やりなさい』と指示をしてしまうと、生徒のモチベーションは上がりません。手を挙げた生徒の背中を押すことが教員の役割です。多種多様な選択肢を用意しているので、たくさんチャレンジして、たくさん『失敗』も経験してほしいですね」(清水先生)

「知識と尊重」を基盤とする
「仁愛」の心の育成
高等学校校長 清水直樹先生高等学校校長
清水直樹先生

 グローバル教育を通して、生徒にどんな力を養ってほしいかを伺いました。

「私が日頃から生徒たちに伝えているのが、グローバル社会では『知識と尊重』が必要だということです。互いの違いを理解するためには、各国の歴史や文化、社会的背景などの知識が必要ですし、違いを尊重する心も大切です。本校の生徒たちは、違いを受け入れる柔軟な心をもっています。それを大切に育むことができる環境を用意しています」(清水先生)

「本校の校訓は『誠実・勤勉・仁愛』ですが、なかでも大切なのは、人を慈しみ相手を思いやる『仁愛』の心です。生徒には、生きる力を培って自分の好きなことを見つけてほしいと願っています。同時に『仁愛』の心を具現化し、社会が少しでもよくなるように貢献してほしいと期待しています」(島田先生)

Point
多様な人と協働する機会がたくさん!
多彩な教育提携で活動の幅が広がる
「藍 indigo project」では、藍染め体験のほか、海洋ごみを素材にしたアート制作も。「藍 indigo project」では、藍染め体験のほか、海洋ごみを素材にしたアート制作も。

 隣接するアオバジャパン・インターナショナルスクールとの教育提携により、放課後にクッキング、アート、ダンス、バンドなど、多様な課外活動を協働で行う「アフタースクールプログラム」のほか、部活動や、同校の茶道や華道の講座にアオバの生徒が参加することもあります。

 また、神奈川県藤沢市と連携した共通教育プログラム「藍 indigo project」も2022年度からスタート。藍左師の守谷玲太さん監修のもと、サステナブルをキーワードに湘南地域の環境問題や社会問題を考え、その成果を、藍を使った多種多様なアート作品として表現・発信しています。

ココに注目!
将来への夢を育むタイ科学交流
期間を選べる留学制度も
今年で12年目を迎えるタイとの相互交流。参加した生徒たちは、英語が堪能なタイの高校生から大いに刺激を受けるそうです。今年で12年目を迎えるタイとの相互交流。参加した生徒たちは、英語が堪能なタイの高校生から大いに刺激を受けるそうです。

 同校がスーパーサイエンスハイスクールとして指定を受けた2012年度から、毎年タイの科学高校と連携して『科学交流研修』を実施しています。高校・理数コースの高2生から希望者を選抜し、6月にタイの生徒を同校に招き、12月には同校の生徒がタイの高校に出向いて、1週間程度を目途に、互いの学校で授業を受けます。

「自分たちの研究を英語でプレゼンし、質疑応答を行います。タイでの研修をきっかけに『研究者になりたい』という目標をもつ生徒も少なくありません」(中学校校長/島田先生)

 このほか、ニュージーランドやオーストラリアなど海外の多数の現地校と姉妹校提携を結んでおり、1週間の語学研修から、1カ月間、3カ月間、1年間と滞在期間を選択できる留学制度も用意されています。

(この記事は『私立中高進学通信2025年7月号』に掲載しました。)

文京学院大学女子中学校  

〒113-8667 東京都文京区本駒込6-18-3
TEL:03-3946-5301

進学通信掲載情報

進学通信 2025年7月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ